新作情報

犯人に告ぐ1

幕は上がった。主役は、お前だ――

犯人に告ぐ

10月27日(土)より、全国順次ロードショー!

INTRODUCTION

豊川悦司主演、ベストセラー小説待望の映画化!

日本中を震撼させた連続児童殺害事件
行き詰まった警察は、テレビを利用した捜査を決行!
カメラの前に立つ刑事に注がれる何億もの視線――犯人はこの中にいる!

犯人に告ぐ2刊文春2004ミステリーベストテン第一位、2005年大藪春彦賞受賞など数々の栄誉に輝く雫井脩介原作のベストセラー小説「犯人に告ぐ」。横山秀夫、福井晴敏、伊坂幸太郎ら今をときめく作家達も大絶賛、著名人をはじめ多くの読者が愛読、早くから映画化を熱望する声が寄せられ、各社からも映像化のオファーが殺到した。
初の恋愛小説「クローズド・ノート」も今秋映画化と、目が離せない注目の作家・雫井脩介。彼の代表作「犯人に告ぐ」が満を持して、映画化!

心に傷を負った刑事VS姿なき犯人
1億3千万人=全国民が観客の
かつてない大胆な【劇場型捜査】が始まる!

崎でおきた連続児童殺害事件。〈BADMAN〉(バッドマン)と名乗りテレビに脅迫状を送りつけた犯人は、3件目の犯行後、表舞台から姿を消す。膠着した捜査に警察は、捜査責任者をテレビに出演させ、犯人に直接語りかける【劇場型捜査】を決断。
その命を受けたのは刑事〈巻島〉。6年前の誘拐事件で犯人を取り逃がし、人質の男児を殺され、記者会見でマスコミの糾弾をうけて失脚した男。犯人を挑発する巻島の発言に、報道は過熱し、非難の声が日本中にわきあがる!さらに日本中を巻き込む捜査の舞台裏では、警察、マスコミそれぞれの思惑がうごめき、絡まりあう。
緊迫の【劇場型捜査】を映画ならではの迫力で展開!緻密に描かれた人間ドラマと相まって、息つく間もない本格エンタテインメント映画として登場!

豊川悦司、初の刑事役!心に傷を負った刑事〈巻島〉を熱演!

役の刑事〈巻島〉を演じるのは、数々の話題作に出演する豊川悦司。本作に加え、『サウスバウンド』『椿三十郎』も立て続けに公開と、その人気と実力をみせつける。『愛の流刑地』『日本沈没』『フラガール』など幅広いジャンルの作品に出演し、確かな演技力で様々なキャラクターを演じてきた豊川悦司だが、意外にも刑事役は本作がはじめて。心に傷を負いながらも世間にその身を晒し、犯人を追いつめる〈巻島〉を熱演。

豊川悦司の新たな魅力が溢れだす!
豪華キャスト、スタッフの火花散る競演

犯人に告ぐ3演の豊川悦司を囲むのは豪華な役者陣。巻島と因縁を持つ県警本部長〈曾根〉には重厚な存在感をみせる石橋凌。巻島の上司、野心家のエリート警視〈植草〉には、若手実力派小澤征悦、巻島を支える老刑事〈津田〉に日本アカデミー賞助演男優賞受賞の名優笹野高史。そして片岡礼子、井川遥、松田美由紀といった女優陣が顔をそろえる。スリリングな展開に引きこまれる脚本を手掛けたのは、『LIMITOFLOVE海猿』『HERO』など数々の大ヒット作を送り出した福田靖、硬質な緊迫した映像は『蟲師』をはじめ多くの作品でその力を発揮しているキャメラマン柴主高秀、そして、その力強い演出によって見事に傑作を作り上げたのは、『樹の海』で第25回藤本賞新人賞を受賞した瀧本智行監督。本作は、2004年に東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門作品賞・特別賞を受賞した監督デビュー作『樹の海』に続く2作目となる。

現代社会の抱える問題を浮き彫りにした、
リアルな緊迫感と感動

察内部の軋轢、報道の姿勢、メディアの影響力、動機の見えない殺人、被害者家族の苦悩、と現代社会の抱えるひずみが描かれる『犯人に告ぐ』。こうしたディテールのひとつひとつを丁寧に描き、現在の社会の陰の部分をしっかりと映し出すことによって、リアルな緊迫感と感動を生み出すことに成功している。

