横浜シネマ・ジャック&ベティ
横濱キネマ・カーニバル 其之参
2021年11月13日(土)~26日(金)まで、
横浜シネマ・ジャック&ベティにて開催
これからの活躍が期待される若手映画監督13作品一挙上映企画
横浜シネマ・ジャック&ベティで若手映画監督の作品を上映する上映企画「横濱キネマ・カーニバル 其之参」が開催される。本イベントは過去2回開催され、第34回東京国際映画祭でアジアの10人の若手映画監督に選出された奥田裕介監督、映画・テレビで活躍するアベラヒデノブ監督、ミュージックビデオで活躍する長棟航平監督などの作品が上映されるなど、若手映画監督の登竜門の一つとなっている。
本年は、塩出太志監督『ぽくぽく』、上村奈帆監督『僕の一番好きだった人』、野本梢監督『アルム』、四海兄弟監督『シュレーディンガーの猫』などの旬の監督の新作のほか、辻野正樹監督『明日に向かって逃げろ』、中川駿監督『カランコエの花』、松本花奈監督『僕もあの子も』などの秀作もプログラムされており、ますます目が離せないイベントになりそうだ。
日程は、11月13日(土)~26日(金)の2週間。連日19:20から開映、各日3本ずつの作品が併映される。
料金:前売り券 1300円 / 当日一般 1500円 /
大学・専門学生 1200円 / シニア 1100円 / 高校生以下 1000円
『ZIDORI』
( 監督:小野篤史|2019年|30分|日本|ステレオ|16:9 )
出演:大津尋葵 / 小角まや / 佐野実紀 / 筒井則行 / 中谷竜 / 園都 / 葛城ゆい
監督:小野篤史 プロデューサー:中谷太 撮影:北口直樹 録音:久保琢也 音楽:大木嵩雄 主題歌:SATO MANSION主題歌:SATO MANSION
●あらすじ:川井くん、22歳大学生。無事就職も決まり春を待つ。時間がたっぷりある彼は自転車での日本一周を計画するも、そこまでの気力はなく四国一周に変更する。にわかYou Tuber気取りで旅の様子を撮影しアップロードし続けるが……。
『ホリメンタリー』
( 監督:田村専一|2016年|20分|モノラル|16:9 )
出演:ほりかわひろき / ほりかわひろきの両親と新潟と東京の仲間達 / ナレーション岡田あがさ
監督:田村専一
●あらすじ:役者ほりかわひろき。そんな彼が元気のない親父とキャッチボールをしたい。そしてそれを撮って欲しいと言い出した。彼の地元新潟へ田村が同行し撮影した。
『あり。』
( 監督:田村専一|2018年|22分53秒|ステレオ|16:9 )
出演:望月めいり / ほりかわひろき / 宮下貴浩 / 永里健太朗 / 田原イサヲ
監督:田村専一 撮影・照明:齊藤隆宏 録音:田原イサヲ / 田村専一 助監督:佐藤美百季 / 宮原周平 小道具:コヤマシノブ 音楽:ヒラサワンダ / 松野恭平 / 竹原延 CG:東海林毅 エンディング曲「真夜中の決意」Negative Campaign
●あらすじ:お兄ちゃん二人がお姉ちゃんだった!
