『教誨師』の佐向大監督最新作となる本作は、郊外の鉄屑工場で働く二人の男が、ある夜の出来事がきっかけに、日常から逸脱していく姿を通して、無情な現代社会の本質をあぶり出す意欲作。豪華俳優陣の怪演が生み出すアンサンブルにも注目。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で短編初のSKIPシティアワードを受賞した本作は、突如現れた相談者の話を聞くことになった心理カウンセラーが、想像を絶する奇妙な不安感に飲み込まれてゆく姿を描いた極上のスリラーだ。
ピンク映画でデビューし、ライトノベルやj漫画原作の青春映画で高く評価された後、ドキュメンタリー作品を連作するなど、ジャンルを横断した活動を展開する堀禎一監督待望の新作は、久しぶりに再会した義弟と幼なじみの間で揺れる女の官能と禁忌の物語だ。