ボリス・バルネット監督作品特集

映画を面白くした男、
ボリス・バルネット監督が手がけた3作品を上映。

国境の町青い青い海諜報員

料金
一般＝1000円アテネ・フランセ文化センター会員＝600円
※アテネ・フランセ文化センター会員入会をご希望の方は登録が必要になります。
登録料：一般1500円　アテネ・フランセ学生1000円 (2008年8月まで有効)
■各回入れ替え制　 ■全作品日本語字幕付き
■主催アテネ・フランセ文化センター
■協力エイゼンシュテイン・シネクラブ（日本）　国際シネマ・ライブラリー
http://www.athenee.net/culturalcenter/

2007年11月8日(木)～11月10日(土)(3日間)

11月8日(木)	14：40「諜報員」(97分)　16：50「国境の町」(96分)　19：00「青い青い海」(71分)
11月9日(金)	15：10「青い青い海」(71分)　16：50「諜報員」(97分)　19：00「国境の町」(96分)
11月10日(土)	14：10「国境の町」(96分)　16：20「青い青い海」(71分)　18：00「諜報員」(97分)

11月8日(木)16：50～ / 11月9日(金)19：00～ / 11月10日(土)14：10～

国境の町 Окраина　(1933年 / 96分)

【監督】【脚本】ボリス・バルネット【原作】【脚本】コンスタンティン・フィン【撮影】ミハイル・キリロフ,Ａ・スピリドノフ【音楽】セルゲイ・ワシレンコ
【出演】エレーナ・クジミナ,セルゲイ・コマーロフ,ハンス・クレーリング,アレクサンドル・チスチャコフ

第一次世界大戦、そしてロシア革命の波がドイツとの国境の町へ押し寄せる。昨日まで隣人だったドイツ人が、敵の手先に見えてくる。はたして国や民族をこえた友愛は可能なのか。国境の町の人びとの心はさまざまに揺れる。今なお続く戦争の世紀に通底する問題を投げかけるとともに、バルネットのリリシズムがあふれた名作。

11月8日(木)19：00～ / 11月9日(金)15：10～ / 11月10日(土)16：20～

青い青い海
У Самого Синего Моря　(1935年 / 71分)

【監督】ボリス・バルネット【脚本】クリメンティ・ミンツ【撮影】ミハイル・キリロフ【音楽】Ｓ・ポトツキー
【出演】ニコライ・クリューチコフ,レフ・スヴェルドリン,エレーナ・クジミナ

カスピ海で嵐にあって難破した船の乗組員二人がたどりついた海辺の村。激しい嵐にも関わらず二人はケガひとつなく、コルホーズの美少女マリアをたすけて働き始めるが、やがてマリアをめぐってライバルに……。カメラがとらえた見事な海の表情を背景に、歌と踊りにのせて展開するロマンティックなミュージカルコメディ。

11月8日(木)14：40～ / 11月9日(金)16：50～ / 11月10日(土)18：00～

諜報員
Подвиг　разведчика　(1947年 / 97分)

【監督】ボリス・バルネット【脚本】ミハイル・ブレイマン,コンスタンチン・イサーエフ,ミハイル・マクリャルスキー【撮影】ダニール・デムツキー【音楽】ドミトリー・クレバーノフ,オスカル・サンドレル
【出演】パーヴェル・カドチニコフ,ミハイル・ロマノフ,ヴィクトル・ドブロヴォリスキー,アムヴロシー・ブチマ

第二次世界大戦のさなか、ソ連の諜報員(スパイ)フェドートフは、ドイツ軍の極秘情報を手に入れるため、ドイツに潜入する。巧みな作戦でドイツ軍上層部に食い込み、ついに核心の情報へたどりつく。はたしてこの情報を無事に持ち帰ることができるのか。ヒッチコックの映画を思わせるスリルとサスペンスに満ちた作品。

料金

一般＝1000円アテネ・フランセ文化センター会員＝600円
※アテネ・フランセ文化センター会員入会をご希望の方は登録が必要になります。
登録料：一般1500円アテネ・フランセ学生1000円(2008年8月まで有効)
■各回入れ替え制 ■全作品日本語字幕付き
http://www.athenee.net/culturalcenter/