第32回『PFFぴあフィルムフェスティバル』 開催!
2010年7月16日(金)~30日(金)(毎週月曜休館)
東京国立近代美術館 フィルムセンター 大ホールにて開催!
※前夜祭として、15日には若松孝二監督の最新作『キャタピラー』を特別先行上映
PFFアワード2010
527作品から厳選された
16作品を上映!
1977年から続くPFFのメインプログラム「PFFアワード2010」。自分のお金で、自分の頭と体で、自分の意思で、自主的につくられた映画だけのためのコンペティションです。この16作品は会場で見知らぬ観客と出会い、歩き始めます。“今”を最もビビッドに映し出す自主映画の魅力を伝えるPFFは、新しい試みに高い興味を持つ最初の観客と作品が出会う場所です。あきらかに才能は自主映画に宿る時代。是非観客として、未知の体験をして下さい。(最終日7月30日に、表彰式&グランプリ他各賞が発表!!)
招待作品部門
映画をつくること、観ることを一層面白くさせる特集!
ぴあフィルムフェスティバルの招待作品部門は、これまで映画ファンにはおなじみの巨匠監督の初期作品から、日本では容易に観ることができない海外の作品に至るまで幅広く上映し、映画ファンに貴重な映画体験を提供してきました。今年の招待作品部門のポイントは……
- 日本のキング・オブ・インディペンデント映画と言える、若松孝二監督を多角的に紹介する若松孝二特集
- 日本映画のこれからの公開作品をいち早く紹介する日本映画新作プレミア上映
- インディペンデント映画の父・ジョン・カサヴェテス特集
- 「韓国のファスビンダー」「韓国のトッド・ソロンズ」と形容されるイ・サンウ特集
- 短編スペシャルでは短編映画をぐっと身近に感じる3つの視点で特集
イ・サンウ監督『トロピカルマニラ』
若松孝二監督『寝盗られ宗介』
第20回PFFスカラシップ作品『家族X(エックス)』
ワールドプレミア!
1984年に始まった、PFFの新人監督育成システム「PFFスカラシップ」。コンペティション部門「PFFアワード」の入賞者によるオリジナル企画を、PFFがトータルプロデュースした最新作を御披露目します。本年は08年に『症例X』にて審査員特別賞を受賞した吉田光希監督の『家族X』です!
Special Program
日本インディペンデント映画史シリーズ3 『ぴあフィルムフェスティバルの軌跡vol.3』
3回目を迎える本年はPFFスカラシップ18作品を一挙上映します。
◆会期:7月1日(木)~7月22日(木) ◆会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 小ホール
◆主催:東京国立近代美術館 フィルムセンター、ぴあ株式会社
CARTE BLANCHE(カルト ブランシュ)~期待の映画人・文化人が選ぶ日本映画~
◆主催:東京国立近代美術館フィルムセンター、エイベックス・ミュージック・パブリッシング株式会社、ぴあ株式会社
◆企画協力:REALWAVE ◆会場:東京国立近代美術館フィルムセンター・小ホール(地下1階)
現在、最前線で活躍中の映画人や文化人が、フィルムセンターの日本映画コレクションから作品を選定。上映と解説を行います。
- 第1回(7月16日)石井裕也監督と真利子哲也監督による対談解説。
『独立愚連隊西へ』(岡本喜八監督)上映 - 第2回(7月21日)美術監督・種田陽平(『キルビルvol.1』『空気人形』他)がセレクト&解説
聞き手:船曳真珠監督(『携帯彼氏』他) 『愛の亡霊』(大島渚監督)上映
2010年7月16日(金)~30日(金)(毎週月曜休館)
東京国立近代美術館 フィルムセンター 大ホールにて開催!
※前夜祭として、15日には若松孝二監督の最新作『キャタピラー』を特別先行上映
招待作品部門
映画をつくること、観ることを一層面白くさせる特集!
およそ半世紀に渡り最も刺激的なインディペンデント監督であり続ける若松孝二を特集します。
“怖い”というイメージがひとり歩きしている感のある若松監督であり作品ですが、それは大きな間違い。是非この機会に初体験を!
