ジョージ・ミラー監督記者会見/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
ジョージ・ミラー監督記者会見&オルガ・ミラー (スタント) インタビュー【1/2】

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2015年6月20日(土)全国ロードショー!

(取材:わたなべりんたろう)

オルガ・ミラー インタビュー
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(以下、「マッドマックス」)にスタントで参加したオルガ・ミラーさんのインタビューをお届けする。オーストラリアで俳優、プロデューサーをしている友人の春日さんが「マッドマックス」にエキストラ参加していることから紹介いただいた。春日さん、ありがとうございます。

オルガ・ミラー/『マッドマックス 怒りのデス・ロード』――「マッドマックス」参加の経緯を教えてください。

オルガ スタント・コーディネーターから履歴書等の提出をもとめられたのですが、その段階では何の仕事か分からなかった。「マッドマックス」だとは後からエージェントから連絡があった時に初めて分かったの。

――参加に決まった時の気持ちは?

オルガ とても嬉しかった。10代の時からマッドマックスのファンだったから。新しい「マッドマックス」製作のニュースが出た時は本当に嬉しかったし興奮したわ。

――実際に現場に入ってみてどうでしたか?

オルガ 私が参加したのはシドニーでやった追加撮影で過酷でしたが、本当に楽しめる撮影だったわ。本編の撮影の時は、まだオーストラリアのスタントライセンスを持っていなかったの。 実際、同時期には「グレート・ギャツビー」の撮影に参加してたし、既に忙しかったしね。私がやったスタントはラストのプラットフォーム(車が乗るところ)から落ちるシーンです。現場ではクルーの情熱が凄かったわ。とてもプロフェッショナルだった。本当に本当に素晴らしい時間だった。

――印象的なエピソードがあったら教えてください。

オルガ 「マッドマックス」に出てくる車のファンだったので現場で楽しみに待っていたら、地面を揺るがす爆音と共に車が来たの。想像以上の大きさの車でとても驚いたわ。クルーも口をあんぐり開けてびっくりしていたわ。イモータル・ジョーが乗っていた車は本当に大きかったわね。また、公開前日に宣伝で映画に出た車がオペラハウス前などの公道を走ったの。その時に車に乗せてもらった。内部も凝っていてクルーの仕事の素晴らしさが分かったし、公道の人たちは手を振ってくれて凄い体験だった。

――実際に映画を観てどうでしたか?

オルガ 瞬きしたら見逃すようなアクションの連続だったわ。見終わってから言葉がなくて1分ぐらい考えてやっと話せたぐらい。アクション映画の大傑作ね。参加できたことは本当に素晴らしい体験だった。クルーも才能があるばかり人だった。私が参加するために多くの人の準備と努力がありました。具体的にはエージェントやコーディネーター、スタントチームに感謝しています。ジョージ・ミラーは才能のある素晴らしい監督でした。

――今作の面白さは?

オルガ 3部作を観ていなくても楽しめることは強調したいわ。もちろん3部作を観ているとより楽しめるわ。オーストラリアの荒廃した砂漠のイメージなどが継承されているのが十分に表現されているのも見所ね。

――「キングスマン」にも参加されていますね。

オルガ 世界中がパニックになるときのブラジルのビーチの設定のシーンで女性のスタントをやったわ。

オルガ・ミラー『マッドマックス 怒りのデス・ロード』スタント場面――「ウルヴァリン」ではスタントだけでなく助監督をされています。

オルガ ヴァイパーを演じたスヴェトラーナ・コドチェンコワの通訳と演技指導をしたわ。(オルガはロシア生まれのロシア人でオーストラリアに数年前に来た)監督のマンゴールドと共にやったわ。日本での撮影は助監督とプロダクションアシスタントをやりました。

――日本での撮影はディズニーシーのマーメード・ラグーン・シアターで働いていた経験が生きましたか?

オルガ それももちろん生きたけど大学でパフォーマンスアーツを勉強したのが役に立ったわ。日本人の考え方と行動が分かっていたのはとても役に立った。

――日本は撮影しづらいとよく外国人クルーから聞くけどどうでしたか?

オルガ 撮影全てが順調だったかは分からないけど問題だったことは特に無かったわ。日本のクルーも親切だった。日本人以外のクルーも日本での撮影時は慎重にやっていたけど、日本人のクルーにもとても助けられたわ。

――最後に一言ありましたらよろしくお願いします。

オルガ 日本の映画ファンも「マッドマックス」を楽しんでくれることを願っているわ。

( 取材:わたなべりんたろう )

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マッドマックス 怒りのデス・ロード ( 2013年/アメリカ/カラー )
監督:ジョージ・ミラー 製作:ダグ・ミッチェル,ジョージ・ミラー,P・J・ボーテン
製作総指揮:イアイン・スミス,グレアム・バーク,ブルース・バーマン
脚本:ジョージ・ミラー,ブレンダン・マッカーシー,ニコ・ラザウリス 音楽:ジャンキー・XL
出演:トム・ハーディ,シャーリーズ・セロン,ニコラス・ホルト,ゾーイ・クラビッツ,アデレイド・クレメンス,ヒュー・キース=バーン,ネイサン・ジョーンズ,ライリー・キーオ,ロージー・ハンティントン=ホワイトレイ,アビー・リー・カーショウ,コートニー・イートン,ジョシュ・ヘルマン,ジェニファー・ヘイガン
配給:ワーナー・ブラザース映画 © 2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED.
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2015年6月20日(土)全国ロードショー!

2015/06/19/22:37 | トラックバック (0)
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