「蒼き狼 地果て海尽きるまで」が3/3に初日を迎え、大ヒットに向けて好スタートを切った。丸の内ピカデリー１には、 豪華キャストが終結し、初日舞台挨拶を行った。チケットは即完売。10代の若者から幅広い客層が劇場につめかけた。
1回目の上映には安倍晋三総理大臣・昭恵婦人がご高覧され、ステージ上の役者陣に手を振って答えた。

　上映終了後、首相からは『馬の疾走シーンと、親子の絆がとても印象的でした。2万7千人のエキストラ、 モンゴルの全人口が250万人ですので、その約1％が撮影に集まっているというのはすごいことです。先日お会いした、エンフバヤル・ モンゴル国大統領も期待をしておりました。この映画を機にたくさんの人たちがモンゴルに行くのではないでしょうか。 日本とモンゴルの友好につながるスケール感のある作品だと思います。』とのコメントが寄せられ、 迫力ある画面を堪能されたようだった。

　また、舞台挨拶では、角川春樹氏が、『今まで67作品映画を撮ってきた中、 男たちの大和が自分の中で一番の映画だったが、今は蒼き狼が一番で、最高のエンターテインメント作品だ！』、 主演の反町隆史は、『皆で一丸となって作った映画です。生きることの意味を感じ、 大切な人と一緒に観て話して欲しい』、と語った。

同作配給の松竹では、全国主要25館の3回目までで、05年角川春樹製作「男たちの大和/ YAMATO」動員対比が118% （蒼き狼11652人、男たちの大和9291人）なので、興収50億円超えが見込める、とコメントしている。また、 海外配給も６０カ国決定と発表しており、文字通り全世界へ向けた映画となる。