新作情報
『ザ・ウォード/監禁病棟』

http://ja-jp.facebook.com/kankinmovie.jc

2011年9月17日(土)より、銀座シネパトスほか全国順次ロードショー

INTRODUCTION

鬼才ジョン・カーペンター監督10年ぶりの完全復活
マスター・オブ・ホラーが沈黙を破る!!

『ハロウィン』(79)、『遊星からの物体X』(82)でホラー、SFの金字塔を打ちたてたジョン・カーペンター監督。『ザ・フォッグ』(80)、『ニューヨーク1997』(81)、『ゼイリブ』(88)、『マウス・オブ・マッドネス』(94)など挑戦的なテーマを扱い、画期的なビジュアルエフェクトや自らプロデュースするサウンドを巧みに操り、映画史に数多の軌跡を残してきた。同時に低予算でもアイディア次第で面白い映画が撮れるということを証明してきた。しかし『ゴースト・オブ・マーズ』(02)を最後に、彼は映画を撮らなかった。その間にジョン・カーペンター作品は『ザ・フォッグ』(05)、『アサルト13 要塞警察』(05)を筆頭にロブ・ゾンビ監督による『ハロウィン』(07)『ハロウィンⅡ』(09)など立て続けにリメイクされ、伝説は語り継がれる形となった。撮りたいものが出てくるまでメガホンを取らないジョン・カーペンター。今、10年の時を経て彼が沈黙を破る。完全新作『ザ・ウォード/監禁病棟』は日本公開が10年ぶりとなる待望のジョン・カーペンター復活作なのだ!

『ザ・ウォード/監禁病棟』1『ザ・ウォード/監禁病棟』2

ジョン・カーペンター監督最新作『ザ・ウォード/監禁病棟』の舞台はロボトミー手術が横行していた60年代の精神病棟。そこに収容された一人の女性を中心に、恐ろしい体験を描くショッキング・サイコ・ホラーである。
クリステンは美しい風貌とはうらはらに何か大きな問題を抱えている女性だ。彼女は意識が朦朧とする中、一軒の農家に放火をする。その罪で精神病棟に連れてこられ、病棟の一番奥にあるウォード(監禁病棟)へと収容される。そこには自分と同じ年代と思しき若い4人の女性が精神障害で収容されていた。クリステンが不穏な気持ちのまま夜を迎えるとおぞましい顔をした女性を目撃する。ここには看護士でもなく、患者でもない何か別の存在がいる―。一人、また一人と患者が消えて行く。クリステンは必死の思いで病棟から出ようと試みるが、彼女自身想像し得なかった恐ろしい真実へとたどりつくことになる。

『ザ・ウォード/監禁病棟』3『ザ・ウォード/監禁病棟』4

主演は日本公開も間近の『ドライブ・アングリー3D』(11)でヒロインを務め、『The Rum Diary(原題)』ではジョニー・デップの相手役にも大抜擢されたアンバー・ハード(『ゾンビランド』(10)『スモーキング・ハイ』(08・未))、ハリウッド女優の中でも勢いのあるダニエル・パナベイカー(『13日の金曜日』『Mr. ブルックス 完璧なる殺人鬼』(07)『クレイジーズ』(10))、メリル・ストリープの実の娘でもあるメイミー・ガマー(『いつか眠りにつく前に(07))ほかにもリンジー・フォンセカ(『キック・アス』(10)『オフロでGO!!!!! タイムマシンはジェット式』(10・未))、ローラ・リー、ミカ・ブーレムなど若手気鋭女優が総出演。彼女たちがジョン・カーペンター監督の新章となる本作でかつてない化学反応を引き起こす!

2011年9月17日(土)より、銀座シネパトスほか全国順次ロードショー

Story

1966年。20歳のクリステン(アンバー・ハード)は下着姿のまま森の中を走っていた。一軒の農家にたどり着くとおもむろにマッチを取り出し、迷うことなく放火する。カーテンに点いた火は勢いよく燃え広がりあっという間に農家は炎につつまれた。燃え盛る炎を前に呆然と立ち尽くす彼女を警察官が発見、身柄を拘束する。クリステンは抵抗するもパトカーに押し込まれ、そのままノースベント精神病院へと連れていかれる。

『ザ・ウォード/監禁病棟』5『ザ・ウォード/監禁病棟』6

一糸まとわぬ姿で診察される彼女の体はアザや傷だらけ、そのうえ一切の記憶を失っていた。一通りの身体検査を受けた彼女は特定の患者だけを収容するウォード(監禁病棟)へと連れて行かれ、独房のような病室へと案内される。看護士の話によると、昼間は共有スペースが解放されるが、夜間はウォードで就寝することが義務づけられているとのこと。その日は病室に入るやいなや憔悴しきっていたクリステンはすぐに眠りへと落ちてしまう。

