インタビュー
井口 昇監督/『スレイブメン』

井口 昇 (監督) 映画『スレイブメン』について【3/6】

2017年3月10日(金)シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国ロードショー!

公式サイト 公式twitter (取材:深谷直子)

『スレイブメン』場面3 『スレイブメン』場面4
――スレイブメンはまさにそういうヒーローなんですけど、そうやって個人的な理由で能力をふるったあと、それがまた自分に返ってくるんですよね。自分の運命が変わってしまって、それもいい方に変わるばかりでもないと。

井口 映画で言うと『バタフライ・エフェクト』(04)のようなこともやりたかったんですよね。事故で不幸になった女性の運命を変えようとして、主人公が何度も過去に行くんですけど、すべてが裏目に出て状況がどんどん悪くなっていく。そういうことをアクション映画に取り入れられないかなあ?とずっと思っていて。それと、この映画には恋愛映画の要素もあるんですけど、ここ10年ぐらいですかね、オタクというコアな層のものだった2次元的な恋愛が一般化しているなあと感じていて。特に女の子の恋愛の対象が2次元のキャラクターであったりするのを僕のまわりでもよく見るんですよね。男子のほうがまだ恋愛に憧れているところがあるなあと。で、オチではあるんですけど、ヒーローものでありながら、最終的には現代の女の子の考える“新しい白馬の王子様伝説”みたいなところに到着すると面白いんじゃないかなあと思いました。

――なるほど。監督の作品はヒーローというよりヒロインものが多いんですけど、この作品も結局女子の視点からのヒーローものっていうことですね。2次元を越えて普通の恋愛をしてほしいという想いも込められていたりするのでしょうか?

井口 う~ん、それを否定するというわけでもないですね。僕自身も妄想癖はすごくあるほうなので。まあせっかくこの世に生まれ落ちたんだから人に恋をしてもいいんじゃないかなとは思いますけどね。

――他にもいろいろと深読みしたくなるところがありました。スレイブメンの取扱説明書というのが細かくて、敵を攻撃する前に申請して許可をもらわないといけないという決まりもありますよね。面倒くさい段取りがサラリーマン的だなと。このアイディアはどこから来ているのですか?

井口 これは元々「スペクトルマン」(71~72/フジテレビ)っていうテレビのヒーローものがありまして、宇宙人のヒーローが、自分のボスに「敵を倒させてください」とお伺いを立てて、許可を得て力をもらえるというものなんですよ。それも70年代の高度成長期のサラリーマン社会を象徴するものであって、今だったらカメラとかの機械に振り回されていて、それが「OK」と言ったら戦える、というようにヒーローとリンクできないかなと。

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スレイブメン
出演:中村優一,奥田佳弥子,味岡ちえり,岩永洋昭,小田井涼平,部亮平,津田寛治
監督・脚本:井口 昇
主題歌:BRATS「脳内消去ゲーム」 エグゼクティブプロデューサー:菅野征太郎、余田光隆
プロデューサー:青木亨、坂岡功士、麻生英輔、福井真奈 撮影:ふじもと光明 録音:小林圭一
美術:池田正直 特殊造型:奥山友太 スレイブメン衣裳:梅森充 アクション監督:カラサワイサオ
衣裳:ヨシダミホ ヘアメイク:リョータ VFXスーパーバイサー:鹿角剛
モーショングラフィックデザイナー:野島達司 VFX:アーティスト:大畑智也 整音:湯脇房雄
音響効果:井上奈津子 編集:デモ田中 キャスティング:北田由利子 助監督:伊藤良一、冨田卓
制作担当:榎本靖 音楽:福田裕彦 企画:G-STAR.PRO
製作:2016「スレイブメン」製作委員会(GUILD、TBSサービス)
制作:ワンダーヘッド 配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS ©2016「スレイブメン」製作委員会
公式サイト 公式twitter

2017年3月10日(金)シネマート新宿、
シネマート心斎橋ほか全国ロードショー!

2017/03/12/19:53 | BBS | トラックバック (0)
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