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第75回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門 マジックランタン賞
第31回東京国際映画祭 東京グランプリ/最優秀脚本賞 W受賞!!

アマンダと僕

『アマンダと僕』画像 『アマンダと僕』場面画像1

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2019年6月22日(土)、シネスイッチ銀座、
YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー!

INTRODUCTION

悲しみを抱えて、寄り添って生きる青年と少女――
君が笑えば、世界はまた輝きだす。

夏の日差し溢れるパリ。
便利屋として働く青年ダヴィッドは、パリにでてきた美しい女性レナと出会い、恋に落ちる。穏やかで幸せな生活を送っていたが――突然の悲劇で大切な姉が亡くなり、ダヴィッドは悲しみに暮れる。彼は、身寄りがなくひとりぼっちになってしまった姪アマンダの世話を任されることに……。若いダヴィッドには父親代わりになるのは荷が重く、アマンダは母親の死を理解できずにいた。しかし、消えない悲しみを抱えながらも二人の間に少しづつ絆が芽生えはじめる――。

主演は、フランスで主演作が立て続けに公開される大注目の若手俳優ヴァンサン・ラコスト。アマンダ役には、監督が見出した奇跡の新星イゾール・ミュルトリエ、そして恋人レナ役は『グッバイ・ゴダール!』のステイシー・マーティンが好演。「人間が立ち直る力を、静かに感動的に祝福している」(ハリウッド・リポーター)、「深く胸を打つ、まさに完璧な映画!」(フィガロ)と世界が大絶賛!さらに第31回東京国際映画祭では審査員満場一致で東京グランプリ&最優秀脚本賞のW受賞に輝いた。

『アマンダと僕』場面画像2 『アマンダと僕』場面画像3
COMMENT
  • 母を失ったアマンダ、姉を亡くした僕、堰を切って溢れる悲しみと行き場のない憤りを抱えた二人の心に行き着く先はあるのか。
    遣る瀬無い思いを抱えながらも薄皮を一枚ずつ剥いでいくように、寄り添い生きていこうとする二人。
    アマンダの涙に滲んだ笑顔は、一筋の希望そのものだ。その真っ直ぐな瞳は演技というものを遥かに超えている。
    そして私の心を捕らえて離れない。 ――南 果歩(女優)
  • 不安やためらい、安心や怯え。人生の歯車が狂った時、誰にでも訪れる心の動き。わが身に起きた物語のように、私の心も揺れた。
    ――こぐれひでこ(イラストレーター)
  • 心の復興は街の復興とは違って複雑なものだと実感していた私は、前向きに未来へ踏み出すダヴィッドの選択に光を見た。
    この映画はテロの恐怖や怒りに焦点を当てるのではなく、被害者や遺族たちの痛みや悲しみに寄り添っているところに私は心を掴まれ、それを乗り越えながら生きていこうとする人々の苦悩を描こうとしたミカエル・アース監督の眼差しにシンパシーを感じたのだ。 ――行定勲(映画監督)
  • 飾り気のない、日常生活の中での耐えがたき悲しみが、静かに伝わってくる作品です。愛する人を亡くした時のもだえ苦しむ悲しみと、どのようにして折り合いをつけたら良いのかと、苦しみ悩む。その姿が見事に映し出されており、体験者でないと理解できない微妙な部分までが、甦ってくる傑作です。
    ――高木慶子(上智大学グリーフケア研究所特任所長)
『アマンダと僕』場面画像4 『アマンダと僕』場面画像5
  • 人には、心の居場所が必要です。それを失うことは人生において最大の危機。
    そんな危機を抱えながら、寄り添ってくれる人を信じたり、寄り添う気持ちを強めたりしていくのは、決して簡単なことではありません。
    なんとか、本当になんとか生きる登場人物たちのことが、物語が閉じた今でも頭から離れません。 ――星野概念(精神科医)
  • Elvis has left the building.
    この作品を観て、一生忘れないフレーズになった。
    悲劇はいつも突然始まり、終わりはしない。とてつもない時間をかけて折り合いをつけるしかないのだが、その方法は人それぞれだ。
    Elvis has left the building.
    予想外の場面でこのフレーズが耳に入ってきて、涙が止まらなかった。
    ――大倉眞一郎(映画評論家/ラジオ・パーソナリティ)
  • 誰かを想う愛、誰かを忘れない愛、そして、誰かを赦す愛。
    幼いアマンダの周囲には、優しくも厳しく、また、哀しくも美しい、多様な愛が溢れている。 「自分が少しだけ損をしてみることで世界はその分だけより良くなるのではないか?」と問いかけながら、 悲しみや憎しみの先にあるべきものをこの映画は教えてくれる。 ――松崎健夫(映画評論家)
  • 愛する人の命を突然奪われるという悲劇の中だからこそ、ひときわ力強く輝く光。それがアマンダ。最愛の母を失うという悲しみの中ですら、彼女が放つ野性的で健気な生命力は眩しい。自分たちが守っていたとばかり思っていたアマンダに救われ、大人たちは再生へと導かれていくのだ。人生とは何があっても続いてく。その様を誠実に描いた本作には、ただただ胸を熱くさせられた。
    ――牧口じゅん(映画コラムニスト)
『アマンダと僕』場面画像6 『アマンダと僕』場面画像7
CREDIT
監督・脚本:ミカエル・アース 共同脚本:モード・アムリーヌ
撮影監督:セバスチャン・ブシュマン 音楽:アントン・サンコ
出演:ヴァンサン・ラコスト、イゾール・ミュルトリエ、ステイシー・マーティン、
オフェリア・コルブ、マリアンヌ・バスレー、ジョナタン・コーエン、グレタ・スカッキ
2018 年/フランス/107 分/ビスタ/原題:AMANDA
提供:ビターズ・エンド、朝日新聞社、ポニーキャニオン  配給:ビターズ・エンド
© 2018 NORD-OUEST FILMS – ARTE FRANCE CINÉMA

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2019年6月22日(土)、シネスイッチ銀座、
YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次ロードショー!

2019/06/17/21:44 | トラックバック (0)
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