若松孝二 わかまつ・こうじ
1936年宮城県生まれ。高校を中退し上京後様々な仕事に従事。テレビや映画の優秀な制作、助監督として活躍した後、ピンク映画の監督を機に20代で自らの制作会社「若松プロダクション」を設立。100本を超える、ピンク映画というジャンルを使っての冒険的で実験的で、革命への情熱に溢れ、そして時代の空気に敏感な映画群が各界の注目を集める。同時に、集まってきた才能たちを次々と抜擢し、脚本家、監督としてのチャンスをつくった。1963年ピンク映画『壁の中の秘事』がベルリン国際映画祭のコンペティションに選ばれ「国辱映画」と糾弾されたときから海外でも名前が広まり、『愛のコリーダ』(大島渚監督’76)プロデュースにより、更に高名となる。80年代以降は一般映画を監督。21世紀に入ってからは、戦争や歴史をこれからの世代に伝える使命を感じると語り、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』(’08年)『キャタピラー』(’10年)と骨太な自主映画を発表する。
◆PFF前夜祭 特別先行上映 『キャタピラー』
第60回ベルリン国際映画祭・主演女優賞(銀熊賞)受賞
★若松孝二監督、寺島しのぶ、大西信満 来場予定
『性賊/セックスジャック』
『胎児が密猟する時』
◆上映作品 ※未ソフト化作品の上映や、ネガしか現存せず見ることができなかった貴重な2作品を35ミリニュープリント上映!
『逆情』(1964/35ミリニュープリント/未ソフト化)
『血は太陽よりも赤い』(1966年/未ソフト化)
『性の放浪』(1967/未ソフト化)
『腹貸し女』(1968年)
『新宿マリア』(1975年/35ミリニュープリント/未ソフト化)
『聖少女拷問』(1980年/未ソフト化)
◆特別プログラム:My Best Wakamatsu ★ゲスト来場
若松監督の指名した映画監督たちが若松映画のMy Best Oneを選び、その創作の源泉を追及する特別プログラム。
- 瀬々敬久監督が選んだ『性賊/セックスジャック』 対談:若松孝二監督+瀬々敬久監督
- 阪本順治監督が選んだ『寝盗られ宗介』 対談:若松孝二監督+阪本順治監督
- 石井岳龍(聰亙)監督が選んだ『胎児が密猟する時』 対談:若松孝二監督+石井岳龍(聰亙)監督
招待作品部門2 日本映画新作プレミア上映
- 『トイレット』‘10年8/28全国公開 ★荻上直子監督 来場予定
- 『ゲゲゲの女房』‘11年正月公開予定 ★鈴木卓爾監督 来場予定
- 『ヘヴンズ ストーリー』‘10年10月公開
★舞台挨拶:瀬々敬久監督、寉岡萌希、長谷川朝晴、忍成修吾、山崎ハコ 来場予定
招待作品部門3 ジョン・カサヴェテス特集
「インディペンデント映画の父」と呼ばれるジョン・カサヴェテスは、俳優として活躍する収入を自己の映画製作に注ぎ込み、妻であり盟友である女優ジーナ・ローランズと共に、かつて誰もみたことのない映画をつくり続け1989年に59歳で亡くなりました。その作品は、今も全く古さを感じさせない普遍性と痛み、緊張感と実験性に溢れると同時に、誰も真似の出来ない孤高のポジションを保ち、映画を志す者に必見の作品群と言えます。今回は即興演出が世界を驚かせたデヴュー作『アメリカの影』を含む3作品を紹介します。
◆上映作品 『アメリカの影』(1959年/デジタル上映)『フェイシズ』 (1968年/デジタル上映)
『こわれゆく女』(1974年/デジタル上映) 配給:ザジフィルムズ
招待作品部門4 イ・サンウ特集
『オール・アバウト・マイ・ファーザー』
『ママは娼婦』
「韓国のファスビンダー」「韓国のトッド・ソロンズ」などと紹介されるイ・サンウ監督を特集します。既に世界で話題となり日本の映画祭でも紹介された『トロピカルマニラ』『ママは娼婦』の2長編と、最新作で、製作、監督、主演を務めたオムニバス映画『オール・アバウト・マイ・ファーザー』の3作品です。監督も来場し上映後に質疑応答を行います。
