第20回大阪アジアン映画祭でインディ・フォーラム部門JAPAN CUTS AWARDを受賞した本作は、交際中の恋人が突然自分とは別の人と結婚することを知った女性の行き場のない恋心の行方を、予測不能な展開の連続で描く異色作だ。
鯨岡弘識監督の小編映画2作、国際映画祭で30以上のアワード受賞を成し遂げた『Kay』と、鏡像的に作られた挑戦作『終点は海』が、日本で初めて劇場公開される。
AV 女優・文筆家の戸田真琴が脚本執筆・初監督をつとめた本作は、自らの人生における大きな喪失のようなものをベースに、言葉と映像で「認められない自分」語り直すことを試みた、イノセンスな自伝的短編映画集だ。
俳優事務所が所属俳優のプロモとして製作した短編映画を上映する映画祭。三回目となる今年は、国内外の映画祭で 20 冠以上を達成した串田壮史監督や、『桐島、部活やめるってよ。』の脚本家・喜安浩平監督などが参加、インディ映画好きは要注目の映画祭だ。