話したりない夜の果て
Days gone by
2025年11月15日(土)より池袋シネマ・ロサ他 全国順次公開
出会って 10 年。
東京の片隅で暮らす二人の、出会いから別れ“話”までの物語。
『88 生まれの女たち』は、移ろいうねり続ける現代を全力で生きる姿を等身大で表現することを目的とし活動しています。
本作品は、2019年に企画がスタートし、2020年コロナ禍により制作が一時中断。2021年の夏に改稿した脚本をもって撮影を再開して、2022年に「話したりない夜の果て」というタイトルで公開予定でしたが、諸事情により公開を一旦断念。
その後、未公開となり紆余曲折のなか再撮影・編集を重ねて完成したのが今作「話したりない夜の果て Days gone by」になります。
メンバーが本音で語り合い、撮影・編集を重ねて完成させた女性たちによる等身大の愛おしいこの作品は、生きることに真っ向から躓くすべての人に贈る、不器用すぎる人生賛歌なのです。
What 88?
1988 年、昭和最後の年に生まれた女性 6 人で集まって結成された映像演劇創作団体。
移ろいうねり続ける現代を全力で生きる女性たちの姿を等身大で表現することを目的としており、2017 年に廃校の小学校を舞台とし、 野外劇「誕生」 を上演。

心が折れたある時から、立ち直り方を忘れてしまった主人公・妙子。
過去を言い訳に漫然と今をやり過ごす日々に生きる気力を失っていた。
精神的にも生活においても依存していた彼氏・コタロウとの関係が変化していく中で、妙子はようやく自分の心の内と対峙することになる。

私たちはこれまで、作品をつくること、届けることについて何度も話し合ってきました。
振り返れば、意見がすんなりまとまったことなんて一度もなく、毎晩「話したりないね」と言って別れては、次の打ち合わせの日程を決める日々 でした。
どんな些細なことでも気になることは顔を突き合わせて、腹を割って。
このかけがえのない“煩わしさ”は、今では私たちの強みです。
長い道のりでしたが、そんないくつもの夜の果てに今作の公開があります。
『 88 生まれの女たち』で企画・製作した映画「話したりない夜の果て Days gone by」は、2025 年 11 月 15 日より公開です。
劇場でご覧いただけることを、メンバー一同心より楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
88 生まれの女たち 菅原雪 石高由貴 上村奈帆 矢島理佐 仲村唯

企画・製作:88 生まれの女たち
音楽:猪野進一 撮影・照明:瀬戸詩織 録音:山城研二,美館智範,藤崎仁志 制作:石高由貴
助監督:小林尚希,髙野悟志,長谷川卓也 撮影応援:對馬和則,野口高遠 編集協力:野口高遠
制作協力:中島京亮 音響効果:大河原将 音響効果助手:原虹歩 整音:渡部聖
スタジオエンジニア:山田良歩 ラボコーディネート:岡田浩ニ タイトル字:0910 株式会社 山津和也
宣伝美術:東かほり スチール:安楽涼 スチールメイク:阿部美咲 合成:石井康裕
英語字幕:石澤彩美,Kenny Sanderson 宣伝協力:高木真寿美
予告編協力:安達真夏 DCP マスタリング:ねこの手 DCP
監督・脚本・編集:上村奈帆
2025/日本/カラー/5.1ch/16:9/DCP/79 分
