#　178　／2003.2.3

第173回

「スカイハイ2003」編（6）

1月26日着

下井草のロイヤルホストの薄くて不味い珈琲を何杯も注がれるままに大量に飲みながら、ランチョンマットのつもりの紙の裏にコンテを書きながら整骨院の時間待ち。
だるい…やる気なし…。締め切りだけが迫る…。

お世話になってる役者の事務所の社長に某少年に会わせてもらう約束をお願いする。
弱冠16歳！いるもんだなあ…スーパーなやつ。…向き合えるかしら？

…な訳で新年早々の新プロジェクトは新戦力"松本稔"2002城戸賞受賞脚本家を加えて、にわかに熱を帯びて…んだかなんだか妙な様相を呈してきた。
「あっ、先に言っておきますと好きに書きますんで。容赦しないすからオレ、ねっ。村本さん！」とくったくなく笑う松本氏は、スパイラルホールのカフェで何杯もオレンジジュースをお代わりした。

いつもニコニコしてるHプロデューサーも相変わらずニコニコしている。風邪気味なのか、やや引き気味の足立は二人のスリアワセをやたら気にしている。

ワカンネーよなぁ、共作の進め方なんて。だって初めてだもん。2日間ロケハンでマイクロ酔いだし…オレ。