今月の注目作

05年6月特集/電車男

電車男

2005年 日本
監督 村上正典
脚本 金子ありさ
出演 山田孝之
   中谷美紀
   国仲涼子
   瑛太
   佐々木蔵之介
   木村多江
   岡田義徳
   三宅弘城
   坂本真
   西田尚美
   大杉漣 他

( Illustrated by中川 泰典 )

<< 作品概要 >>
電車内で暴れる暴漢から若い女性を救った、ヲタク青年。22歳=彼女以内歴の真性童貞だった彼は、 助けた女性からお礼にとエルメスのティーカップをもらうが、どうしていいかわからない。ことの顛末を、 もてない男達が集う巨大掲示板に書き込んで、その住人達に助けを求めることにする。いつしか「電車男」 と呼ばれるようになった彼は、住人達の支援と励ましを受けて、「エルメス」 と名付けられた彼女との関係を少しずつ発展させていく。

公式サイト

2005/06/22/11:45 | トラックバック (2) | 中川泰典 ,今月の注目作 ,電車男

電車男

(2005 / 日本 / 村上正典) 会えばがっかり…… 百恵 紳之助  カミングアウトってほどじゃないですが、以前ボクも「2ちゃんねる」 に相談事のようなことをしたことがあります。「2ちゃんねる」というものの存在を知ったばかりのときで、 面白くて面白くて五時間くらい見てました。で、「彼女がデブに・・・」というスレッドを立てて、 当時付き合っていた彼女がドンドン太っていって「ダイエットするもん!」とか言うくせに「でも、一口ちょーだい。これが最後」 などと言っては自分のおかずもよく食べてしまいます。どうしたらいいでしょう?という相談をしました。 そうしたところマジメな返答がたくさん来て、2チャンネル専門?かどうかは知らないけど、そのような雑誌で「面白いスレッド」 みたいなとこに取り上げられてみんなに自慢しました。そのときすごく面白くて、 家に 続きを読む

2005/06/22/11:39 | トラックバック (73) | 今月の注目作 ,百恵紳之助 ,電車男

電車男

(2005 / 日本 / 村上正典) BS版、映画版、TV版、・・・ 小林 泰賢(ビデオアーティスト)  BBS上で描かれた人物像は、参加者、読者のそれぞれのフィルターを通して共同作業的に作りだされ、 様々な偏差を生み出す装置として働き、 補完作用を誘発された参加意識の中で最終的に決定的な具象へ行き着かないことによって想像力を掻き立て続けたわけだが、 映画はいとも簡単に具体像を提示してしまう事によってその楽しみをあっさりと裏切る。そうなった後は、映画特有の「リアリティー」 をどのように吹き込む事ができるのかが、他のメディアの物語を映画に変換する場合においての腕の見せ所になる。  主人公「電車男」は観念的なオタク典型として登場し、ヒロイン「エルメス」は理想的な裕福で知的な麗人として描かれる。 主人公が"秋葉ヲタ"で、エルメスが"中谷美紀似"で 続きを読む

2005/06/16/14:35 | トラックバック (36) | 小林泰賢 ,今月の注目作 ,電車男

電車男

(2005 / 日本 / 村上正典) ヲタク青年は白馬の王女様の夢を見るか? 鮫島 サメ子  ここ10年ほど、何だかおっかしいなーと気にはなっていたのだ。筆者の周囲にも生息する、 ファンシー系フィギュアを集めたり少女漫画に耽溺したりの男性諸氏(30代以下)である。今やすっかり市民権を得た「オタク化」 だとばかり思っていたのだが、「少女化」だったとは。いや、正確には「少女趣味化」なんですけどね。  話題の『電車男』。これがまんま、三十年前の少女漫画。かの時代の「くらもちふさこ」に代表されるような、パッとしない少女が所謂 「王子さま」に恋をして、しかもあろうことか選びたい放題であるはずのプリンスは何の取り得もないヒロインを選ぶという、 アンビリーバボー度から言えばどんなSF大作も適わない、キングオブ妄想展開。 ただ、その「地味なヒロイン」と「王 続きを読む

2005/06/16/14:34 | トラックバック (29) | 鮫島サメ子 ,今月の注目作 ,電車男

電車男

(2005 / 日本 / 村上 正典) くすぐったいにもほどがある 佐藤 洋笑  何のために映画やら本やら音楽やらが21世紀の今も存続しえているのか――  カバチたれるのを後に回せば"ウサばらし"のために他ならないと思う。  自分だけの金脈を掘りにスコップ片手に街に出て、打ちのめされて犬のように帰宅して、 缶ビール片手に"こんな世知辛い世の中とっととブッ潰れちまえばいいんだ。トれぃ! トったれい!"と思いつつ、 1970年代のオッサンたちは『大都会』や『特捜最前線』を見ていたのだろう。子どもの頃の俺もハンバーグやカレーライス食いつつ、 同じ思いで見ていた。余談だが、俺は今でも手元のビデオでそれらを見返している。食い扶持を拵えに出かける身繕いの一環として、 発泡酒片手に"こんなとっくの昔に死んでしまったような世の中ブッ壊したところで何の罪にな 続きを読む

2005/06/16/14:33 | トラックバック (37) | 佐藤洋笑 ,今月の注目作 ,電車男

電車男

(2005 / 日本 / 村上正典) インターネットの狭間に生成された現代の神話 仙道 勇人  年齢=彼女いない歴の童貞ヲタ青年が、電車内で狼藉を働く酔漢に抗議の声を上げたことで妙齢の女性と言葉を交わす僥倖を得る。 それは本来なら忙しない日々の中で過ぎ去ってしまうような、ちょっとしたハプニングにすぎなかったが、青年がことの顛末を巨大掲示板 「2ちゃんねる」に書き込んだところ、思いがけない反響を呼ぶ。住人達の後押しを借りた青年はこの女性と徐々に親密な関係を築くことに成功、 遂には結ばれる――。  後に「電車男」と呼ばれるこの青年の物語は、ネットがダイレクトに介在している点を除けば実に他愛のないものだ。しかし、 そこには意外なほど生々しい感情が――異性に感じる初めてのときめき、戸惑い、恐れ、不安、緊張、 そして自分の存在を受け容れてもらえる悦び 続きを読む

2005/06/16/14:33 | トラックバック (44) | 仙道勇人 ,今月の注目作 ,電車男

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