インタビュー
伊藤峻太(監督) & ウダタカキ(俳優)監督『ユートピア』

伊藤 峻太(監督)ウダタカキ(俳優)
映画『ユートピア』について【3/8】

2018年4月28日(土)より 下北沢トリウッドにてロードショー!

公式サイト 公式twitter 公式Facebook youtubeリンク (取材:深谷直子)

ウダタカキウダタカキ
――完全版を小説などで発表したりはしないんですか?

伊藤 出したいと思っています。どんな形の発表になるかはわからないですけど。最初は漫画で「エピソード0」的なものを描きたいなと思っていました。今後何とかしてちょっとずつでも出していきたいなと思っています。

――キャスティングはどうされたんですか?

伊藤 キャスティングの知識もなくて、大槻さんと一緒に考えながらやっていて。ウダさんは、僕が打ち合わせでトリウッドに来たときに、偶然いらしていたんじゃないですかね、多分。トリウッドスタジオプロジェクトの作品(『ウチのはらのうち』・13)に出演した直後で、それを観に来たか何かでいらしてて、ロビーでお会いして。「オールデ役にどう?」みたいになって「ああ!」っていう感じだったんじゃないかと。

ウダ そんなことがありましたっけ? お声がけいただいたのは確かにそのトリウッドの企画でのつながりがあったからだと思うんですけど、根本的には若松(孝二)さんなんですよね。僕が若松さんと最後にお会いしたのもここ(下北沢トリウッド)なんです。「若松塾」とかいうイベントがあって。

――私も観に来ていました。若松監督がシークレットで出てきたんですよね。

ウダ そうなんです。俳優だけのトークイベントということになっていて、「今日は若松さんがいないから好きなこと言っていい」と言われて。(井浦)新さんと大西(信満)くんと地曵(豪)くんとかと出たんだけど、僕はなんか彼らに対して「羨ましい」っていうのがあって。みんな俳優としてもちろん素晴らしいんだけど、それぞれ若松さんの作品で主演しているんですよ。僕はそうではなくて、そこに嫉妬とかいろんなものがあると思うんだけど、「いや、俺はお前らと違って若松塾の隣のクラスの生徒だから」みたいなのがいまだにあって(笑)。だから僕悪口を言うんですよね。何にでも悪口をすぐ言うんだけど、若松さんに対しても。で、そのトークショーのときもそうしていて、それはそのほうがトークも面白くなるだろうと思ってなんだけど、大槻さんが多分そういう僕のことも面白いって思ってくれたんですよね。だからトリウッド自体も思い入れのある劇場なんです。

――なるほど。この映画の現場では頼れる兄貴となってみなさんを支えたようですね。他の人のユートピア語の台詞もみんな憶えていたそうで。

伊藤 そうなんです。ウダさんと地曳さんがいると現場も締まるし、全部の台詞を憶えているから、ウダさん任せで撮影を乗り切ったシーンもありました。本当に役者だなって。

ウダ 地曳くんもあれだけ何も喋らない役で、人間でもユートピア人でもない笛吹き師の感じが伝わってくるのがすごかったですね。いいキャスティングだなと思いました。

『ユートピア』場面2
――みなさんファンタジーの住人になりきって本当に素敵でした。他の方々はどうやって?

伊藤 早い段階から決まっていたのは主演の松永祐佳とエアリ役の高木万平くんです。高木万平くんは、僕が2010年に大学を卒業してすぐにファンイベント用の短編映画の監督の話をいただいて、そこからの付き合いですね。それで万平くんには出てもらいたいなと何となく思っていて、撮影が決まってすぐに出演の交渉をしました。コニ役の女優さんがなかなか決まらなかったんですけど、知り合いのマネージャーさんから森郁月さんを紹介していただいて、アジアン・ビューティといった感じの顔立ちなので、この映画の世界観に合わないのでは?という意見もあったんですが、メイクしてウィッグを付けたらガラッと変わって。背も高いですしね。ユートピアって重力が少し弱いという設定で、住んでいる人はみんな背が伸びるという。

ウダ だからだ! 地上に来たベアが最初「身体が重い」って言うのは。

伊藤 そうです、その言葉だけで説明を(苦笑)。

――(笑)。ベア役のミキ・クラークさんはどうやって?

伊藤 外国人タレントが所属している事務所に条件を伝えて。なかなか合う人がいなかったんですが、そんな中、ミキに会ってみたら横顔がすごく綺麗で。芝居をちゃんとやるのは初めてぐらいだったけど、「この子しかいないかもな」って思ってキャスティングしました。

――表情が豊かで、ファンタジーにぴったりでしたね。

伊藤 そうですね。本人はゆるーい雰囲気で。僕の中では、ベアはとてもストイックな女の子をイメージしていたんです。でもユートピアでの過酷な生活を、ああいう子だから乗り切れたんだろうなと、ミキ・クラークの芝居を観たらそう解釈もできるなと思いました。劇中で全然笑わない本当にストイックな女の子だったら面白かったかどうか。構想当初のベアのイメージとは少し変わったけど、結果的には面白かったなと思います。

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ユートピア ( 2018/104 分/日本 )
出演:松永祐佳,ミキ・クラーク,高木万平,森郁月,吉田晋一,地曵豪,ウダ・タカキ,まなせゆうな,椿鮒子,吉田佳代,レナ・コックス,デニス 他
監督・脚本・VFX・編集:伊藤峻太
撮影監督・音楽:椎名遼 助監督:市原博文 制作:湯浅志保子 サウンドデザイン:小牧将人
ラインプロデューサー:山本達也 特殊メイク:小林誠実 VFX 特別協力:村上優悦 宣伝美術:平山みな美 プロデューサー:大槻貴宏
製作:「ユートピア」製作委員会(トリウッド、AXsiZ、芸術家族ラチメリア・カルムナエ)
配給:トリウッド © UTOPIA TALC 2018
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2018/04/27/10:23 | トラックバック (0)
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