#　232　／2003.7.14

第227回

「七月の教訓 II」編（5）

7月14日着

最近どうしても許せない事がある。
何故かやたら目につくのだ、ポロシャツの下にTシャツ着てる輩が！今日も二人見た。

何故か？
何故なんだ？
いーじゃないかポロシャツ一枚で着れば！

オシャレな子があえてそうするのは良しとしよう。しかし大抵の奴はラルフのポロなんだ。しかも裾をパンツに入れている。

何故か？
何故？
いーじゃないかプルオーバーで！

オカシイからそれっ。

フゥ…気が晴れた。

天気は雨だ。
原稿も雨だ。土砂降りだ。

桃のタルトと紅茶頼んだ。このカフェで最年長だ客として。締切は待たせっぱなしだ。

エターナル新作買った。
昔々毎日履いてた501みたいに洗いざらしてある。洗いざらしのゴワッとした501…当時オレはこれを戦闘服と呼んでいた。自主制作や大学の課題の撮影には必ずこいつを履き、夜洗ってベランダに干しまた朝になって履く…足を通す時の感触が何とも好きだった。色の抜けた29インチの501オリジナル…勿論、手元にはもうない。誰かにやってしまった。仮にあってもきつくて穿けない。
エターナルの新作はそんな当時を思い出させる。
洗いたてのやつにあしを通すときのあの至福を…。