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レビュー:空気人形

『孤独と孤独がよりあうとき』 / 正直申し上げれば、筆者はこれまで是枝裕和監督の作品が苦手であった。手抜かりなく丁寧につくられてはいるが、頻出する象徴主義的なショット、思わせぶりな台詞がどうも鼻について。というより、おそらくそれは、描こうとしているテーマと映画技法とのアンバランスさがもたらす印象だったのだろう。なぜなら『空気人形』では、これまで筆者が敬遠していたそのような象徴主義的な技法が、作品のテーマときわめて奇跡的に...

『サマーウォーズ』

劇場アニメとして異例の大ヒットを記録した「時をかける少女」の細田守監督が、再び奥寺佐渡子(脚本)と貞本義行(キャラクターデザイン)の二人と手を組んだ最新作が間もなく公開される。今作には、美術監督にジブリ映画で馴染み深い武重洋二が参加、独特な作品世界を構築している。 8月1日(土)より、新宿バルト9、池袋HUMAXシネマズ、梅田ブルク7 他 全国ロードショー!

櫻の園-さくらのその-

「旧作が『映画』なら、新作は『テレビドラマ』」/ 吉田秋生の漫画を映画化した中原俊監督「櫻の園」(90、以後「旧作」)は、個人的にとても好きな作品だ。創立記念日にチェーホフの戯曲“櫻の園”を上演することが伝統の名門女子高を舞台に、演劇部の女の子たちが“櫻の園”を上演するまでの2時間を描いている。....

愛の流刑地

それはひょっとしてギャグでやっているのか? /Text By 鮫島 サメ子  あまり大きな声では言えないが、妄想は楽しい。大きな声で言えないのは、あらゆる妄想は精神的なマスターベーションだからだ。  だから、ベタなほど楽しい。ご都合主義なほど楽しい。趣味に走り、偏見に満ち満ちているほど楽しい。...

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