リチャード・ギアが、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」などで描かれる宮廷ユダヤ人にインスパイアされて造型された主人公の自称フィクサーを怪演して大絶賛された本作は、存在を認められたい！偉い人と繋がって、あわよくば大金を手にしたい――そんな万国共通の欲望を笑い、自省したくなるブラックすぎる忖度コメディだ。本作の一般試写会に5組10名様をご招待します。

◆日時：10月23日(火) 開場 18：00 開映 18：30 (上映時間118分)
◆会場：神楽座 ( 東京都千代田区富士見 2-13-12 KADOKAWA 富士見ビル 1F )
◆『嘘はフィクサーのはじまり 試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・ご住所・電話番号 ・年齢」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り：10月15日(月)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
◆公式サイト：http://www.hark3.com/fixer/
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。

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リチャード・ギアが今の日本に贈る”忖度悲喜劇”

1975年の銀幕デビュー以来、『天国の日々』『プリティ・ウーマン』『HACHI 約束の犬』など幅広く活躍を続けるリチャード・ギア。〈この世で最もセクシーな男性〉にも選ばれたハリウッドスターの彼が、『嘘はフィクサーのはじまり』で2枚目俳優の看板を捨て去った！ ハンチング帽とくたびれたショルダーバッグを斜め掛けしてスターのオーラを消し去り、所構わずスマホで嘘混じりの儲け話をまくし立てる自称大物フィクサーに変身したのだ。ユダヤ人上流社会に入り込むために厄介事を引き受けまくる初老男の姿に「見たことのないリチャード・ギアの姿にのけぞった」（ニューヨーク・タイムズ）、「ギア史上最高のパフォーマンス！」（ローリングストーン）と一流の批評家が大絶賛。日本ではサントリー『オランジーナ』CMの「ムッシュはつらいよ」シリーズで、ギアのとぼけた一面が知られていたが、アメリカでは本作で初めてコミカルで情けない主人公を演じたとあって、ギアの激変が衝撃を持って迎えられた。シェイクスピアの「ヴェニスの商人」などで描かれる宮廷ユダヤ人にインスパイアされた主人公ノーマンを演じるために、ギアは撮影の1年前からヨセフ・シダー監督との役作りを研究。歩き方から表情、耳の立ち方（！）にいたるまで人の良さと孤独がにじみ出る役作りを徹底させている。

国際色豊かな実力派がギアの挑戦をサポート！

義理堅さゆえにノーマンを翻弄するエシェルには、イスラエルを代表する俳優リオル・アシュケナージ。主演作『運命は踊る』の日本公開も控えている。ノーマンの甥っ子で敏腕弁護士のフィリップは、『クィーン』のトニー・ブレア元首相役が印象的だったマイケル・シーン。ラビのブルメンソールには、コーエン兄弟やタランティーノ監督作品で重用される個性派スティーヴ・ブシェミ。イスラエル法務省の女検察官アレックスを、ユダヤ人の父を持つシャルロット・ゲンズブールが演じる。監督はニューヨーク生まれ、エルサレム育ちのヨセフ・シダー。『ボーフォート レバノンからの撤退』と「フットノート」が続けてアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。本作は初の英語作品となる。ノーマンの多忙な日々を個性的で無国籍な音楽で表現したのは、パリを拠点に活躍する三宅純。ヴィム・ヴェンダース監督の『Pina ／ピナ・バウシュ踊り続けるいのち』など多くの映画や舞台で音楽を手掛け、リオ五輪の閉会式における「君が代」の大胆なアレンジでも注目を浴びた。
独立系映画への出演に意欲を燃やすリチャード・ギアが臨んだ本作は、余計なお節介が世界危機を呼ぶ、はた迷惑な小者フィクサーの悲喜劇。存在を認められたい！ 偉い人と繋がって、あわよくば大金を手にしたい。そんな万国共通の欲望を笑い、自省したくなるブラックすぎる忖度コメディの傑作が、政治的混乱中の日本に上陸する！