#　145　／2002.8.10

第140回

「ナツノキヲク」編（7）

8月9日発

再び大分は臼杵へ。
まさに「夏」！日本の夏、キンチョウの夏なんである。

2日めの今夜は焼肉だ。煙い！
前にいる町田さんの顔もオティエ新人ハルノの顔も見えない。
しかし空腹だからオレはひたすら焼き、食うのだった。またたくまに焼酎のボトルが入り口に並んでいく。肉は軽く牛一頭分は焼かれ内蔵までくまなく食べ尽されてた。

明日から役者が来る。
俺的には入魂のキャスティングだ。
小日向文世、松尾スズキ、高田聖子そして大滝秀治…日本のどこかの田舎の小さな街で、静かにアルツハイマーが描かれて行くのだ。

テーマは重いが俺の心は晴れている。
役者が素晴らしいからだ。