新作情報

怖ろしくも、哀しく、美しい12歳の初恋

ぼくのエリ

200歳の少女

http://www.bokueli.com/

公開初日の7月10日(土)、2週目の7月17日(土)の初回に限り、銀座テアトルシネマにてブレンドティーや特製リフレクターがもらえる来場者特典も実施!

7月10日(土)より、銀座テアトルシネマ他全国順次公開!

INTRODUCTION

孤独な少年が初めての恋に落ちた。
その相手の謎めいた少女は12歳のまま、
時を超えて生き続けるヴァンパイアだった。

『ぼくのエリ 200歳の少女』1遊び盛りの12歳なのにひとりも友だちがいない少年オスカーが、初めての恋に落ちた。しかし彼の心を射抜いたエリは、知れば知るほど謎が深まる少女だった。オスカーの家の隣に引っ越してきたばかりのエリは、ぼさぼさの黒髪に青白い顔をしていて、いつも夜にしか姿を現さない。学校に通っている様子もなく、オスカーと同じ12歳だというのに自分の誕生日を知らないという。

エリとの出会いと時同じくして惨たらしい殺人事件が続発し、町に不穏な空気が流れるなか、オスカーは自らを取り巻く世界が一変するほどの重大な秘密を知ってしまう。それはエリがとっくの昔から12歳だった、という衝撃の真実。何とエリは町から町へと移り住みながら人間の血を吸い、200年間も生きながらえてきたヴァンパイアだったのだ……。

北欧の国スウェーデンが生んだ『ぼくのエリ 200歳の少女』は、まぎれもなく近年最も世界中を驚嘆させた映画のひとつに数えうる話題作である。トライベッカ国際映画祭の最優秀作品賞、シッチェス国際映画祭の金賞を始め、欧米&アジアを股にかけて実に60もの賞を獲得。さらにはハリウッドがすかさずリメイク※注の製作に着手するなど、世界各国でとどまることを知らない大反響を呼び起こしてきた。そうした海外からのニュースを聞きつけ、多くの映画ファンが公開を待ちわびていた噂の一作が、いよいよ日本への上陸を果たす。

※注ハリウッド・リメイク版の原題は『LET ME IN』。『クローバーフィールド HAKAISHA』のマット・リーヴスが監督、『ザ・ロード』のコディ・スミット=マクフィーと『500(日)のサマー』のクロエ・モレッツが主演という布陣で、今秋10月上旬の全米公開が決定している。

思春期の入り口をさまよう少年少女の
恐ろしいほど切なく、危ういほど美しい
〈目覚め〉を見つめた奇跡のメルヘン

『ぼくのエリ 200歳の少女』2〈スウェーデンのスティーヴン・キング〉との異名を持つヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストのベストセラー小説「モールス」を、原作者自身の脚色によって映画化した『ぼくのエリ 200歳の少女』は、いじめられっ子の少年の淡くみずみずしい初恋物語として幕を開ける。ところが相手の少女が暗闇にしか生きられないヴァンパイアだったため、この〈ボーイ・ミーツ・ガール〉ストーリーは誰も予想すらしない方向へとうねり出す。やがてふたりの禁断の恋は、雪の降り積もった森や夜道を血に染める惨劇を引き起こしながら、まだあどけない少年の内なるセクシュアリティを目覚めさせていくのだ。

北欧の風土に根ざした愁いを帯びた詩情、ぞっと背筋の凍りつく恐怖とサスペンス、初恋の甘酸っぱい切なさと痛み。そんな意外性に満ちた取り合わせのエッセンスが繊細に溶け合ったこの映画は、この世で独りぼっち同士の無垢な少年と孤高のヴァンパイア少女がめぐり合い、永遠の友情を育んでいこうとする様を感動的に映し出す。オスカーとエリの息遣いや心臓の鼓動、ぎこちない抱擁の肌触りを観る者に伝えつつ、生臭い血の味がするファースト・キスの官能までも剥き出しにしてみせる大胆さ。はかない思春期の入り口をふわふわと浮遊する少年少女の危ういほど美しい瞬間を、このうえなく豊かに、神秘的に、スリリングに刻み込んだ珠玉のメルヘンが誕生した。

北欧映画ならではのリリカルな映像世界
そして愛おしさを誘ってやまない
子役たちの驚異の演技力とピュアな存在感

『ぼくのエリ 200歳の少女』3リンドクヴィストの原作小説を読んで深い感銘を受け、その映画化に挑んだ監督は、これが本邦初登場となるトーマス・アルフレッドソン。感傷に溺れないリアリスティックな眼差しを少年少女に注ぎ、彼らの感情の揺らめきを雪白の情景やガラス窓に投影させた演出力は特筆に値する。卓越した撮影、美術、音楽にも支えられた透明感あふれる映像世界には、『長ぐつ下のピッピ』『やかまし村の子どもたち』『ロッタちゃん はじめてのおつかい』など、良質で愛くるしい児童映画を世に送り出してきたスウェーデン映画界の伝統が脈々と息づいているかのようだ。

