北村匠海主演
明け方の若者たち
2021年12月31日(金)全国ロードショー
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ? 笑」
その 16 文字から始まった、沼のような 5 年間。
明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女> に、一瞬で恋をした。下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした 7 月の終わり……。世界が<彼女> で満たされる一方で、社会人になった<僕> は、“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現在。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。
でも、僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを……。
Twitter での”妄想ツイート” が話題となり 、 140 字で人々を魅了し続け獲得したフォロワーは 14 万人以上。 10〜20 代から圧倒的な支持を獲得したウェブライター、 カツセマサヒコ 。デビュー作は安達祐実、村山由佳、尾崎世界観、紗倉まな、今泉力哉、長谷川朗など各界の著名人や書店員から推薦の声が集まり、 Amazon日本文芸ランキング 1 位(2020 年 5 月 18 日調べ)、王様のブランチ BOOKRANKING2 位(2020 年 6 月 27 日放送)、 AppleBooks 新人賞受賞など、大ヒットを記録した。 昨年 6 月の発売前から重版が決定した話題の青春恋愛小説『明け方の若者たち』(幻冬舎) が北村匠海主演で映画化。
主人公の<僕> 役を務めるのは、 ダンスロックバンド「DISH//」のリーダーで、『君の膵臓をたべたい』 (17/月川翔)で第 41 回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、 『東京リベンジャーズ』(21/英勉)、『とんび』(22/瀬々敬久) など数々の公開予定作品でも 主演を務める 北村匠海。
明大前の飲み会で<僕>が一目ぼれする <彼女>を演じるのは、映画『カツベン!』(19/周防正行)で第 43 回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、 今年 3 月に 2022 年放送開始予定の NHK 連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを務めることが発表されたばかりの注目の女優、 黒島結菜。 “LINE よりも手紙が似合いそうだし、パスタよりもそばが似合いそう”な<僕>のタイプドストライクの、魅力と美しさを兼ね備えた< 彼女>を自然体で演じきり 、恋と仕事、そして秘密をまとった<彼女>を体現している。
そして、新入社員の<僕>の同期で後に親友となる<尚人>役には、「ウルトラマンタイガ」(19/テレビ東京)で主演を務めて以降、数々のドラマや映画で活躍の場を広げ、実力をつけている 人気急上昇中の俳優、井上祐貴が抜擢された。 高いポテンシャルと意識を持ち優秀であるにも関わらず、希望とは程遠い部署に配属される<尚人>。同じく現実と理想のギャップに悩む<僕>を近くで支える重役を見事に演じた。
<僕>と<彼女>と<尚人>の、学生時代から社会人へ人生が動いていく様は、共感度たっぷりなリアリティを持ちながら、同時に「人を愛する」気持ちを赤裸々に表現した「今」の同世代へエールを送る作品となっている。
本編映像:北村匠海と黒島結菜の“半”同棲シーン
- 映画原作
- (著):カツセマサヒコ
- 発売日:2021/11/17
- おすすめ度:
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