『アルム』
( 監督:野本梢|2020年|34分|ステレオ|16:9 )
出演:笠松七海 / 諏訪珠理 / 田中爽一郎 / 荒井愛花 / 橋本ねね / 細川慶太 / サトウヒロキ / 池田光輝 / 関口蒼 / 山本亜依 / 高橋遼 / 仲田天使。 / 生見司織 / 松木大 / 村田啓治
監督:野本梢 撮影・照明:小川和也 録音:横田彰文 ヘアメイク:松村南奈 助監督:市原博文 制作:舟崎泉美 / 浜崎正育子 / 川崎僚 / 武内美穂子 撮影助手:加藤啓介 / 丹野雄太 記録:北山由季
●あらすじ:人生の岐路に立たされた大学生の葛藤をハラスメントの問題を交えて描いた短編。交友関係に忙しなく過ごしている大学3年生の友佳は、ある日、大学で清掃の仕事をしている青年・尾田と出会う。授業に興味を持つ尾田を教室に潜り込ませようと画策する友佳だったが、ある事実を知ってしまい……。
『焦げ。』
( 監督:比嘉 一志|2019年|37分|ステレオ|16:9 )
出演:伊藤辰乃介 / 遠藤留奈 / 池田良 / 柴田槇子
監督・脚本:比嘉一志 撮影・照明:佐藤雅樹 録音:武蔵美羅 衣裳:百井豊 メイク:井塚 茅乃 / 戸田 紗矢香 ヒーロースーツ デザイン:つのだだいすけ ヒーロースーツ スーツ製作:其之壱 音楽:大平伸正 編集:板倉詩苑 助監督:飛田一樹 制作:笠井和夫 現場応援:遠藤健一 技術助手:高畑綾人 / 中野谷晃平 / 園尚史 / 慶田城波音
●あらすじ:認知症の祖母、仕事ばかりで家に帰ってきたらいつもイライラしている父、介護・家事・育児を一人で抱え込み疲れ果ててしまった母。小学生の海斗は、「いつもお母さんを助けてあげたい」と思い悩んでいた。ある日、祖母の徘徊をきっかけに我慢の限界に達してしまう母。海斗は母を助けるために何をするのか……。
『明日に向かって逃げろ』
( 監督:辻野正樹|2015年|40分|ステレオ|16:9 )
出演:三森麻美 / 二瓶翔太 / ほりかわひろき / 矢島康美 / 金子宏貴 / 橋本亜紀 / 手塚みのる
監督・脚本・編集・音楽:辻野正樹 撮影:市来聖史 録音:中島光 助監督:味澤幸一郎
●あらすじ:クリーニング店に務める大森は、同じ職場で働く靖子に思いを寄せている。ある日靖子は、店の客とトラブルを起こし、店長から注意を受けるが、カッとなって店を飛び出してしまう。その夜、靖子は同棲相手の男を殺害し、大森に助けを求める。大森は、靖子との逃避行の旅に巻き込まれていく。
『なみぎわ』
( 監督:常間地裕|2018年|20分|ステレオ|16:9 )
出演:山田将 / サトウヒロキ / 小田篤 / 織田龍光 / 律子 / 山田雄三 / 石山優太 / 丹野武蔵
監督:常間地裕 録音:鈴木万理 / 安宅充生 助監督:高瀬怜 / 小柳多央 / 芝山健太 制作:髙橋裕美 衣装:遠藤雄斗 美術:大高汐悠 音楽:布施悠輔
●あらすじ:高校卒業をまじかに控えた大吾と、高校に通うことのできなかった大翔は小さな港町で暮らしていた。友達である2人にとっての何気ない日常が、これからの2人とって特別な1日へと変わっていく。『大人』と『子供』、その間で揺れながら生きる2人の物語。
『ぽくぽく』
( 監督:塩出太志|2021年|11分|ステレオ|16:9 )
出演:橘さり / 望月めいり / 田丸大輔 / 矢島康美
監督・脚本・編集:塩出太志 撮影:岩川雪依 録音:横田彰文 助監督:田村専一 小道具:佐藤美百季 音楽:宮原周平 プロデューサー:橘さり
●あらすじ:橘さんは望月さんの家にぽくぽくと除霊をしにいくことになった。
『僕の一番好きだった人』
( 監督:上村奈帆|2021年|44分|ステレオ|16:9 )
出演:平野鈴 / 長谷川葉生
監督:上村奈帆 撮影:重田純輝
●あらすじ:ある夜、海で入水自殺を計る悠。死にきれず陸にあがってくると、叶絵という一人の女性がその姿に恋をする。そして悠もまた叶絵に惹かれ……。
『僕もあの子も』
( 監督:松本花奈|2016年|27分|ステレオ|16:9 )
出演:鶴巻紬 / 木口健太 / 徳永芳子
監督・脚本:松本花奈 撮影:林大智
●あらすじ:虚勢をはって生きてやる。アヤ、15歳。今年の春から高校一年生になるはずの年。でもずっと学校には行ったり行かなかったりで、住んでいる家は天井しか見えない程のゴミ屋敷で、お父さんはいなくて、何日前にご飯を食べたのかも思い出せなくて。いつも、何にもしないお母さんの代わりにお母さんの弟のこうじおじちゃんが遊びに来る。外を見たらこの間まで鳴いていた蝉の姿はもうなくて、そんな季節になった時のアヤ達の話。ズドン!
