ペルー日本人移住120周年を記念して、ラテンアメリカに移住した日本人のアイデンティティをテーマにしたドキュメンタリー映画の連続上映会を開催

1898年、ペルーのカヤオに日本人移住者が集団上陸してから120年を迎え、現地では現在二世、三世が活躍する日系社会を形成している。そんなラテンアメリカに移住した日本人のアイデンティティをテーマにしたドキュメンタリー映画『ニッケイ ペルーに渡った私のおじいちゃん』は、カオリ・フローレス・ヨネクラ監督が自身の祖父母の歴史を辿り、日本からペルーへの移住、第二次大戦下での日本人移民に対する人種的な風当たり、より良い生活を求めて新天地ベネズエラに移った姿を描き出して、国際人権・映画フェスティバルでの優秀ドキュメンタリー賞をはじめ数々の賞を受賞している秀作だ。

今回、この『ニッケイ ペルーに渡った私のおじいちゃん』の上映会が、監督の御祖父様の出身地でもある山梨県甲府市と、東京・渋谷の二箇所で連続上映される運びとなった。この機会に、日系人の生きてきた足跡に思いを巡らし、日本と南米ペルーの繋がりに思いを馳せてみてはいかがだろうか。

上映会 1
10月5日（土）17：00～

場所：山梨県立図書館・多目的ホール
入場料：1,000円
☆上映後にグルーポ・モンターニャスによるフォルクローレ演奏

上映会 2
10月26日（土）18：00～

場所：LIVEHOUSE LOFT9 shibuya
入場料：前売り 1,000円　当日 1,200円
☆上映後にリレートーク
「ペルー移住120年と現在」
ゲスト：柳田利夫（慶應義塾大学名誉教授） × 高林麻子（NPO法人日本マリネラ協会副代表）

協力団体：日本ペルー協会、ラテンアメリカ協会、海外日系人協会、キョウダイレミタンス、インスティトゥト・セルバンテス東京、JICA横浜 海外移住資料館、一般社団法人 野内与吉資料館

問い合わせ先：ブエナワイカ（長澤）メール：buenawayka@gmail.com
TEL＆FAX：03-6326-1549　MOBILE:090-1935-0548