フミのビデオ日誌
1月28日「折り梅」(02、日、松井久子)を観る
「折り梅」を見ておばあちゃんの思い出に苦笑

足立 フミ

 認知症(痴呆症)には色々なタイプがあり、子供にかえってしまったり、今までの抑圧が噴出したりとさまざまなようです。
 ちなみにうちのおばあちゃんも入院中にボケが進み、その様子は大変興味深かった事を覚えています。
 何せ感情を素直に出すようになったので、他の入院患者(もちろんジイさんに限る)がドアの向こうへ見える度に、自分の布団の隣を空け 「ここ来い! ここ来い!」 と余りにストレートに誘いをかけるため病院でちょっとした名物になりました。
 またある時は、ママの事を指差して「ミカンだ!」と言い、私の事を忘れ去ったにも関わらず、お兄ちゃんの事はしっかり覚えており 「シンちゃんはハンサムだ」と涙まじりに拍手喝采し、おもむろにお小遣いを握らせようとしたり、それは苦笑が絶えなかったものです。
 実際に自宅介護という事になれば、苦労は大変なもので、この映画で描かれていた家族などは、 むしろ理想に近いくらいなのだと思います。とは言え、 梅の花はきれいだったし、家族の絆がいとも簡単に強まる様子は見ていて清々しささえ感じ、何となく優しい気持ちになるものです。
 ちなみに私の大学時代の専攻は社会福祉。同級生達が「ヘタなOLやるくらいならオムツかえてる方がずっとやりがいがある」 という立派な言葉を残しながら就職していく中、ヘタなOLさえもやらずにここまで来た自分をちょびっと反省しました。

2005/04/30/08:50 | BBS | トラックバック (0)
足立文 ,フミのビデオ日誌
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