ラピュタ阿佐ヶ谷特集
春爛漫歌と踊りの銀幕祭典
Dancing ,Singing!

http://www.laputa-jp.com/laputa/program/dancing_singing/

2015年3月15日(日)～5月16日(土)まで、
ラピュタ阿佐ケ谷にて開催

人々を愉しませてやまない
ニッポンのミュージカル＆歌謡映画
唄って、踊って!38作品特集上映!

春爛漫歌と踊りの銀幕祭典/Dancing ,Singing! エノケン、坂本九、植木等、フランキー堺、ディック・ミネ、ザ・ピーナッツ、江利チエミ、美空ひばり…昭和の大スターたちがスクリーンで唄い、踊る!
ラピュタ阿佐ヶ谷では、『春爛漫歌と踊りの銀幕祭典/Dancing,Singing!』と題しまして、老若男女、世代を越えて楽しめる、あの頃のニッポンを元気にしたミュージカル＆歌謡映画38作品を大特集上映いたします。

この絢爛豪華な祭典の幕開けは、今なお伝説として語り継がれるオペレッタ時代劇の傑作『鴛鴦歌合戦』。服部良一門下の逸材と謳われた大久保徳二郎が紡ぐ洒脱な音楽と、ディック・ミネ、志村喬らの自由気儘な演唱のコンビネーションは、スクリーンを鮮明に彩ります。また、NHKの人気連続ドラマの映画化で、化粧品会社を舞台に繰り広げられるドタバタ青春群像劇『若い季節』も必見。淡路恵子が女社長、ハナ肇とクレージー・キャッツが宣伝課の社員を演じるほか、ジェリー藤尾、坂本九、団令子など豪華スター総出演の大型喜劇となっております。

今回ニュープリント上映となるザ・ピーナッツの東宝初主演作『私と私』は中でもおすすめの一作。スターとしての二人の誕生秘話を虚構で構成した、セルフパロディー的要素のあるユニークな作品で、音楽は中村八大が担当。永六輔とのコンビによる同名主題歌も必聴です。また今回の特集で外すことの出来ない、日本ミュージカル映画の最重要作品『君も出世ができる』も上映。黛敏郎作曲の軽快でキャッチーなダンスナンバーに乗せて、丸の内で400人が踊った圧巻のモブ・シーンなど、公開から半世紀経った今だからこそ劇場で体感したい傑作です。
ほかにも、宝田明扮するピアニストとジャズバンドメンバーたちとの恋と友情、音楽の世界に生きる苦楽と青春を描いた『嵐を呼ぶ楽団』や、坂本九主演のアワモリ君シリーズ三部作、加山雄三主演の人気シリーズより『エレキの若大将』、ザ・タイガースの『ハーイ!ロンドン』に『ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦』といった当時絶大な人気を誇ったGSグループ出演作品など、魅力十分のラインナップとなっております。

この春、心躍るミュージカル＆歌謡映画38作品・9週間の特集上映にご期待ください。

トークイベント開催
4月11日（土）12:50『ハイハイ3人娘』上映後
ゲスト：園まりさん　聞き手：鈴木啓之さん（アーカイヴァー）
4月21日（火）14:50『アスファルト・ガール』上映後　ゲスト：尾藤イサオさん

【上映作品】

『鴛鴦歌合戦』(1939年／マキノ正博) ※16mm
『元禄女大名』(1960年／安田公義)
『アワモリ君売り出す』(1961年／古澤憲吾)
『エノケンのちゃっきり金太【総集篇】』(1937年／山本嘉次郎)
『大当り三色娘』(1957年／杉江敏男)
『踊る龍宮城』(1949年／佐々木康) ※16mm
『東京ドドンパ娘』(1961年／井田探)
『ドドンパ酔虎伝』(1961年／田中徳三)
『若い季節』(1962年／古澤憲吾)
『ハナコサン』(1943年／マキノ正博) ※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
『可愛い花』(1959年／井田探)
『情熱の花』(1960年／堀池清)
『君も出世ができる』(1964年／須川栄三)
『ひばり・チエミの弥次喜多道中』(1962年／沢島忠)
『アワモリ君乾杯!』(1961年／古澤憲吾)
『歌へ!太陽』(1945年／阿部豊) ※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
『ハイハイ3人娘』(1963年／佐伯幸三)
『嵐を呼ぶ楽団』(1960年／井上梅次)
『続若い季節』(1964年／古澤憲吾)
『アワモリ君西へ行く』(1961年／古澤憲吾)
『アスファルト・ガール』(1964年／島耕二) ※16mm
『歌ふ狸御殿』(1942年／木村恵吾) ※16mm
『私と私』(1962年／杉江敏男) ※ニュープリント
『春爛漫狸祭』(1948年／木村恵吾) ※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
『ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦』(1967年／斎藤武市)
『初恋チャッチャ娘』(1956年／青柳信雄)
『日本一のゴマすり男』(1965年／古澤憲吾)
『飛び出した女大名』(1961年／安田公義)
『パラキンと九ちゃん申し訳ない野郎たち』(1962年／市村泰一)
『大当り狸御殿』(1958年／佐伯幸三)
『ハーイ!ロンドン』(1969年／岩内克己)
『エレキの若大将』(1965年／岩内克己)
『若い仲間たちうちら祇園の舞妓はん』(1963年／佐伯幸三)
『クレージー黄金伝説』(1967年／坪島孝)
『檻の中の野郎たち』(1959年／川崎徹広)
『真田風雲録』(1963年／加藤泰)
『踊りたい夜』(1963年／井上梅次)
『恋の大冒険』(1970年／羽仁進)

料金
一般…1,200円　シニア・学生…1,000円
会員…800円　3回券…2,700円　※水曜サービスデー…1,000円均一
●各回定員入れ替え制　●上映開始後10分を過ぎての入場は不可。
●午前10時15分より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売。 ●定員48名になり次第、締め切り。
●作品により画像、音声が必ずしも良好でない場合があります。
公式サイト