キーワード『キャメラ』が含まれているエントリー

対象エントリー数: 7件
  1. レビュー:TOCHKA Posted at 2009/10/21/23:47
    『内と外を隔てるもの』 / スクリーンを眺めているうちに、そこに映し出されるすべてのものが恐ろしく感じられてきた。 気がつけば、映画のなかでは、私たち観客と同じように暗闇にうずくまり、死の鼓動に耳をすます男がいる。男の視線とこちらの視線が交わったときのそこはかとない恐怖……。日本とロシアの国境に位置する北海道・根室。キャメラは潮風が吹く荒野を長回しでとらえる。閑散とした風景のなかに残されたトーチカ。一人の女(藤田陽子)が...
  2. 愛の予感 Posted at 2007/11/14/07:54
    “しるし”はいたるところに / 驚くべき映画である。あまりの潔さに打ちのめされる映画である。このきわだって野心的なフィルムを前に、ひとはいったい何を語れば良いのだろう。14歳の少女が同級生の少女を刺殺した。東京を離れた加害者の母親と被害者の父親は、北海道の旅館で偶然顔を合わせる。そこから二人の「再生」の物語が始まる――といった、映画紹介欄にある粗筋はひとまず忘れてほしい。...
  3. 姑獲鳥の夏 Posted at 2005/07/23/18:44
    「姑獲鳥の夏」評/松尾スズキが白い肌に狂う夜 京極夏彦の『姑獲鳥の夏』を読んだときの衝撃は忘れられない。作品の大部を占めるのは、殺人場面や心理描写などではなく、民俗学、量子力学、心理学、哲学、宗教、といった夥しい「知」の薀蓄。妖怪マニア、陰陽道マニア、民俗学マニアといった連中...
  4. 萩生田 宏治監督インタビュー/映画「帰郷」について Posted at 2005/06/10/11:59
    『帰郷』は、帰郷したサラリーマンの男と、自分の子供かもしれない幼い女の子との交流を落ち着いたタッチで描いた、心温まる作品だ。ささやかな物語で”家族”のあり方を問うた萩生田監督に話を伺った。
  5. またの日の知華 Posted at 2005/05/01/13:00
    Text By 膳場 岳人  デビュー作の『さようならCP』('74)以来、手がけた監督作品のすべてが破格の"衝撃作"に仕上がってしまうという稀有なドキュメンタリスト・原一男が、初めて純然たるフィクションを撮った。原監督は被写体(私生活をさらけ...
  6. エレファント Posted at 2005/05/01/12:01
    「エレファント」評/一編の詩のごとき美しいフィルム  顔立ちに簡潔な美をそなえた、ジョン役のジョン・ロビンソンが画面に現われると、妙に切ない空気がスクリーンに充満する。顔に降りかかるつややかな金髪と、細身を強調する黄色いTシャツ。マティスの絵のモデルのように、個性的だが無...
  7. ミスティック・リバー Posted at 2005/05/01/11:37
    「ミスティック・リバー」評/未曾有の傑作という以外に、この映画を形容するすべを知らない。  映画はこれまでたくさんの悲惨な朝を描いてきた。ヒッチコックの『鳥』(63)の暁闇のラストシーンでは、夜通し死闘を繰り広げた人物たちが地表をびっしりと埋め尽くす鳥にうつろなまなざしを投げかけてい...
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