【劇場型捜査】について
●"劇場型犯罪"に対して本作で作られた造語。
"劇場型犯罪"とは、1984年「かい人21面相」で有名なグリコ・森永事件ではじめて日本で使われた言葉だという。実行犯が主役、マスメディアや世間が観客といった構造をもった犯罪のことで、そのはじまりは1888年に犯行予告を新聞社に送ったロンドンの切り裂きジャックと言われている。内容の本質にかかわらず、そのセンセーショナルさに人々が見世物として楽しむ行動が見受けられるのが"劇場型"という表現の前提となっている。
●劇中、"劇場型捜査"は、テレビを使って人々の関心をよび情報を集めることが当初の目的だった。この「不特定多数から広く情報をあつめる」という捜査方法は、隣人の顔も知らない希薄な人間関係の現代社会では注目されており、現実に2007年4月1日には、「捜査特別報奨金制度(公的懸賞金制度)」が警察庁により導入された。

製作秘話や製作報告記者会見レポートなど情報満載の公式サイトも要チェック!

MESSAGE

原作者雫井脩介が観た、映画『犯人に告ぐ』

『犯人に告ぐ』は、現実ではまず目にすることはないだろう事件捜査の奇策を扱った物語ですが、同時に、一人の刑事の生き方を描いた物語でもあります。事件・組織・マスコミという大きなものに否応なく呑み込まれてしまった主人公が、やがては自分の手で自分を取り戻していくという話です。
 その主人公・巻島役を演じるのは豊川悦司さん。劇中ではもちろん、個性豊かな俳優さんたちが脇を固めてドラマを盛り上げているのですが、やはり何と言っても観る者に圧倒的に迫ってくるのは、豊川さんの存在感であり、その熱演ぶりではないでしょうか。
 特に、捜査の大詰めで、ニュース番組に出演した巻島が犯人に呼びかけるシーンは、ぞくりとするほどの迫力に満ちています。ほかにもドロップアウトの心情を表現する長髪や、捜査が進むにつれ鋭さを増す表情など、随所に見える役作りへのこだわりが、この映画の魅力そのものになっていると思いました。

Story

犯人に告ぐ4BADMAN これはお前のための番組だ――
6年前、少年誘拐事件の不手際により足柄署へ異動させられた巻島(豊川悦司)は、妻子との穏やかな日々を過ごしながらも、事件を忘れられずにいた。ある日、県警本部から呼び出された巻島は、捜査が難航していた川崎連続児童殺害事件の捜査責任者としてテレビに出演しろと命じられる。それは、6年前の事件の会見で大失態を演じ、テレビの怖さを痛感している巻島だからこそ可能な、前代未聞の【劇場型捜査】だった。かくして、特別捜査官として任を受けた巻島は、テレビで世間を挑発し、3件目の犯行後に姿を消した〈BADMAN〉と名乗る犯人を逮捕すべく、捜査の指揮をとることになる。
巻島は、かって犯人を批判したことでBADMANから脅迫状を送りつけられたことがある、キャスター早津名奈(井川遥)の番組"ニュースナイトアイズ"に生放送出演し、番組を通じてBADMANと直接対話したいと発言する。打ち合わせになかったその発言は、メディアを通じて様々な波紋を広げていく。時とともに過熱していく報道合戦、日本中からわきあがる非難の声また声!全国民が見つめる中、巻島は姿なき犯人を真っ直ぐに見据えて言い放つ。「犯人に告ぐ。お前はもう逃げられない。今夜は震えて眠れ――」

C R E D I T

出演:豊川悦司、石橋凌、小澤征悦、笹野高史、片岡礼子、井川遥、松田美由紀、崔洋一、石橋蓮司
監督:瀧本智行『樹の海』 原作:雫井脩介「犯人に告ぐ」(双葉社刊) 脚本:福田靖『HERO』
撮影:柴主高秀『蟲師』  音楽:池頼広『ただ、君を愛してる』
2007年 / 日本 / 117分 / ビスタ / ドルビーSR
制作:東宝 製作:WOWOW、ショウゲート 配給:ショウゲート
WOWOW FILMS第一弾  (c)2007「犯人に告ぐ」製作委員会
http://www.hannin.jp/

10月27日(土)より、全国順次ロードショー!

2007/10/06/20:57 | トラックバック (0)
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