インタビュー
毎熊克哉(俳優)/『私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください/第3章 おまえ次第』

毎熊 克哉 (俳優)
映画『私の奴隷になりなさい
第2章 ご主人様と呼ばせてください
第3章 おまえ次第』について
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『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』は全国順次公開中!
さらにFANZA(旧DMM.com R18)はじめ各配信事業者で配信中!
『第3章 おまえ次第』は10月13日(土)より、池袋シネマ・ロサほか全国順次公開!

『デコトラ★ギャル 奈美』シリーズや『タナトス』、『悦楽交差点』など、オールラウンドに娯楽作を放つ鬼才・城定秀夫監督のメジャー進出作『私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください』、『同第3章 おまえ次第』が、池袋シネマ・ロサにて9月より連続で公開されている。壇蜜主演で一大ブームとなった前作同様に過激な描写で支配と隷属の関係が展開されるが、城定監督は精神的な主従関係を描くことに一層注力。相手次第でどう転がるかわからない欲望の世界を、二作を通じてご主人様役を演じた毎熊克哉と、各章でW主演を務めた行平あい佳と杉山未央という若く未知数なキャストの熱演で生々しく描く。毎熊克哉さんに映画への想いを語っていただいた。 (取材:深谷直子)
毎熊 克哉 1987年3月28日生まれ、広島県出身。映像系専門学校卒業後、俳優として大小様々な作品に参加。2016 年公開『ケンとカズ』のカズ役で注目を集め、映画賞新人賞3つ<2016年度第71回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞><2016年度第31回高崎映画祭 最優 秀新進男優賞><おおさかシネマフェスティバル2017 新人男優賞>を受賞。2018年の『北の桜守』では、吉永小百合との共演も果たすなど、今最も注目を集める実力派新進男優の一人。
主な出演作 『ケンとカズ』(2016/小路紘史監督)、『全員死刑』(2017/小林勇貴監督)、『北の桜守』(2018/滝田洋二郎監 督)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(2018/冨永昌敬監督)公式サイト
STORY 第二章 大手広告デザイン会社で仕事をする目黒(毎熊)は、婚約者のいる身でありながら、ある日清楚で保守的だがどこか妖艶な雰囲気を持つ人妻・明乃(行平)に出会い、強引に口説いて関係を持つようになる。見立て通り明乃はどんどん積極的なり、逢瀬にのめり込んでいくが、ある日突然、目黒の会社に明乃の夫が訪ねてくる。夫は、社会的制裁の代償として、妻との関係を続け、調教し、詳細を報告するよう伝え、その日から夫の指示のもと更なる調教が始まった。それは、ふたりにとって泥沼の恋愛にも似た破滅への道となり、明乃は自分でも抑制できないほど奴隷としての素養を開花させていくのだが…。
第三章 目黒は、数年前の明乃との関係以降、自分自身が奴隷をコントロールする“ご主人様”となって何人もの奴隷を飼い、過去の自分が受けた“隷属”を他人との関係に築こうと懸命になっていた。そんなある日繭子(杉山)という見た目は奥手な、だが強烈に調教願望を刺激される女性と出会い、奴隷として開眼させ、女として容姿も内面も開花させていく。ただ、その視線の先にはかつての明乃の影がちらついて離れない。そんな折、複数飼っていた奴隷たちとの関係に破綻が生じ始め…。
毎熊克哉1
――『ケンとカズ』(16)を気に入ったプロデューサーから直々に本作へのオファーがあったそうですが、お話を聞いたときどう思いましたか?

毎熊 役をいただけるのはいつも素直に嬉しいです。しかも主演ということで、「シャブの次はエロか、また大変だな……」と思いつつ、嬉しかったです(笑)。壇蜜さん主演の『私の奴隷になりなさい』(12)は以前観ていて、まさか自分がその続編をやることになるとは思っていなかったので観直して。脚本は「これからまだ直します」という状態でしたが、原作三部作をすごく楽しんで読んで、大変そうだというのはもちろんあったんですが、内容的にも人間のかなり深いところまで描いたものなので演じるのが楽しみでした。

――エロスの表現が激しいですが、それに対しての覚悟は?

毎熊 男ですし、特にはないです。感覚的にはラーメン屋の役と変わらないというか。ラーメン屋の役を演じるのも技術的に難しかったりすると思うんですけど、それと同じで、エロはエロでまた見せ方だとかいろいろ大変だろうなあと思いました。

――第2章の公開前日の毎熊さんのツイッターがとてもよかったです。「この手の映画は日本では煙たがられがち。親戚には自慢できないよー。ちゃうちゃう!! 他の映画を作るのと同様、一生懸命作りました」と。

毎熊 僕自身もレンタルビデオ屋に行って「今日は何観ようかな?」というときに、エロい映画はあんまり選ばないというか。でもいざ観てみたらすごく面白いということもある。この映画はエロいことが大事な映画ではないなと思うし、純粋に面白いと思っているので、「エロい映画か」というので終わったら悲しいな、と思うんです。「エロいのとか観たくないんだけど」とか言う人が映画の中の希美だったりするので、そういう人にも観てほしいなと思っています。

――目黒という男を演じるためにどんなことをしましたか?

毎熊 濃厚な濡れ場が多いので、生理的に嫌われないように、というのが目標としてありました。共演する方たちとちゃんと人として接して、変な話「この人にだったら抱かれてもいいな」と思われなくちゃいけないなと思いました。あと、濡れ場があるから身体を鍛えなきゃいけないかな?と一瞬頭をよぎったんですけど、目黒はWEBデザイナーなので、その生活パターンで考えたらそんなにいい身体をしているのも変だなと思って、それはやめました(笑)。それぐらいですね。

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私の奴隷になりなさい 第2章 ご主人様と呼ばせてください
監督:城定秀夫 脚本:石川均 城定秀夫 制作:ステアウェイ
原作:サタミシュウ「ご主人様と呼ばせてください」(角川文庫) 出演:毎熊克哉,行平あい佳,百合沙,三浦誠己

10月20日(土)より大阪・第七藝術劇場、
11月23日(土)より福岡・中洲大洋にて公開!
さらに各社配信業者にて配信中!詳しくは公式サイトまで。

私の奴隷になりなさい 第3章 おまえ次第
監督:城定秀夫 脚本:石川均 城定秀夫 制作:ステアウェイ
原作:サタミシュウ「おまえ次第」(角川文庫)
出演:毎熊克哉,杉山未央,百合沙,行平あい佳,池田良,石田佳央,原田裕章,河合瑞恵,範田紗々,山根千芽,福山理子,榊英雄
製作・配給:KADOKAWA © KADOKAWA 2018
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10月13日(土)より池袋シネマ・ロサ、
神奈川・シネマジャック、愛知・シネマスコーレ、
10月20日(土)より大阪・第七藝術劇場、
11月30日(土)より福岡・中洲大洋にて公開!

ご主人様と呼ばせてください (角川文庫) ご主人様と呼ばせてください (角川文庫)
おまえ次第 (角川文庫) おまえ次第 (角川文庫)

2018/10/12/23:11 | トラックバック (0)
深谷直子 ,インタビュー
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