ウォードにはクリステンと同じ年代と見られる女性が4人収容されている。ボロボロになったうさぎのぬいぐるみを抱くゾーイ(ローラ・リー)、華やかだけどどこかツンとした雰囲気のサラ(ダニエル・パナベイカー)、絵を描くのが好きなアイリス(リンジー・フォンセカ)、歌を得意とするエミリー(メイミー・ガマー)。クリステンが彼女たちに病棟のことを尋ねても何も答えてはくれず、不穏な空気の中往診に呼ばれる。自分のことを狂人と認めている彼女たちとは違うと自負していたクリステンだが、担当医ストリンガー(ジャレッド・ハリス)のカウンセリングを受けて初めて気づく。自分の仕業とされる放火を見たことと、自分の名前以外は一切の記憶を失っていたのだ。

『ザ・ウォード/監禁病棟』7『ザ・ウォード/監禁病棟』8

その夜、クリステンはなりふり構わず脱走を試みるも、すぐに看護士に捕まり連れ戻されてしまう。いつの間にか眠っていたクリステン。両手を鎖に繋がれた悪夢にうなされ目を覚ますと、廊下を歩くおぞましい顔をした女の姿を目撃し、言いようもない恐怖に襲われる。この病院では、看護士でも患者でもない何か別のものがいるのではないか…。翌朝その話をしても誰一人として信じてはくれなかった。

不審に思ったクリステンは看護士の目を盗み、院内をくまなく調べるも何も出てはこなかった。しかしその後、シャワー室に一人となったクリステンに恐ろしい悲劇が起こる。人の気配を感じ、振り向くとそこには昨晩見たおぞましい顔の女が突如として現れたのだ。悲鳴を聞きつけた看護士たちには錯乱状態と判断され電気ショック療法を受けさせられてしまう。

その日を境に監禁されていた患者たちが次々と「退院した」という名目で姿を消していく。クリステンは確信する。この病棟には重大な秘密が隠されている――。さらに真相を探るクリステンだったがそこで直面したのは彼女自身、想像し得なかった恐ろしいまでの真実だった……。

2011年9月17日(土)より、銀座シネパトスほか全国順次ロードショー

Staff Profile

ジョン・カーペンター(JOHN CARPENTER):監督/脚本/音楽

ジョン・カーペンターアメリカ、ニューヨーク州生まれ。家族とともにケンタッキー州ボーリンググリーンに移り住み、父親はウェスタン・ケンタッキー大学音楽学部長を務めた。ウェスタン・ケンタッキー大学、次いでロサンゼルスの南カリフォルニア大学映画学部を卒業。07年、ウェスタン・ケンタッキー大学より名誉博士号を授かった。
南カリフォルニア大学映画学部に在学中、SFコメディ短編に取り組み始めた。この作品は後に長編に展開され、『ダーク・スター』(74)となる。長編2作目の『ジョン・カーペンターの要塞警察』(76・未)は、憧れのハワード・ホークス監督へのオマージュでもあり、ホークス監督の『リオ・ブラボー』(59)に基づき都会を舞台にしたリメイク作品である。その後、独創的なホラー作品『ハロウィン』(78)で躍進を遂げる。この作品は、30万ドルの興行収益をあげ、当時のインディペンデント映画のなかで最高額の収益に達した。また、今日までに数多くの続編が作られている。ほかの監督作品に、『ザ・フォッグ』(80)、『ニューヨーク1997』(81)、『遊星からの物体X』(82)、『クリスティーン』(83)、『スターマン/愛・宇宙はるかに』(84)、『ゴースト・ハンターズ』(86)などがあり、これらの内ほとんどの作品で、脚本および音楽も手がける。その後、大手スタジオの力関係に興ざめし、再びインディペンデント作品の制作に取り組む。この時期の監督作品に『パラダイム』(87)、『ゼイリブ』(88)、『マウス・オブ・マッドネス』(94)、『ヴァンパイア/最期の聖戦』(98)などがある。
このほか、共同脚本を手がけた作品に『アイズ』(78)、監督を務めたTV映画に「姿なき脅迫」(78)、頻繁にタッグを組むカート・ラッセルが主演を務めた『ザ・シンガー』(79)などがある。また、TV番組では、三部作「ボディ・バックス」(93)、米ショータイム放送の「マスターズ・オブ・ホラー」(05~)の2つのエピソードなどで監督を務めた。さらに、脚本を手がけた米HBO放送のTV映画「レッド・テキサス」(90)で、ケーブルACE賞を受賞。近作に、共同脚本を担当したビデオゲーム「フィアー3(F.3.A.R.)」(ワーナー・ホーム・ビデオ/デジタル・ディストリビューション)など。

C R E D I T

監督:ジョン・カーペンター 脚本:マイケル・ラスムッセン&ショーン・ラスムッセン
出演: アンバー・ハード,メイミー・ガマー,ダニエル・パナベイカー,ローラ=リー,リンジー・フォンセカ,ミカ・ブーレム,ジャレッド・ハリス
2011年/アメリカ/89分/カラー/スコープサイズ/SRD,SR/原題:THE WARD R-15/字幕翻訳:種市譲二
(c) 2010, Chamberlain Films, LLC. All rights reserved.
配給:ショウゲート 宣伝:プレシディオ×スキップ 協力:ハピネット
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2011/08/25/16:00 | トラックバック (0)
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