フミのビデオ日誌
2月×日 「2LDK」(02、日、堤幸彦)をみる

足立 フミ

 女子同士のケンカと言うのは、発生の源は何でも良いらしく、この映画では「あたしのピュア・ イン・コラーゲン飲んだでしょ」が元で殺し合いにまで発展します。
 女子同士の友情は本当に信用ならない。
 元々価値観や趣味など、大幅にズレのある二人が一緒に暮らし、しかも職業上(女優とアイドル)ライバルになり得る関係にあります。
どことなく線の太い=毛深そうな女優、野波麻帆と小池栄子の殺し合いですから、そりゃあ見ごたえはたっぷりです。
 日常会話の中から相手の弱点を把握しておくという事は、いざ殺し合いになると、こうも役立つものかと感心しました。
 小池は野波が何気なく言った「井草アレルギーなんだぁ、あたし」というセリフを聞き流さず、 女優の命である顔を井草のかたまりである
畳にこすりつける。もう文句の付けようのないやり口で先手を奪い、攻撃の主導権を握ります。 プロレスも殺し合いも相手の弱点から攻めるというのは常套手段。肉体的にも精神的にも追い込んだ小池に、 闘いの組立という点では分があったのではないでしょうか。
 一方野波は、精神的ダメージは与えられなかったものの、チェーンソーなど殺人道具をフル稼働させ攻撃。 明かに死に至らせる事のみが目的というダイレクトさがビシビシ伝わって来て本当に頼もしい限りです。
 チェーンソーにも顔面パンチにも、果ては水をはった浴槽の中での電撃でさえ死ななかった小池が唯一「痛い、痛い」 と明らかに効いている素振りを見せたのが、1枚づつ投げつけられる小判だった所には人間の弱さを感じました。人間は小銭には弱いものです。 私も弱いです。
 小銭最強!

2005/04/30/07:30 | BBS | トラックバック (0)
足立文 ,フミのビデオ日誌
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