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王兵(ワン・ビン)監督
『鉄西区』特別上映会

年10月の山形国際ドキュメンタリー映画祭において、最新作『鳳鳴(フォンミン) — 中国の記憶』がロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)を受賞した中国陝西省出身の映画作家王兵(ワン・ビン)。この受賞を記念して、前々回の同映画祭で大賞を受賞した上映時間9時間を越える王兵監督の大作『鉄西区』を特別上映します。

鉄西区1鉄西区2鉄西区3

鉄西区 Tie Xi Qu West of Tracks 2003(545分)

監督・撮影・編集/王兵(ワン・ビン) 録音/韓冰(ハン・ビン)、陳晨(チェン・チェン)
編集顧問/林旭東(リン.シュイトン) 製作/珠珠(ズゥ・ズゥ)
山形国際ドキュメンタリー映画祭2003 ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)受賞作品
第1部:「工場」(240分) 第2部:「街」(175分) 第3部:「鉄路」(130分)

斜陽にあえぐ中国東北部藩陽にある重工業地帯、鉄西区。この街で暮らす工業労働者と家族の人生、愛、職、野心、不満を、三部構成で9時間をかけて探求していく。改革とリストラ、工場倒産に閉鎖。昔ながらの町が壊され住民は移住する。国営企業と社員の間の移ろいやすい力関係。国が急ぐ近代化への猛進が労働者階級の家庭にどのような変化を及ぼしたのか、映画は力強く論評する。

12月15日(土)に蓮實重彦氏による記念講演と王兵(ワン・ビン)監督作品「鳳鳴(フォンミン) — 中国の記憶」(山形国際ドキュメンタリー映画祭2007/ロバート&フランシス・フラハティ賞大賞受賞作品)の特別上映があります。 (作品の上映日程はこちら。)

料金
一般=1回券1300円/3回券3000円 アテネ・フランセ文化センター会員=1回券800円
※アテネ・フランセ文化センター会員入会を ご希望の方は登録が必要になります。
登録料:一般1500円 アテネ・フランセ学生1000円 (2008年8月まで有効)
■各回入れ替え制
■主催 アテネ・フランセ文化センター /シネマトリックス
■共催 映画美学校
■協力 特定非営利活動法人山形国際ドキュメンタリー映画祭

2007年12月1日(土)~12月15日(土)(13日間/日曜休館)

MESSAGE
2004年春の特別上映時のメッセージ

『鉄西区』の出現はデジタルカメラを使った世界初の思想表現ともいえる大事件なのだ
佐藤真(ドキュメンタリー映画作家)

 中国東北地方の斜陽の街角から、突然彗星のごとく出現した『鉄西区』は、立派なひとつの事件である。それは、たったひとりで3年間、デジタルカメラで堂々9時間を越える大作長編を作り上げた、真に革新的なドキュメンタリー出現の衝撃ばかりではない。ダイレクトシネマの方法論的蓄積を批判的に継承しながら、親和力溢れる透明なカメラアイを確立した点にある。
 王兵(ワン・ビン)のカメラの対象との距離のとり方には、ワイズマンの冷徹さとも小川紳介の親密さとも違う、柔和な透明さがある。それは、溢れんばかりの情熱を内に秘めながら、木偶坊の如く微笑んで、小さな小さなデジタルカメラをそっと構えているという感じなのだ。
 グローバリゼーションの嵐に揺れる世界の激変を、藩陽の鉄工場の街に視座を据えて冷徹に切り取ろうという深遠な思想がこの大長編の隅々に漲っている。その意味で、この『鉄西区』の出現はデジタルカメラを使った世界初の思想表現ともいえる大事件なのだ。

2004年春の特別上映時のメッセージ

「今、あなたたちは深淵に触れる、またとない機会を手にしている」
ペドロ・コスタ(映画作家)

始まりは何もかもが神秘的。
終わりは何もかもが政治的。
中国の映画作家王兵(ワン・ビン)はこのことを、とてもよくわかっているし、痛切に感じている。彼は、複雑に入り組んだカタコンベのような精神生活の奥深くへと進むことによって、革命が存立することを知っている。
革命を起こすのは「外側」にいる人間ではない。「内側」にいる人間だ。
Brothers and sisters of Tokyo!
今、あなたたちは深淵に触れる、またとない機会を手にしている。
さあ、王兵の『鉄西区』を見に行くのだ!
Run, Run, Run, 急げ、走れ、駆けつけろ!

スケジュール
12月1日(土) 13:20~第一部(240分)
18:00~第二部(175分)
■記念講演と上映 12月15日(土)
16:00~
講演「『鉄西区』と『鳳鳴(フォンミン) — 中国の記憶』をめぐって」
講師:蓮實重彦(映画批評家/山形国際ドキュメンタリー映画祭2007審査委員長)
17:00~
上映「鳳鳴(フォンミン) — 中国の記憶」2007(183分) 監督/王兵(ワン・ビン)
山形国際ドキュメンタリー映画祭2007 ロバート&フランシス・フラハティ賞(大賞)受賞作品
12月3日(月) 14:20~第三部(130分)
17:00~第一部(240分)
12月4日(火)
15:00~第二部(175分)
18:30~第三部(130分)
12月5日(水) 12:20~第一部(240分)
17:00~第一部(240分)
12月6日(木) 14:00~第二部(175分)
17:30~第二部(175分)
12月7日(金) 15:50~第三部(130分) / 18:30~第三部(130分)
12月8日(土) 13:20~第一部(240分) / 18:00~第二部(175分)
12月10日(月) 18:30~第三部(130分)
12月11日(火) 13:20~第一部(240分) / 18:00~第二部(175分)
12月12日(水) 14:20~第三部(130分) / 17:00~第一部(240分)
12月13日(木) 15:00~第二部(175分) / 18:30~第三部(130分)
12月14日(金) 13:20~第一部(240分) / 18:00~第二部(175分)
12月15日(土) 13:10~第三部(130分) / 16:00~記念講演と上映

料金

一般=1回券1300円/3回券3000円 アテネ・フランセ文化センター会員 =1回券800円
※アテネ・フランセ文化センター会員入会を ご希望の方は登録が必要になります。
登録料:一般1500円 アテネ・フランセ学生1000円 (2008年8月まで有効)
■各回入れ替え制

■主催 アテネ・フランセ文化センター /シネマトリックス
■共催 映画美学校
■協力 特定非営利活動法人山形国際ドキュメンタリー映画祭

2007年12月1日(土)~12月15日(土)(13日間/日曜休館)

2007/11/28/20:10 | BBS | トラックバック (0)
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