インタビュー
江本 純子監督/『過激派オペラ』

江本 純子 (監督)
映画『過激派オペラ』について【5/5】

2016年10月1日(土)よりテアトル新宿にて
過激なレイトショー公開中
10月29日(土)より第七藝術劇場にて、
11月12日(土)より名古屋シネマテークにて上映
以降順次全国公開予定

公式サイト 公式twitter 公式Facebook (取材:深谷直子)

江本 純子監督2
――監督を経験してどんなことを思われましたか?

江本 すごく面白かったですね。演劇をずっとやってきて、演劇を作る時間の中で起こることが私にとっては普通になっていて、「作る」ということが刺激的ではなくなっているところがあったんです。それを新しい世界で、関わるスタッフさんも初めての人たちで、作り方も初めてのところでやって、すごく自分の中で戦闘意欲が湧いたんですよね(笑)。久しぶりに昂ぶっている時間が訪れたというか、作るということに徹底的になれた時間をこの映画を通じて得たので、それはすごくよかったです。映画のあとに演劇を何回か作ったんですけど、それは全然違う向き合い方ができたし、自分の世界を広げてくれたなと思います。

――映画もまた作りたいですか?

江本 はい。「編集する」という時間が、演劇では経験のない時間なんですよね。演劇は上演というその時間で終わりじゃないですか。でも映画にはさらにその先がある。それを知ったからそこへの探求心が芽生えました。演劇を作るときは稽古で俳優が出してきたものをまとめ上げて作品を作っていくんですけど、映画もそういう方針でやっていて、現場で撮れたものを素材として編集でまとめるという頭しかなかったんです。また、現場で演技を見ることにばかり集中していて、撮影などの技術的な部分にはあまり時間をかけなかったので、それをもっとやりたかったなとも思います。次に撮ることがあれば編集のことから先に考えて、そこから逆算して撮りたいですね。

――この1作目はその手法がとても活きた作品になったと思いますが、今後のさらなる飛躍も楽しみにしています。では最後に、『過激派オペラ』をこれからご覧になるお客さんへのメッセージをお願いします。

江本 どの作品でもいつも思うことなんですが、この作品はいろんなめぐり合わせがあって生まれてきたもので、これからどこで、どのくらい上映されていくものかわからないんですけど、そこでこの作品に出会うこともその人にとってのめぐり合わせになると思うと、この作品を観に来てくださる方にはとても感謝を感じます。その人の時間にこの作品が入り込んだわけだから、そのあと忘れ去られても別にいいんですけど、そうやって作品を通じて見知らぬ人と時間を共有できることは私にとってすごく貴重だと思います。

( 2016年9月21日 都内で 取材:深谷直子 )

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過激派オペラ (ビスタ|デジタル|90 分|5.1ch|2016 年|日本映画|R15+)
出演:早織、中村有沙、桜井ユキ、森田涼花、佐久間麻由、後藤ユウミ、石橋穂乃香、今中菜津美 / 趣里 /
増田有華 / 遠藤留奈、範田紗々 / 宮下今日子、梨木智香、岩瀬亮、平野鈴、大駱駝艦 / 安藤玉恵 / 高田聖子
監督:江本純子 原作:『股間』江本純子(リトルモア刊)
脚本:吉川菜美、江本純子 製作:重村博文 プロデューサー:梅川治男、山口幸彦 音楽:原田智英
撮影:中村夏葉 照明:大久保礼司 美術装飾:SAORI 録音:深田晃 編集:小林由加子
企画・製作プロダクション:ステューディオスリー 製作:キングレコード、ステュ-ディオスリ-
配給:日本出版販売 宣伝:キャットパワー ©2016 キングレコード
公式サイト 公式twitter 公式Facebook

2016年10月1日(土)よりテアトル新宿にて
過激なレイトショー公開中
10月29日(土)より第七藝術劇場にて、
11月12日(土)より名古屋シネマテークにて上映
以降順次全国公開予定

股間 単行本 股間 単行本
2016/10/09/12:15 | BBS | トラックバック (0)
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