「舌先三寸」日記タイトル画像
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村本天志さん
プロフィール

東北新社SPS部入社。横浜博、名古屋デザイン博などイベント展示映像の制作に関わる。90年よりCM本部に移籍。以降、CMディレクターとして企画・演出。96年より東北新社退社後、フリーランスに。
現在、2002年公開予定映画『MASK DE 41』(マスク・ド・フォーワン)待機中。

# 136 /2002.6.23

第131回

「紫陽花の上のカタツムリ」編(8)

6月22日発

関さばが旨い!関あじが旨い!夏ふぐの唐揚げが熱い!


そうオレは大分にいる。夏に再び撮るアルツハイマーの8分CMのロ
ケハンだ。今年のキャストもかなり凄い、自慢のキャストなんだが書くのはまだにする。でも期待は裏切らない、はず。

ところで今夜は夏ふぐのフルコースだ。
ぼん酢に肝をまぶして食べる全国でも珍しい食べ方。臼杵の夏ふぐと言えばファンも多いのだ。

…などと食った旨いもん自慢を、カチンコ長谷にメールしたらロケ弁三昧の奴に激怒された。しかも今ロケ弁真っ最中らしい。

皆さんは食った事ないだろうが、世の中の不味いもんベスト3くらいには入れる代物なのだ。それは食事などでは決してなく、あえて言うなら働くための餌である。夏場は太陽でまったりと暖まり、冬場は寒気で固く冷たくなっている…三日続いたら確実に気が変になる食い物…それがロケ弁である。

食いたい?食いたくないよね。食う必要ないもんね。
カチンコ長谷は今日もロケ弁を食う…そして太る。そう、ロケ弁は無意味にカロリーだけは高いのだ。

そして、やはり臼杵の夏ふぐは美味であった。肝をたっぷりまぶしたカボス入りのぽん酢は上出来でありたっぷりとあるふぐ刺し、唐揚げ、ふぐちり、雑炊と見事な流れである。数年ぶりに食す臼杵の夏ふぐはやはり美味であり、東京の旨い店の三分の一の価格で食べられるのがまた嬉しい。

明日はいよいよ唐津に向かう。どんな旨いものが待っているのだろう…お腹が空いて眠れない。

えっ、ロケ弁?何それ?長谷くん‥。
喉乾いちゃった。「かぼす水」飲もうっと…これがまた旨いんだ。さっぱりしてて!