
カナダで絶賛された小説を、ドキュメンタリー出身監督が映画化した本作は、多様な文化を持つ人々が多く暮らす、カナダ・トロント東部に位置するスカボローを舞台に、貧困、差別、ネグレクトなど厳しい環境で育つことを余儀なくされている三人の子供たちが、地域の教育センターを拠り所にしてささやかな絆を育んでいく姿を描いた心を揺さぶる物語だ。国内外の映画祭で20もの賞を獲得している本作『ぼくらの居場所』の一般試写会に5組10名様をご招待します。※メールでの当選通知となります。

◆会場:日比谷コンベンションホール 大ホール ( 東京都千代田区日比谷公園1-4 地下1階 )
◆『ぼくらの居場所 試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・年齢・メールアドレス」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:10月12日(日)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
貧困、差別、ネグレクト…過酷な環境下で生きる3人の子どもたちを繋いだのは、
地域の教育センターだった。
社会の片隅に生きる人々を実直な眼差しで描く、心を揺さぶる物語。
ぼくらの居場所


2025年11月7日(金)より、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺、
シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
この声が、届きますように。
多様な文化を持つ人々が多く暮らす、カナダ・トロント東部に位置するスカボロー。そこに暮らす3人の子供たち。精神疾患を抱えた父親の暴力から逃げるようにスカボローにやって来たフィリピン人のビン。家族4人でシェルターに暮らす先住民の血を引くシルヴィー。そしてネグレクトされ両親に翻弄され続けるローラ。そんな彼らが安心して過ごせる場所は、ソーシャルワーカーのヒナが責任者を務める教育センターだった。厳しい環境下で生きながらも、ささやかなきずなを育んでいく3人だったのだが……。
世界の映画祭を席巻!
カナダで絶賛された小説を、ドキュメンタリー出身監督が映画化
監督を務めたのは、ドキュメンタリーの名手であるシャシャ・ナカイとリッチ・ウィリアムソン。 2016 年に共同で制作した『Frame394』 (日本未公開)は第 89 回米国アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞のショートリストにも選出された。本作はカナダの作家キャサリン・エルナンデスが実体験をもとに執筆したデビュー小説『Scarborough』 (未訳)を自ら脚本化し、2人に持ち込んだことから 制作がスタート。2人にとって初の劇映画である本作はカナダ・アカデミー賞で 11 部門ノミネート、 8 部門を受賞。国内外の映画祭で 20 もの賞を獲得する快挙を成し遂げた。
社会の片隅に生きる人々を通して、世界の現実(いま)を映し出す――
本作のアンサンブルキャストには物語の舞台であるスカボロー出身の俳優も多く含まれており、そのほとんどは演技未経験であった。主役に抜擢されたのは、本作でスクリーンデビューを果たした3人の子どもたち。彼らの驚くほど自然で純真な演技が観客の心を打ち、作品に命を吹き込んでいる。現代社会が抱える多様な問題を提起しながらも、人々の希望やコミュニティの美しさを温かく描いた傑作が誕生した。




監督:シャシャ・ナカイ,リッチ・ウィリアムソン
出演:リアム・ディアス,エッセンス・フォックス,アンナ・クレア・ベイテル 他
原題: Scarborough|カナダ| 2021年| 138分|カラー|英語|スコープ| 5.1ch| G
日本語字幕:島﨑あかり|後援:カナダ大使館|配給・宣伝:カルチュアルライフ
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