インタビュー
奥田 庸介/『クズとブスとゲス』

奥田 庸介 (監督) 映画『クズとブスとゲス』について【4/5】

2016年7月30日より、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:深谷直子)

『クズとブスとゲス』場面6 『クズとブスとゲス』場面7 『クズとブスとゲス』場面8――暴力描写がものすごいですね。暴力シーンは全部本当に殴り合いをしているんですよね。

奥田 やっぱり映画として気張りたかったから、拳を当てないでスタイリッシュにそれっぽく見せるやり方もあるんですけど、何となくそうしたくなかった。「泥臭く当てていこう」と。自主だし、「絶対他じゃできないことをやってやる」ということで身体を張りました。でも女性は叩いていないですけどね。

――俳優さんたちの熱演がすごかったです。板橋(駿谷)さんは奥田監督の作品の常連ですね。

奥田 板橋先輩はうちの兄貴の高校時代の漫才の相方です。

――ああ、そうなんですか。福島県出身ということなので地元のお知り合いかとは思っていたんですが。

奥田 はい、板橋先輩とはそういう繋がりで、あの人はぶん殴っても大丈夫なんですよ、俺が勝手に決めてるんですけど(笑)。「板橋先輩だけはぶん殴っていい」と、身体を張れる役者として“リーゼントの男”役は板橋先輩にお願いしました。まあ主に殴られているのは俺なんで。死んでもいいと思っていたので。死のうと思っていたんですよ、本当に(笑)。

――(笑)。命がけで撮っているということですか?

奥田 はい、親不孝ですけど、映画で燃え尽きたんなら許してくれるだろうと。本当は死んだらよくないんですけど、それぐらいの覚悟はあったんで。ただ、クライマックスの廃屋でずっと殴られるシーン、あそこは殺陣師を付けると言われたんだけど、「そんなものは要らない、全部当てるんだよ!」とか言ってたら、6時間ぐらい殴られる羽目になって。

――いや~~~。

奥田 口が開かなくなっちゃって、口の中もお肉とかがベロンと出てきて。「死にたくないな」と思いました(笑)。役者にひとり山崎皓司っていう元プロボクサーがいて、そのことにあとで気付いてちょっと慌てた(苦笑)。でもライセンスを持っているからと言って「8割でお願いします」というのもしゃくなので、「本気で来てくださいよ」って言って、まあ手加減はしてくれたんですけど何発かは入ってます。脚に来るパンチとかもあったなあ。でもビール瓶に比べたら可愛いもんですよ。

123 4 5作品情報

クズとブスとゲス 2015年/日本/カラ―/DCP/ 5.1ch/シネスコ/141分
出演:板橋駿谷,岩田恵里,大西能彰,カトウシンスケ,芦川誠
プロデューサー:奥田大介,小林 岳,福田彩乃 撮影:矢川健吾 編集:小野寺拓也 録音:根本飛鳥 照明:松永光明
脚本・監督・主演:奥田庸介
製作:映画蛮族 配給:アムモ 98 ©2015映画蛮族
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2016年7月30日より、渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

2016/07/23/20:04 | BBS | トラックバック (0)
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