インタビュー
遠藤ミチロウ監督/『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』

遠藤 ミチロウ (監督・ミュージシャン)
映画『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』について【9/9】

2016年1月23日(土)より、新宿K's cinemaにて公開、
以降、全国劇場および上映機会にて順次公開

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:深谷直子)

『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』場面15――この映画の中では、竹原ピストルさんやAZUMIさんなど、ソロで活動しているミュージシャンとの交流も描かれますね。

遠藤 僕が旅をしながら歌うというのはAZUMIの影響から始めたので。あと、三角みづ紀さんにしてもピストルくんにしても、ほかにも何人かいるんですけど、僕がいいなあと思うミュージシャンはみんな、僕の子供の世代になるんですよね。30代後半から40代頭という。旅をして歌うミュージシャンは、その辺の世代に固まっているんです。

――ああ、90年代のバンドブーム直後の世代で、実直ないい活動をしているミュージシャンが多いですよね。

遠藤 あと、最近の(学生団体の)SEALDsなんかは20歳前後じゃないですか? あの世代はパンクファンの子供世代なんですよね。そのへんの年代のお客さんが結構多いんですよね、今。

――スターリンを聴いていたファンの子供の世代が、デモで声を上げて、ミチロウさんのライブに来ていると。

遠藤 そうなんですよね。

――ミチロウさんが世代にまたがる活動を続けているのもすごいことですし、若い世代があとに続いてくるのも頼もしいですね。

遠藤 「続ける」っていうのは「変え続ける」というのと、「同じことを続ける」というのと、どっちの意味も含むと思うんですけど、同じことを続けるっていうのは嫌なんですよね。守り続けるんじゃなくて、攻め続けたいですね。ある意味では今の活動は過去に戻っているわけで、羊歯明神なんか子供のころの体験まで行っちゃっている。でもやっていることは新しいことをやろうとしているわけだから、過去に向かうことと未来に向かうことが同じなんですよね、自分の中では。別に本当の伝統的な民謡をやろうとしているわけじゃなくて、「民謡自体を変えちゃえ」みたいなことで、新しいことをやる可能性が古いものの中にあるという。自分が切り捨ててきた民謡とか、歌謡曲が嫌だからロックに行ったというのに、新しいことをやろうとしたら、自分が切り捨ててきたものの中にあるというのはすごい変ですよね(苦笑)。

――自分の中のこだわりを脱ぎ捨てたら、人はまだまだ変わっていけるんだ……という素晴らしい可能性を、この映画でも見せていただけました。ぜひ多くの方に観ていただきたいですね。ミチロウさんのこれからの活動も、とても楽しみにしています。

( 2015年11月14日 三鷹で 取材:深谷直子 )

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お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました
監督:遠藤ミチロウ
プロデューサー:志摩敏樹 撮影:高木風太 録音・整音:松野泉 制作進行:酒井力
編集:志摩敏樹、松野泉 撮影協力:柴田剛 宣伝美術:境隆太 配給担当:田中誠一
出演:遠藤ミチロウ、THE STALIN Z(中田圭吾、澄田健、岡本雅彦)、THE STALIN 246(クハラカズユキ、山本久土、KenKen)、NOTALIN’S(石塚俊明、坂本弘道)、三角みづ紀、竹原ピストル、盛島貴男、AZUMI、山下利広(BIG MOON Cafe)、麓憲吾(ASIVI)、伊東哲男(APIA40)、中川澄夫(TE-TSU)、中川ミサ子(TE-TSU)、佐伯雅啓(OTIS!)、大友良英、和合亮一、二階堂和美、オーケストラFUKUSHIMA!、遠藤チエ
2015年/日本/カラー/DCP/5.1ch/102分
製作・配給:シマフィルム株式会社 ©2015 SHIMAFILMS
公式サイト 公式twitter 公式Facebook

2016年1月23日(土)より、新宿K's cinemaにて公開、
以降、全国劇場および上映機会にて順次公開

2016/01/21/19:19 | BBS | トラックバック (0)
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