ATG映画大特集

映画×音楽の過激なディスカッション――その舞台装置=ATG

( 2007年11月3日(土)よりシネマート六本木にて開催 ) 映画×音楽の過激なディスカッション――その舞台装置=ATG 佐藤 洋笑 『田園に死す』(C)1974 ATG ATGの諸作品をカテゴライズするのは困難、というより無意味だと思います。当初、海外の意欲的な作品の配給に始まり、俗に言う“一千万映画”の制作を遂行し、数多の名作を放ってきたATG。そこには、まだ“各社のカラー”というものが色濃く残っていた邦画界の一種の煮凝とも思える作品群が並んでいる――ように後追いもいいところのオレには思えます。特に岡本喜八監督の『肉弾』(68)、今回の上映には含まれていませんが、中島貞夫監督の『鉄砲玉の美学』(73)あたりは、各々“東宝!”“東映!”で培ってきた感性&精神の大爆発だと思います。そして、その爆発ぶりゆえに各社からハミ出た感性の受け皿としてATGが機能した― 続きを読む

2007/10/31/16:12 | トラックバック (0) | 佐藤洋笑 ,ATG特集

地方出身者にとってのATG青春映画

( 2007年11月3日(土)よりシネマート六本木にて開催 ) 地方出身者にとってのATG青春映画 河田 拓也 『TATOO〈刺青〉あり』(C)1982 ATG ATG映画初体験は、地方の煮詰まり高校生だった80年代の末、夜中にダラダラ付けてたテレビで観た『TATTOO<刺青>あり』だった。立て篭もった銀行の女子行員を裸踊りさせた揚げ句に耳まで削いでしまった梅川の事件は、子供心に大層衝撃だったから、「ニューシネマ+ソドムの市」的なハチャメチャにぶっ飛んだノリを期待していたら、全然駄目だった。  まず、サングラスはずした宇崎竜童のカッペ面がキビシイ。金には細かい、女には未練がましい、おまけにマザコンのDV野郎とくる。背中にまともな墨入れる根性も無いくせに、胸に入れたちっこいTATTOOを見せびらかして小市民を威圧する、人としての小ささに辟易した。  現在では、最 続きを読む

2007/10/31/16:11 | トラックバック (0) | 河田拓也 ,ATG特集

ATG映画特集上映開催に寄せて

( 2007年11月3日(土)よりシネマート六本木にて開催 ) ATG映画特集上映開催に寄せて わたなべ りんたろう   『ヒポクラテスたち』(C)1980 ATG 11月3日から11月いっぱいにかけて、六本木シネマートでATG映画の特集上映が行われる。この特集上映に関わっている者としての依頼をうけたので、序文になるようなものを書いておきたい。 まず、今回の上映は日本映画の貴重な財産でもあるATG映画をスクリーンで観る機会を提供するのが大きな目的である。年配の方にはリアルタイムでATG映画をスクリーンで観てきた方もいると思うが、今の若い人は多くがビデオやDVDで見たことはあっても、スクリーンでATG映画を観たことはほとんどないだろう。やはり映画はスクリーンで観てほしいこともあるので、是非、この機会に観にきてほしいと思う。そのための第一弾として、まずスクリーンで 続きを読む

2007/10/31/16:10 | トラックバック (1) | わたなべりんたろう ,ATG特集

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