『カランコエの花』
( 監督:中川駿|2016年|39分|ステレオ|16:9 )
出演:今田美桜 / 永瀬千裕 / 笠松将 / 須藤誠 / 有佐 / 堀春菜 / 手島実優 / 石本径代 / 山上綾加 / 古山憲正 / イワゴウサトシ
脚本・監督・編集:中川駿 企画:木佐優士 / 柴田徹也 / 中川駿 プロデューサー:山野淳 / 木佐優士 撮影:伊藤弘典 録音監修:治田敏秀 録音:内田達也 助監督:柴田徹也 監督補佐:和智仁美 照明助手:平山貴浩 録音助手:佐藤初那 制作:戸塚美早紀 ヘアメイク:CHimuu Yayoi CB 整音:空想サウンド開発局 スチール撮影:宇田川俊之 フライヤーデザイン:桑田亜由子 協力:茨城県立那珂高校 / 茨城交通株式会社 / 水戸市みとの魅力発信課 / 昭島ロケーションサービス / ニューシネマワークショップ
●あらすじ:「うちのクラスにもいるんじゃないか?」とある高校2年生のクラス。ある日唐突に『LGBTについて』の授業が行われた 。しかし他のクラスではその授業は行われておらず、 生徒たちに疑念が生じる。「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか?」生徒らの日常に波紋が広がっていき……。思春期ならではの心の葛藤が 起こした行動とは……?
『シュレーディンガーの猫』
( 監督:四海兄弟|2020年|30分|ステレオ|16:9 )
出演:カトウシンスケ / 荒井志郎
監督・編集:四海兄弟 エチュード構成:奥田裕介 エチュード演出:倉本朋幸 撮影:長棟航平 録音:松村慎也
●あらすじ:誰もいない映画館の中にいる二人の男。静謐な映画館のロビーや客席で、時には不条理に時にはコミカルに繰り広げられる二人の男の会話劇。その二人を撮影する撮影チーム。ドキュメンタリーなのかフィクションなのか。映画館の中で「今」を過ごす二人が待っている「未来」とは……?
『グラフィティ・グラフィティ!』
( 監督:松尾豪|2019年|30分|ステレオ|16:9 )
出演:渡邉梨香子 / 萩原正道 / 角健士 / 村上真衣
監督・脚本・編集:松尾豪 共同脚本:宮本佳奈 / 吉澤太智
●あらすじ:田舎と都会の真ん中で勃発する、ジジイと女子高生のある戦いの物語。ある日の夜、女子高生の柚子は悪友の誘いで、商店街のシャッターに落書き(グラフィティ)を描いてしまう。翌朝そのグラフィティに気づいた家主の権三は大激怒。しかし彼は通報するでもなく、上からペンキで『ヘタクソ!』と書きなぐった。それに気づき激怒した柚子も、また上からグラフィティを描く。その日を境に柚子と権三は毎朝毎晩、グラフィティを描き合う戦いを繰り広げる。柚子は次第にグラフィティ自体の楽しさに目覚めてゆく。
2021年11月13日(土)~26日(金)まで、
横浜シネマ・ジャック&ベティにて開催
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