今月の注目作

05年3月特集/ローレライ

ローレライ

2005年 日本
監督 樋口真嗣
脚本 鈴木智
出演 役所広司
    妻夫木聡
    柳葉敏郎
    香椎由宇
    堤真一
    石黒賢
    小野武彦
    佐藤隆太
    ピエール瀧
    鶴見辰吾
    伊武雅刀
    國村隼
    橋爪功
    粟根まこと
    塚本耕司
    井上肇
    近藤公園
    小野武彦
    阿川佐和子
    野口雅弘
    大河内浩
    佐藤佐吉
    忍成修吾
    江畑浩規
    平賀雅臣
    上川隆也 他

( Illustrated by中川 泰典 )

<< 作品概要 >>
1945年8月、 ドイツ降伏後日本海軍によって秘密裏に接収された潜水艦<伊507>。 海軍軍令部作戦課長の浅倉大佐の命を受けた絹見少佐は、この<伊507>の艦長として、 原子爆弾を積んだ輸送艦を沈める極秘任務に就く。既に広島上空で一発目の原子爆弾が炸裂しており、 一刻の猶予も残されていない。果たして、 <伊507>は迫り来る原子爆弾から祖国を守ることができるのか?!

公式サイト

2005/05/01/13:11 | トラックバック (0) | 中川泰典 ,今月の注目作 ,ローレライ

ローレライ

(2005 / 日本 / 樋口真嗣) 霧の中のラスコーリニコフ 膳場 岳人  近年日本で製作された娯楽活劇としては大変な力作である。しかし、引っかかる箇所、当惑を覚える描写があまりにも多すぎて、 筆者には総じて楽しめなかった。優れた「活劇」とは、色々と"引っかかる"不完全な細部を持ちながらも、 最後には話の整合性やらバランスやらを突き破り、感動的な「映画の水面」に急浮上するものだろう。 この作品はそこまでの破壊性を持っていないどころか、すべてが箱庭のなかで展開されているかのようなチープな雰囲気を漂わせてしまっている。  非現実的な質感のCG合成や、海水や鉄や汗の匂いが伝わってこない潜水艦内部の描写がそうした印象をもたらしているわけではない。 どことなく焦点の定まらない演技陣の芝居のせいでもない。制作者がシナリオで示した「戦争」に対する思考が 続きを読む

2005/05/01/13:09 | トラックバック (0) | 膳場岳人 ,今月の注目作 ,ローレライ

ローレライ

(2005 / 日本 / 樋口真嗣) ローレライ、浮上せず 百恵 紳之助 時は第二次世界大戦末期。広島と長崎に原爆を投下されたうえに、 アメリカ軍は三発目の原爆を首都東京に投下しようとしていた。最新型潜水艦「伊507」の乗組員に選ばれた者たちは、 三発目の原爆を阻止するべく奇襲攻撃に出撃する。 なんてあらすじを聞けばこれはもうワクワクするような潜水艦モノ戦争映画を期待するなというほうがどうかしてる。 あらすじ通りの話ならどんなに良かったことだろう。だがこの映画は何だか深げなテーマを抱えており、 それをどう描くのかはっきりさせなかったために何だかよく分からない映画になってしまった。 その混乱の原因は堤真一扮する登場人物だ。東京に三発目の原爆を落とすことを目論んだこの登場人物の出し方がどうにも中途半端。 と言うか下手糞に彼の目的を描くことを回避 続きを読む

2005/05/01/13:07 | トラックバック (0) | 今月の注目作 ,百恵紳之助 ,ローレライ

ローレライ

(2005 / 日本 / 樋口真嗣) ハイブリッド映画としての和流エンターテイメントの可能性 仙道 勇人  本格潜水艦アクション映画と銘打たれた本作は、観る人をはっきりと選ぶ映画である。そもそも本作のようにSF色の強い作品を、 純然たる戦争映画の如く扱うことに少なくない誤解を与えるだろうし(架空戦史物だが、内容は殆どSF映画と言っていい)、 そうした面を差し引いたとしても、恐らく生粋の「映画ファン」には余り受けはよろしくないに違いない。なぜなら、 映画として観た場合の本作の作劇が、余りに安易で軽薄に過ぎるからである。 それは説明なしでもある程度同じ価値観を共有可能な戦争物の枠組みを利用したことによる甘えの結果、とも受け取れる。 錚々たるメンバーを揃えた役者陣の熱演はともかく、 最後まで説得力の欠ける超兵器や将校のみならず一兵卒まで髪の毛ぼう 続きを読む

2005/05/01/13:06 | トラックバック (5) | 仙道勇人 ,今月の注目作 ,ローレライ

ローレライ

(2005 / 日本 / 樋口真嗣) 貴様等、それでも帝国軍人かっ!! 鮫島 サメ子  風邪がどーにも治りまへん。 だもんで本音は映画どころではなく、ましてや二時間超の作品なんて、今回は(も)勘弁してもらえねえかなと思いつつ、 ①つまんなかったら熱が出る、②面白かったら快方に向かう、に違いないと賭けに出た結果は、「現状維持」でございました。 つまり、そーゆー作品。  本作の問題点と見どころは既に4名の識者が筆を尽しているので、これ以上付け加えることはございません。  もうもう感想と言えば、「これって、劇画じゃーん」のみ。であるからして、幼少期には人並み(以上)にアニメを見て育った身ではあるものの、 現在はその分野に特段の思い入れも偏愛も持ち合わせてないため、あえて実写化した意味と意義がサッパリわからず。  だって。劇画だったらもっと素直に 続きを読む

2005/05/01/13:04 | トラックバック (0) | 鮫島サメ子 ,今月の注目作 ,ローレライ

ローレライ

(2005 / 日本 / 樋口真嗣) 萌えてる場合か!? 佐藤 洋笑  イデオロギー的なモノをニュアンスに昇華する懐の深さを作り手が得たとき、戦争映画というのはとてつもなく面白く、 感銘深いものになる。ドラマが葛藤を描くという何を今更な前提でいえば、集団で生きるか死ぬかを賭けている状況というのは、 実にドラマチックである。往々にして闘いに参加するものには各々のワケがあるわけで、 銀幕に自分の姿を投影しがちなボンクラにとっては寄る辺ない心の託し場所が多様に用意されているのだから、これはたまらない。そこに、 "潜水艦"という舞台をあつらえたことで、「限られた空間での燃えるドラマ」をこれでもか! と魅せられる期待を抱いたとしても不思議はあるまい。  また、その舞台というのが、ドイツの魔女に倣ったコード・ネームを持つ秘密兵器と艦橋に大砲2本という、 続きを読む

2005/04/30/09:10 | トラックバック (0) | 佐藤洋笑 ,今月の注目作 ,ローレライ

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