戸田真琴監督作品
永遠が通り過ぎていく
2022年4月1日(金)アップリンク吉祥寺ほか全国ロードショー
自分の生きてきた史実を、愛しています。
たった一人に語りかけるように、切実で美しい言葉を手向ける AV 女優・文筆家の戸田真琴。2019 年、「戸田真琴実験映画集プロジェクト」と称して、自らの人生における大きな喪失のようなものをベースに、言葉と映像で語り直すことを試みた。
「自分の生きてきた世界のこと、ずっと興味がなくて見たことがなかった。(でも、)自分の生きてきた史実を愛している」。生まれたのは自伝的な 3 本の短編。
植物園で互いの宿命を解析し合う少女たちの物語「アリアとマリア」、
キャンピングカーで旅に出る男女の刹那の交流を描いた「Blue Through」、
監督自身の送った手紙をもとに大森靖子氏が書き下ろした楽曲を使用した喪失と祈りを描く賛美歌「M」。
戸田は全作品の脚本を執筆・初監督をつとめる。1 年間の自主配給による上映が話題を呼び、待望の映画館での上映決定。詩的で私的な短編集は、認められない自分も照らす“賛歌”となって、きっとあなたの世界に降り注ぐ──。
戸田真琴 プロフィール
セクシー女優・文筆家。ブログに綴った「シン・ゴジラ」などの映画評が話題を呼び、各媒体でコラム連載等を執筆するようになる。写真集に、敬愛するジム・ジャームッシュの作品「ミステリー・トレイン」をオマージュした「The Light always says.」(幻光社)、著書に『あなたの孤独は美しい 』(竹書房)、『人を心から愛したことがないのだと気づいてしまっても 』(KADOKAWA)がある。2021年には少女写真家の飯田エリカと共にグラビアを再解釈するプロジェクト「I’m a Lover, not a Fighter.」をスタート。写真作品のディレクションや衣装スタイリングを務める。ほかにも、Podcastや小説の執筆など活動は多岐にわたる。
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