インタビュー
井口 昇監督/『スレイブメン』

井口 昇 (監督)
映画『スレイブメン』について【1/6】

公式サイト 公式twitter

2017年3月10日(金)シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー!

奇才・井口昇監督の最新作『スレイブメン』が3月10日より公開されている。『電人ザボーガー』、『ヌイグルマーZ』に続く変身ヒーロー映画だが、本作は強力な兵器マスクを偶然手に入れた気弱な青年が、好きな女の子の運命を変えるために孤独な闘いを繰り広げる新機軸。出演俳優の限定されるワークショップ作品でもあるのだが、世界を脳内に広げて生身の人間も変身していくアイディアでスケール満点。現代社会の様相も織り込み、世にあふれるヒーローものとは一線を画す物語が真に熱い感動を呼ぶ。福々しい笑顔で映画の神様を呼び寄せる井口監督に、本作でのチャレンジをお聞きした。 (取材:深谷直子)
井口 昇 1969年生まれ、東京都出身。千代田工科芸術学園卒業後、イメージフォーラム映像研究所に学ぶ。学生時代に撮った8ミリ作品が、イメージフォーラムフェスティバルで審査員賞を受賞。その後、一般映画作品を監督し、映画やテレビドラマ、劇団大人計画の舞台などで、俳優としても活動。2007年、『片腕マシンガール』のヒットにより世界的に注目される。2011年、アメリカのテキサス州の映画祭「ファンタスティック・フェスト」に『電人ザボーガー』を出品し、ファンタスティック部門の監督賞を受賞。2014年、中川翔子氏主演『ヌイグルマーZ』、山田悠介氏の小説を原作とした『ライブ』、人気漫画のドラマ化『監獄学園』を監督。
STORY バイトをしながら自主映画を作っている冴えない映画青年・しまだやすゆき。何をやっても失敗ばかりで、周囲から馬鹿にされて生きてきた。ある日、メイド姿でティッシュ配りの仕事をしていた美少女・小暮彩乃を偶然街で見かけるしまだ。彼はたまたま持っていたビデオカメラのファインダー越しに一目惚れしてしまう。それ以来、バイト先から彩乃を隠し撮りする日々を送るしまだだったが、次第に「自分の映画に出て貰いたい」と思うようになっていく。そんなある日、しまだは偶然出会わせた謎の抗争に巻き込まれ、命を落としかけるが、奇跡が起こる――。
井口 昇監督1 『スレイブメン』
――『スレイブメン』の先の読めないストーリー展開には驚きました。俳優のワークショップの卒業制作として作られた作品とのことですね。

井口 はい、俳優プロダクションが主催するワークショップで、そこに所属する俳優さんに僕が教えていて。完全に卒業制作というわけではないんですけど、形としてはそういうものを作ろうということになって。で、そのプロダクションの会長さんが特撮ヒーローものが大好きで、「どうせならヒーローものではどうか?」となりまして、去年の3月の終わりから4月の頭にかけて撮りました。

――ヒーローものにしてはスケジュールがタイトそうですね。でもワークショップの作品だと、必ずしもこんなふうに劇場公開されるような長編が作れるわけでもないですよね。

井口 そうですね、最初は2日・3日で撮るつもりでいましたからね。スタッフの人数も少なかったですし、いかに臨機応変に現場を回していくかが裏テーマだったりして。今になってみれば楽しかったです。

――ワークショップの作品の脚本は、生徒さんと相談しながら書いたりするんですか?

井口 いや、ほとんど僕ひとりで書いていますね。この作品の出演者の8割がワークショップの受講生なので、その方たちをどうやって活かしていこうかな?ということを考えました。1年間にわたるワークショップだったので、みんなの人柄も大体分かった上で当て書きもしましたし、いろんな役柄をやらせたいなというのがあったので、こういう現実が変わっていくというストーリーにして同じキャラクターの立場や人格に変化を出すことで役者さんたちの持ち味を引き出せたらいいなあと思っていました。

――それは講師としての愛情ですね。俳優さんのいろんな魅力を見せたいなと。

井口 そうですね。「こういうこともできますよ」と一種俳優さんにとってのプレゼンになるといいなと。作品を観た関係者が、立場が変わっていくキャラクターを前半と後半とで別の役者が演じていると思ったと言っていて、それは逆に「やった!」と思いましたね。

――阿部亮平さんの役なんかまさに別人でしたね。後半はかわいそうな感じになって。

井口 阿部さんとは初めてお仕事をしたんですけど、すごく上手な方だなあと思って。タイトな状況でしたがみんな和気あいあいとやれましたね。

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スレイブメン
出演:中村優一,奥田佳弥子,味岡ちえり,岩永洋昭,小田井涼平,部亮平,津田寛治
監督・脚本:井口 昇
主題歌:BRATS「脳内消去ゲーム」 エグゼクティブプロデューサー:菅野征太郎、余田光隆
プロデューサー:青木亨、坂岡功士、麻生英輔、福井真奈 撮影:ふじもと光明 録音:小林圭一
美術:池田正直 特殊造型:奥山友太 スレイブメン衣裳:梅森充 アクション監督:カラサワイサオ
衣裳:ヨシダミホ ヘアメイク:リョータ VFXスーパーバイサー:鹿角剛
モーショングラフィックデザイナー:野島達司 VFX:アーティスト:大畑智也 整音:湯脇房雄
音響効果:井上奈津子 編集:デモ田中 キャスティング:北田由利子 助監督:伊藤良一、冨田卓
制作担当:榎本靖 音楽:福田裕彦 企画:G-STAR.PRO
製作:2016「スレイブメン」製作委員会(GUILD、TBSサービス)
制作:ワンダーヘッド 配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS ©2016「スレイブメン」製作委員会
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2017年3月10日(金)シネマート新宿、
シネマート心斎橋ほか全国ロードショー!

2017/03/12/19:51 | BBS | トラックバック (0)
深谷直子 ,インタビュー
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