映画祭情報&レポート

ドイツ映画祭2016
『HORIZONTE』

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2016年10月15日(土)~19日(水)、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催!

ドイツ映画祭2016 『HORIZONTE』

最新ドイツ映画の中から、選りすぐった注目作・秀作を一挙に上映する『ドイツ映画祭』が、10月15日(土)~19日(水)の五日間、TOHOシネマズ六本木を会場に今年も開催される。
『HORIZONTE(地平/視野)』と題された今回上映されるのは、結婚式の直前に式場から逃げ出した若いドイツ人女性が福島への慰問の旅を試みる姿を描いた作品で、桃井かおりも出演している『フクシマ・モナムール』、 第二次世界大戦中のドイツによる占領下での潜伏生活を綴ったアンネ・フランクの等身大の姿を映像化した『アンネの日記』、ナチス戦犯の一人であるアドルフ・アイヒマンを戦後12年を経ても捜し続けた検事長を描いた『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』、精神科の病棟でクリスマスイブを過ごさなければならない4人の若者たちに付き添う担当医の心尽くしを描く『クリスマスの伝説―4人の若き王子たち』、途上国開発援助の職についたドイツ人女性が直面する「開発援助」の現実と空虚感を描く『閉ざされた部屋の嵐』、ドイツで奮闘するレバノン難民の少年の苦悩を描いた『メテオール通り』、出生前診断によって産まれてくる赤ちゃんがダウン症と重大な心臓病を抱えることを知った女性の葛藤を描く『24週間 決断の時』の全7作品で、苦悩する若者、戦中戦後、途上国支援問題、難民問題、出産事情と、まさにドイツの過去と現在を見据えたラインナップとなっている。
また、期間中には来日した監督や俳優による舞台挨拶とQ&Aが連日行われ、上映作品の魅力を存分に語ってくれるとのことなので、ドイツ映画に興味のある人は是非会場まで足を運んでみて欲しい。

なお、チケットは1上映 1,000円で、10月1日(土)よりTOHO シネマズのHPにて発売開始。

2016年10月15日(土)~19日(水)、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催!

上映作品紹介
※オープニング上映&オープニング・セレモニー実施
『』© The Match Factoryフクシマ・モナムールGruse aus Fukushima【2016年、108分/ドイツ語・英語、日本語字幕】
監督:ドリス・デリエ 出演:ロザリー・トーマス、桃井かおり

結婚式の直前、式場から逃げ出した若いドイツ人女性マリーは、傷心を抱えて福島への慰問の旅を決心する。被災地の人たちに少しでも明るい気持ちを届けたいと。その試みもうまくいかず落ち込んでいたマリーだが、福島最後の芸者だというサトミという女性と知り合い、帰還困難区域で暮らすことになる。性格が大きく異なる二人の女性の間に、不思議な友情関係が築かれていく。
※ドリス・デリエ監督 来日決定/10月15日(土)・17日(月)に舞台挨拶とQ&Aを実施(予定)

上映日:10月15日(土) 18:00/10月17日(月) 15:25/10月18日(火) 13:30

アンネの日記 Das Tagebuch der Anne Frank【2016年、128分/ドイツ語、日本語字幕】
『アンネの日記』© Zeitsprung & Universal Pictures 監督:ハンス・シュタインビヒラー 出演:レア・ファン・アッケン、マルティナ・ゲデック、ウルリヒ・ネーテン

ごく普通の少女であるアンネはナチス政権から逃がれて、家族とともに隠れ家で生活することになる。13歳の誕生日に日記をプレゼントしてもらったアンネは、日々の体験、希望、夢や恐怖を書き綴る。
※ハンス・シュタインビヒラー監督 来日決定/各上映日に舞台挨拶とQ&Aを実施(予定)

上映日:10月16日(日) 10:30/10月19日(水) 15:40

アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男 Der Staat gegen Fritz Bauer
『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』© 2015 zero one film / TERZ Film 【2015年、105分/ドイツ語、日本語字幕】
監督:ラース・クラウメ 出演:ブルクハルト・クラウスナー、ロナルト・ツェアフェルト
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム

