インタビュー
ナリオ監督×福島拓哉監督×佐々木誠監督×若林美保さん『PLAY ROOM』

ナリオ (監督) × 福島拓哉 (監督) ×
佐々木誠 (監督) × 若林美保 (女優)
映画『PLAY ROOM』について【3/7】

2018年2018年12月8日(土)~21日(金)まで、シネマート新宿にてレイトショー公開

公式サイト 公式twitter (取材:わたなべりんたろう 協力:熊野雅恵)

福島拓哉1972年、埼玉県出身。名古屋大学在学中より多数の映像作品を発表。石井岳龍(聰亙)監督に師事した後、クリエイターユニットP-kraftを設立。TV・CM・PVなど幅広く演出を手掛け映画監督としても国内外で高く評価されている。2001年の劇場デビュー作『PRISM』は公開劇場での動員記録を樹立。2009年『アワ・ブリーフ・エタニティ』は東京国際映画祭など世界各国の映画祭で正式上映。2016年には『ESCAPE FROM THIS FUCKIN WORLD』と題した監督作15本の特集上映が開催され好評を博す。2018年、長編最新作『モダン・ラブ』が世界各国の映画祭で絶賛され、順次全国公開中。ドイツ・ハンブルク日本映画祭では初代特別芸術賞受賞。 公式サイト
監督作品Floating』 欧州三冠含め世界各地の映画祭で受賞、国内公開でも絶賛されている『モダン・ラブ』の福島拓哉最新作。10年前の不慮の事故で幼い娘を失った夫婦は、セックスレスの日々を過ごし壊れかけている関係を淡々と続けていた。若い男と不倫する妻、気づきながらも無関心な夫。そんな2人は娘の命日の夜、ある決断をする。
福島拓哉監督福島拓哉監督 『Floating』『Floating』
わたなべ 今作の中心人物のどの作品が一番良かったですか?

ナリオ 5本並べたものを観てみたら全ての作品が非常に良いバランスで出来上がったと思いました。

佐々木 僕は全部面白かったです。いい子ちゃんぽい回答ですけどね。自分には作れないと思いました。ナリオさんのハートウォーミングで笑えて泣けるものとかバランスが難しいなと思いますし、福島さんの作品は半分ぐらい観ていますが青春ものをやっていた福島さんが新境地を開いて大人のドラマやるんだとか。松蔭さんの作品も面白かったです。中村さんの作品は僕が突然に中村さんへ製作のお願いをしたのですが、中村さんから以前聞いていた自身の体験を元にした話を映画にしてみたらと提案したところ、本当にそうやって脚本を書いて下さいました。あの話をこのキャストでやるんだという面白さがありましたね。

わたなべ そうなんですね。気付いたのですが、木村さんという方がドラマ仕立ての3本の撮影をされていますね。

福島 彼は2012年以降、僕の映画作品を全て撮っているカメラマンです。ナリオさんとも良く組んでおり、僕とナリオさんの組に来るメインカメラマンという感じですね。今回、中村さんの作品も担当しているのは中村さんから「カメラマンがいないので紹介して」と言われたので紹介したという流れですね。今回は「若林美保祭り」のはずなのですが「撮影監督・木村和行祭り」にもなっていますね。

わたなべ 木村さんにトークイベントに来ていただいたら面白いかもですね。撮影監督から見た視点から作品及び制作時の様子を語ってくれそうです。ところで、撮影した人が同じでも短編にその監督の個性が出ています。佐々木さんの作品は佐々木さんのもの以外の何物でもないですし。

若林 残りの監督の佐々木さんもですが松蔭さんも自分で撮影していますね。

佐々木 そうすると本来の意味での撮影監督は木村さんしかいないですね。

福島 同じカメラマンなのに絵が違いますものね。面白いなと思いました。

わたなべ 勉強になりますよね。普通のドラマ物3本の中にアヴァンギャルドな作風が2本入っている。そこがいいなと思いました。

福島 「監督とは?」「撮影監督とは?」ということを考える時のテクストになりますよね。

わたなべ 『映画監督って何だ?』という日本映画監督協会が作った映画があるのを知っていますか? 同じ脚本を違う監督が撮る作品です。

福島 それ僕やっています(笑)。デモ隊のエキストラで出演しています。上映イベント時のトークの司会もやりました。

ナリオ 僕も出ています。当時映画監督協会に入っていたので。記憶にあるな。

福島 あの時は同じ脚本を鈴木清順さん、本木克英さん、林海象さんで撮って、僕は林海象さんの映画内映画のチーフ助監督役をやっていました。原田芳雄さんとの絡みもあって一生の思い出です。今となっては貴重なカルト映画ですね。

わたなべ こちらは監督協会主催のお披露目時に小沼勝監督に誘っていただいて観ましたけど各監督の色がやはり出ますよね。清順さんの作品は狂っていましたね。『プレイルーム』もそこが同じですね。福島さんの作品は一番スタッフが揃っていましたね。整音スタッフもいました。

福島 それは普通にスタッフィングをやっただけです。

わたなべ 福島さんの作品は、あのバージョンしかないのですか? よりドラマチックなバージョンがあったり、デイレクターズカットがあったりとか。本当は25分のものがあったりとか、もしかしたら密かに3時間の長尺のものがあったりとか(笑)。

福島 無いです(笑)。普段はコマーシャルとかテレビの仕事をしているので尺が決められたらそれに合わせます。今回は20分以内ということなのでそれに合わせました。先付け含めて19分ぐらいにしようと。

ナリオ 僕の作品は18分です。18周年になっていたので18分にしました。

若林 松蔭さんも17周年ということで、No.17をひっくり返してタイトルを「LION」にしてくれました。

ナリオ 今いる僕のお店も「NARIO」をひっくり返して「OiRAN」という名前にしました。

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PLAY ROOM出演:若林美保,渋川清彦,イギリス人,間庭裕基,佐伯日菜子,草野康太,須森隆文,園部貴一,高橋卓郎,稲村梓

などわ』 監督:ナリオ プロデューサー:川端直樹 原作:『などわ』イギリス人 ほか
LION』 監督・脚本・撮影・編集:松蔭浩之 ほか
クローンハート』 監督・脚本・編集:中村真夕 プロデューサー:ナリオ 撮影:木村和行 ほか
熱海の路地の子』 監督・撮影・編集:佐々木誠 原作:帯谷有理『路地の子』 ほか
Floating』 監督・脚本:福島拓哉 プロデューサー:本井貞成・岩本光弘・福島拓哉 ほか
、Pickpic、ベンジャミン・プリュボ、日本ロハス、ninetytwo13、木主弘之、PARIBAR、あおい書店、福島竜治、福島美歩、福島初奈 製作:P-kraft

© 2018プレイルーム製作委員会 公式サイト 公式twitter

2018年2018年12月8日(土)~21日(金)まで、
シネマート新宿にてレイトショー公開

2018/12/16/09:03 | トラックバック (0)
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