まさしく北欧的美少年たる金髪のオスカーに扮したカーレ・ヘーデブラント、黒髪にとびきり大きな瞳が印象深いエリ役のリーナ・レアンデションという小さな主演俳優ふたりの傑出した表現力にも圧倒されずにいられない。彼らが体現した生と死の狭間のラブ・ストーリーは、ヴァンパイア版『小さな恋のメロディ』ともいえるリリカルでメランコリックな輝きを放っている。

7月10日(土)より、銀座テアトルシネマ他全国順次公開!

MESSAGE

著者からの手紙

原作・脚本/ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
1968年、ストックホルム郊外のブラッケベリ生まれ。マジシャン、スタンドアップ・コメディアン、シナリオライターなど多彩な経歴を持つ。04年に発表した「モールス」(『ぼくのエリ 200歳の少女』原作)で作家デビュー。05年にはゾンビを題材にした第二作もベストセラーとなった。「スウェーデンのスティーブン・キング」の異名をとる。「モールス」はドイツ、北米など12カ国以上で出版され世界的なベストセラーとなっている。

『ぼくのエリ 200歳の少女』4『ぼくのエリ 200歳の少女』5この脚本では、愛の力で暗闇から救出される事について描いた。深く潜り込んだ所で、突然助け出されたのだ。全く予想していなかった所へ差し伸べられた救いの手。オスカーという名の少年の事だ。日常的に脅され、崩壊した家庭で育った彼の人生は、地獄に等しい。オスカーは12歳。復讐したいと思っている。

何よりも、これはラブストーリーだ。エリの愛がどうやってオスカーを解き放ったか。そして、彼女がどのようにして彼が自分自身に対し違う見方をするよう導いたのか-恐れる者でも、犠牲者でもない人間として。彼女がどのようにして、自分のために立ち上がる勇気を彼に与えたのか。でも、エリはヴァンパイアだ。本物の、血を吸って生きるヴァンパイアなのだ。この題名は、ヴァンパイアについて私が最も興味深いと思う、その道徳的な側面に触れている。人を捕らえるには、彼らはまず招かれなければならないのだ…。

私が描いた物語は、血だらけで暴力的なものではない。ごく自然に起きる話だが、何よりも私は、未知のものと遭遇した時に人はどう反応するかを表現しようとした。我々の現実は、純粋でもろい。我々は幸せを求めて暮らしている。そして同時に…どんな瞬間でも、そんな漠然とした気持ちが全て奪われる事も有り得る。我々は、没落、モンスター、しんとした静けさといったものから、非常に薄いベールで分けられている。愛も。未知のものも。それが自分の生活に侵入してきた時、何が起きるだろう?私たちはどうするのか?

『ぼくのエリ 200歳の少女』は、1982年、ストックホルム郊外のブラッケベリを舞台とする、激しい暴力、超自然的要素、そしてハッピーエンドの、とてもロマンティックな物語だ。

つまり:
「入っていい?」
「入れてよ。」
「どうぞ。」

ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト/原作・脚本

C R E D I T

監督:トーマス・アルフレッドソン
原作:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『モールス』(ハヤカワ文庫刊)
脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト 撮影:ホイテ・ヴァン・ホイテマ 音楽:ヨハン・セーデルクヴィスト
出演:カーレ・ヘーデブラント,リーナ・レアンデション,ペール・ラグナル

2008/スウェーデン/35mm/スコープサイズ/SRD・DTS/115分/PG12
配給:ショウゲート 提供:ショウゲート、インターフィルム 宣伝:Lem
後援:スウェーデン大使館
(c) EFTI_Hoyte van Hoytema (c)EFTI MMVIII
公式サイト:http://www.bokueli.com/

7月10日(土)より、銀座テアトルシネマ他全国順次公開!

MORSE〈上〉―モールス
  • 映画原作
  • 著:ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト
  • 早川書房
  • 発売日:2009-12-13
  • おすすめ度:おすすめ度4.0
  • Amazon で詳細を見る
MORSE〈上〉―モールス (ハヤカワ文庫NV) [新書]
MORSE〈下〉―モールス (ハヤカワ文庫NV) [新書]
MORSE〈下〉―モールス
  • 映画原作
  • 著:ヨン・アイヴィデ リンドクヴィスト
  • 早川書房
  • 発売日:2009-12-13
  • Amazon で詳細を見る

2010/07/01/20:48 | BBS | トラックバック (0)
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