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第74回ベルリン国際映画祭LGBTQ映画最高賞<テディ賞>受賞
レイ・ヨン監督最新作

これからの私たち
All Shall Be Well

『これからの私たち - All Shall Be Well』画像1 『これからの私たち - All Shall Be Well』場面画像2

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2025年12月13日(土)より
シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

INTRODUCTION

60代同性カップルが直面する「法律の壁と差別」
伴侶を失った悲しみと共に、社会制度の現実を問う

同性婚が非合法の香港では、遺言状がなければ、世を去ったパットの遺産をアンジーに継ぐ権利はない。力を合わせて築いた財産や2人で買った家であっても……。
『これからの私たち - All Shall Be Well』は香港の同性愛に関する法律の問題点や根深く残る差別を描き、ベルリン映画祭でLGBTQをテーマにした優れた作品に贈られるテディ賞を受賞。同時に、深刻な住宅不足や就職難、経済格差などの問題も浮かび上がらせ、多角的な視点で香港社会をとらえる。

同性カップルだけではなく、事実婚カップルや、1人で老いる不安を抱えるシングルにとっても、他人事とは思えないテーマを映画にしたのは、『ソク・ソク』 で長年抑圧されてきた同性カップルの老年の愛を描いて高く評価されたレイ・ヨン監督。アンジーの複雑な心情を繊細かつ力強く演じるのは、『ソク・ソク』で香港金像奨助演女優賞に輝き、話題作への出演が続いているパトラ・アウ。パット役には30年以上も銀幕から遠ざかっていたマギー・リーが起用され、短い出番ながらも、颯爽として自立したキャラクターを鮮烈に立ち上がらせている。『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦 amazonリンク:PrimeVideo『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』』で日本でも人気急上昇中のフィッシュ・リウが重要な役回りを果たすパットの姪を好演している点も注目だ。

『これからの私たち - All Shall Be Well』場面画像3 『これからの私たち - All Shall Be Well』場面画像4
STORY

長年連れ添ってきたレズビアンカップル、パットとアンジー。事業や交友関係も良好で、穏やかで安定した日々を送っていた。しかし、これから新しいビジネスを始めて人生の次のステップを踏み出そうとしていた矢先にパットが急死してしまう。

アンジーはパットの親族――兄とその妻、結婚して2人の子供を育てる姪、未婚の甥――とも親しく付き合ってきたが、パットの死後、葬儀の形式について意見が対立。さらに、香港の法律に従い、親族である兄がパットの遺産を相続することになる。『これからの私たち - All Shall Be Well』場面画像5パットとの思い出が詰まったマンションを終の住処と考えているアンジーにとっては、到底受け入れることができない。愛する人を失い、悲嘆に暮れるアンジーの前に立ち塞がる法律の壁と根深い偏見。一方、暮らし向きの厳しいパットの兄夫婦とその子供たちも、それぞれの事情をかかえて葛藤していた。

舞台挨拶 情報 登壇予定者:パトラ・アウ(主演)、レイ・ヨン監督
  • 12月13日(土) 東京初日 13:30の回上映後
    会場:渋谷 シアター・イメージフォーラム
  • 12月20日(土) 大阪1日限定上映 18:10の回上映後
    会場:大阪 シネ・ヌーヴォ 大阪ではシネ・ヌーヴォにて近日公開予定。

『これからの私たち - All Shall Be Well』
主演パトラ・アウさんからのメッセージ

CREDIT
監督・脚本:レイ・ヨン
出演:パトラ・アウ,マギー・リー,タイ・ポー,フィッシュ・リウ
2024年 | 香港 | 93分 | DCP | 原題:從今以後 | 英題:All Shall Be Well
配給:Foggy ©2023 Mise_en_Scene_filmproduction

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2025年12月13日(土)より
シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

2025/12/06/18:22 | トラックバック (0)
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