AN EXPERIMENT IN MORGANA

～Morgana実験室～ホリデー・スペシャル

オーガナイザー・ヒゴヒロシらが主催するフリーセッション・イベント「モルガナ実験室」
“ホリデー・スペシャル”と銘打った2月11日（金・祝）は、新たな試みとして映像作品の上映も敢行。
今回は昭和歌謡のディーバ・渚ようこが出演した幻の短編作品「Welcome To A.S.P.T.」（監督：友利栄太郎）が“轟音上映”される――！

2011年2月11日（金・祝）、国分寺ライブハウスMorganaにて
17：30より開催！(上映は20時頃予定)

『Welcome To A.S.P.T.』
ハードコアパンクやアジテーション、デスアンビエントに乗せて、バンドのライブや学生らの街頭武装闘争に、渚ようこ演ずる謎の暗殺者や爆弾密売人が交錯していく。バブル崩壊後の“失われた10年”を京都アンダーグラウンドの中で過ごした友利栄太郎の行き場の無い焦燥感を描いた自伝的ドキュメンタリー。空想と現実の記憶の断片が激しくフラッシュバックしながら爆裂する。

友利栄太郎
1970年生まれ。大阪市出身。同志社大学法学部卒業後、大手番組制作会社でテレビ番組制作に参加。世界20カ国以上で取材し、ドキュメンタリーから報道、グラビアまで映像業界を放浪する。07年に足立正生監督の日本映画界復帰作『幽閉者－テロリスト－』に参加したのをきっかけにインディペンデント映画の世界へ。08年、鬼才・福居ショウジン監督と共に制作した『the hiding-潜伏-』はシネマアートン下北沢最後の上映作品となり、新宿ロフト「Drive To 2010」では、同じく福居監督と共に制作した『S-94』が爆音上映され好評を得た。

渚ようこ
1994年デビュー。昭和歌謡の深い業をカバーし、またオリジナルで継承し続ける歌謡曲のディーバ。ザ・ヘア（ヘアー）、クレイジーケンバンド、コモエスタ八重樫、及川光博などと共演し、クラブイベントから刑務所慰問までどこへでも行き、歌う。阿久悠ほか多くの文化人、ＤＪ、ミュージシャンに同志的支持とリスペクトを受けている。

『Welcome To A.S.P.T.』『Welcome To A.S.P.T.』2

2010年／カラー／ステレオ／4：3／DV／20min
監督：友利栄太郎　音楽：The Geldum Shocker、吉本裕美子　撮影：衣川博信
出演：渚ようこ、横田直寿　他

「AN EXPERIMENT IN MORGANA
～Morgana実験室～ホリデー・スペシャル」

加藤崇之 guitar、ヒグチケイコ voice、尾引浩志 voice、広瀬淳二 tenor sax、
近藤直司 tenor sax、平野敏久 electronics、NAO theremin、AYA bass、
川合AKA synthesizer、muupy percussion、直江実樹 radio、一楽誉志幸 drums,
大西英雄 drums、熊田央 drums、ラブ bass、ヒゴヒロシ bass&slide、 DJ ERA、DJ KLO

■友利栄太郎監督作品『Welcome to A.S.T.P』上映

Morgana実験室とは？
国分寺のライブハウスMorganaで毎月1回金曜を軸に展開しているフリーセッション・イベント。2007年にベーシストふたり（ヒゴヒロシとラブ）により開始。2009年には新宿ロフトでのマンモスイベント「Drive to 2010」に実験室まるごと参加。毎回10数名のミュージッシャンがヒゴによりグループ化、5セットほどが演奏を繰り広げる。これまでの参加者総数は120名以上に達し、自由な発想をもとに常に新たな刺激を探求している。

ヒゴヒロシ／プロフィール
77年、日本のパンクムーヴメントの黎明期にミラーズを結成。翌78年、日本初のインディー・レーベル、ゴジラレコードを設立。
ミラーズ解散後 80年にチャンス・オペレーションを結成。80年代半ばにはスターリンやフリクションにも参加するなど、確固たるインディペンデントな活動を90年代まで展開する。
現在は自身のバンド、イハールコネクト、MAJIKA~NAHARUをはじめ、渋さ知らズ、のなか悟空と人間国宝などでも長年に渡り活動を続け、ダモ鈴木やマニ・ノイマイヤーとも共演。
2000年以降は即興演奏の領域も増し、縦横無尽に多数のセッションを渡り歩く。
また92年よりDJ活動を開始すると同時にハードコア・レイヴ・WATERを主催。
その後RAINBOW2000, EARTH DANCE,EQUINOXなどビッグ・パーティにも参加。
DJとして山口冨士夫やチャーリー・マクマーンともコラボレーションを果たした。