イ・サンウ Lee SangWoo ★監督 来日予定
‘71年ソウル生まれ。高校時代から映画製作を始め、カリフォルニア大学バークレイ校で映像を学ぶ。その後、アメリカで韓国映画祭や学生映画祭に携わる。韓国に戻り、延世大学大学院で更にドラマを学びながら、講師であったジョン・ジョストとの短編映画製作や、キム・キドクの助監督などを経験しながら、自主映画を製作。
◆上映作品
『トロピカルマニラ』Tropical Manila 協力:大阪プラネット+1/大阪アジアン映画祭2009上映作品
『ママは娼婦』Mother is a Whore 協力:京都国際学生映画祭/第12回京都国際学生映画祭グランプリ受賞
『オール・アバウト・マイ・ファーザー』All About My Father(オムニバス) ワールドプレミア上映
招待作品部門5 短編スペシャル
長編映画と短編映画は、あきらかに違うはずです。では短編映画とは何だろう?どう定義すればいいのだろう?その作品はどのような展開方法があるのだろう?などの疑問に答えられるプログラムを目指します。
(c)Yamamura Animation
『shikasha』
◆特別講座
~長編映画監督にとっての短編映画~ 『きみは僕の未来』『ワンピース(2010)』プレミア上映
★浅野晋康監督 ★矢口史靖監督、鈴木卓爾監督 来場予定
「山村浩二講座~短編アニメーションであること~」 ★山村浩二監督講演
「平林 勇講座~国際映画祭の短編コンペへの道のり~」『shikasha』東京初上映 ★平林勇監督講演
第20回PFFスカラシップ作品 ワールドプレミア!
1984年に始まった、PFFの新人監督育成システム「PFFスカラシップ」。コンペティション部門「PFFアワード」の入賞者によるオリジナル企画を、PFFがトータルプロデュースした最新作を御披露目します。本年は08年に『症例X』にて審査員特別賞を受賞した吉田光希監督の『家族X』です。
監督・脚本/吉田光希 出演/南 果歩、田口トモロヲ、郭 智博
素敵なマイホームがあることで幸せになれると信じていたい橋本路子の家族は、失職の危機にある夫健一と、就職浪人の息子宏明。いつのまにか食卓を囲むことのなくなったダイニングで料理を続ける路子自身も、少しづつ壊れていくが……前作『症例X』で、老母の介護に追い詰められそうな息子の暮らしを映像の力で紡ぐ見事な腕をみせた吉田監督が、崩壊の予兆のある家族を優しく静かに見つめ、必ず宿る光を描き出す。
特別協賛:コダック株式会社 助成:文化芸術振興費補助金
【主催】PFFパートナーズ(ぴあ、TBS)/財団法人日本映像国際振興協会
【共催】東京国立近代美術館フィルムセンター/PFFサポーターズ(ホリプロ)
【後援】文化庁/社団法人日本映画製作者連盟/
NPO法人映像産業振興機構(VIPO)/協同組合日本映画監督協会
【特別協賛】セガサミーグループ
【協賛】財団法人本庄国際リサーチパーク研究推進機構/ポスト・イット 【協力】早稲田大学
http://pff.jp/
2010年7月16日(金)~30日(金)(毎週月曜休館)
東京国立近代美術館 フィルムセンター 大ホールにて開催!
※前夜祭として、15日には若松孝二監督の最新作『キャタピラー』を特別先行上映
- 監督:ジョン・カサヴェテス
- 出演:ジーナ・ローランズ
- 発売日:2009-11-20
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- 監督:市井昌秀
- 出演:森谷文子, 今野早苗, 柿沼菜穂子, 熊埜御堂彩
- 発売日: 2010-04-02
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