戦後12年、検事長フリッツ・バウアーはなおナチス戦犯のアドルフ・アイヒマンを捜し出し、責任を問おうと奔走する。その目的に向けて、型破りで時には違法な手段に訴えることさえある。しかし、ナチス残党の政府高官がバウアーの仕事を邪魔し続ける。
※ラース・クラウメ監督 来日決定/各上映日に舞台挨拶とQ&Aを実施(予定)

上映日:10月16日(日) 16:15/10月17日(月) 18:25

クリスマスの伝説―4人の若き王子たち 4 Konige【2015年、99分/ドイツ語、日本語字幕】
『クリスマスの伝説―4人の若き王子たち』© C-Films Deutschland, Sandra Muller 監督:テレーザ・フォン・エルツ
出演:ヤニス・ニーヴェーナー、イェラ・ハーゼ、パウラ・ベーア、モーリッツ・ロイ、クレメンス・シック

クリスマスイブだというのに、精神科の病棟で過ごさなければならない4人の若者たち。いきどおりとやるせなさを抱えた彼らに、担当医のヴォルフが付き添って、驚きに満ちたクリスマスにしてくれる。決して忘れることのないクリスマスの思い出
※テレーザ・フォン・エルツ監督&イェラ・ハーゼ 来日決定/各上映日に舞台挨拶とQ&Aを実施(予定)

上映日:10月16日(日) 19:05/10月17日(月) 21:15

閉ざされた部屋の嵐 Das Wetter in geschlossenen Raumen
『閉ざされた部屋の嵐』© movienetfilm.de 【2015年、100分/ドイツ語・英語・フランス語、日本語字幕】
監督:イザベル・シュテーヴァー
出演:マリア・フルトヴェングラー、メフメト・ゼーゼル

途上国開発援助の職についたドイツ人のドロテアは、周りが戦争中にもかかわらず、プロジェクトに寄付を募るため、高級ホテルでチャリティイベントの開催を重ねる。空しい心の隙間を埋めるため、ドロテアははるかに年下のアレクと麻薬と酒に溺れる過激な夜を過ごすうちに、徐々に状況がエスカレートしてゆく。
※イザベル・シュテーヴァー監督 来日決定/各上映日に舞台挨拶とQ&Aを実施(予定)

上映日:10月18日(火) 18:20/10月19日(水) 13:00

メテオール通り Meteorstrase【2016年、84分/ドイツ語、日本語字幕】
『メテオール通り』© Credo Film GmbH 監督:アリーヌ・フィッシャー  出演:フセイン・エリラキ、オクタイ・イナンシュ・エズデミール

レバノンからの難民、18歳のモハメドはドイツで生活の基盤を築こうとしている。両親はなく、無鉄砲な兄との暮らしで、バイトをしながら職業訓練校の空きを待ち続ける少年は、自分の進むべき方向を探しつつ、「男」であることとはいったい何なのだろうと自問する。
※アリーヌ・フィッシャー監督 来日決定/各上映日に舞台挨拶とQ&Aを実施(予定)

上映日:10月16日(日) 13:45/10月18日(火) 21:10/10月19日(水) 18:50

24週間 決断の時 24 Wochen【2016年、102分/ドイツ語、日本語字幕】
『24週間 決断の時』© Beta Cinema 監督:アンネ・ゾーラ・ベラヅェ
出演:ユリア・イェンチ、ビャルネ・メーデル

コメディアンのアストリッドは、マネージャー兼パートナーのマルクスとの間で二人目の子どもを妊娠中。出生前診断によって赤ちゃんがダウン症と重大な心臓病を抱えることを知ったアストリッドは重い決断に迫られる。赤ちゃんを産むか、後期中絶をするのか?

上映日:10月18日(火) 16:00/10月19日(水) 21:25

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2016年10月15日(土)~19日(水)、
TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催!

2016/09/27/20:09 | トラックバック (0)
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