インタビュー
満島真之介監督『STAR SAND -星砂物語-』

満島 真之介 (俳優)
映画『STAR SAND -星砂物語-』について【2/4】

2017年8月4日(金)より東京・ユーロライブ
8月5日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティにて公開ほか順次

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(取材:深谷直子 ヘアメイク:松尾由紀子)

『STAR SAND -星砂物語-』場面2 『STAR SAND -星砂物語-』場面3
――満島さんとしても、沖縄で撮るということで特別な想いを持たれて臨んだわけですね。

満島 はい。育ててきてくれた沖縄の人たちと映画を通して深く関われることがすごく嬉しかったです。僕も東京に出てきて長くなってきているので、沖縄で暮らしている方々のことや、いろいろな状況をちゃんと感じられる機会が今あまりなくて。この映画を通して沖縄への想いとしっかりと向きあっていきたいなと。また、沖縄の方々が伝えられないメッセージを僕の肉体を通して伝えられたらという気持ちでした。

――舞台となった伊江島は満島さんにとってどんな島だったのですか?

満島 沖縄本島から30分ぐらいで行けるんです。港に行ってフェリーに乗れば、船酔いをする前に着いてしまうくらい近くにある。本当に素敵なところなんですよ。大きな岩の山があるんですけど、そこにはとてつもないパワーがあるんです。離島と沖縄本島とをつなぐおへそのような場所。小さいころから、僕にとってとても大切な島です。

――隆康の役作りはどのようにしていきましたか?

満島 今回はまず監督と、話す、話す、話す……。とことん話し合いました。今回はロジャー監督のデビュー作品であるというのがまた面白かったですね。ご自分でも「72歳の新人監督」って言っているんですけど、本当に新鮮な気持ちで映画作りに挑戦しているのが感じられました。僕ら俳優と一緒に作っていこうという気持ちがすごくて、わからないことはお互いに納得するまで話し合う。その一方で曖昧な部分があってもそれでいいんだという。監督も曖昧、僕も曖昧、その曖昧さというのが多分隆康の葛藤なのかもね、とか。すべてを共有して作っていこうと。その上で、戦争のとき実際に伊江島の住人たちが隠れていた洞窟の空気を全身で感じることが、この映画の核になると思ったんです。そこにいた方々の日々の呼吸、生活している人の状態、その時代に生きているという感覚はどういうものなんだろうなと考える日々でした。

――その場の空気を感じるために具体的に何かしたことはありますか?

満島 隆康が座禅を組む洞窟の中のあの場所は自分で作ったんです。美術さんにはやってもらわずに、石とかも自分で拾ってきて、それを毎朝きれいに並べることから始める。洞窟全体でそういう場所づくりをして、愛を込めていく。そして、そこに精神も肉体も預けていく。そういう日々でした。

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STAR SAND -星砂物語-
(2017年/日本=オーストラリア/日本語・英語/110 分/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch)
監督・脚本: ロジャー・パルバース 原作:『星砂物語』講談社刊 主題曲:坂本龍一 音楽:田中拓人
撮影監督:小川真司 録音:小川武 美術:金勝浩一 助監督:平波亘、滝野弘仁 編集:井手広法
ヘアメイク/特殊メイク:徳田芳昌 衣裳:立花文乃 制作担当:鈴木徳至 スチール:北島元朗
エグゼクティブ・プロデューサー:前田紘孝、大川勝 プロデューサー:小西順子、吉岡裕美
出演:織田梨沙,満島真之介,ブランドン・マクレランド,
三浦貴大,吉岡里帆,寺島しのぶ,渡辺真起子,石橋蓮司,緑魔子,ダンカン・ハミルトン,近谷浩二,沼田康弘
後援:オーストラリア大使館 製作:Hara Office / Soul Age 配給:The STAR SAND Team
© 2017 The STAR SAND Team
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2017年8月4日(金)より東京・ユーロライブ
8月5日(土)より横浜シネマ・ジャック&ベティ
にて公開ほか順次

星砂物語 単行本 星砂物語 単行本
2017/08/06/15:42 | BBS | トラックバック (0)
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