新作情報

第 91 回アカデミー賞 監督賞、撮影賞、外国語映画賞ノミネート!
第 71 回カンヌ国際映画祭 監督賞受賞! ヨーロッパ映画賞 5部門受賞!
ナショナルボード・オブ・レビュー&NY 批評家協会賞<外国語映画賞>受賞!

COLD WAR
あの歌、2つの心

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2019年6月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

INTRODUCTION

冷戦下、時代に翻弄される恋人たちの姿を
美しいモノクロ映像と名歌で描き出したラブストーリー

ピアニストのヴィクトルと歌手志望のズーラはポーランドの音楽舞踏学校で出会い、愛し合うようになる。冷戦中、ヴィクトルは政府に監視されるようになり、ベルリンでの公演時、パリに亡命する。歌手になったズーラは公演活動で訪れたパリやユーゴスラビアでヴィクトルと再会する。ズーラは彼とパリに住み始めるが、やがてポーランドに戻ってしまい、ヴィクトルも後を追う。二人の愛は結ばれるのだろうか……。

本作は、前作『イーダ』で第 87 回アカデミー賞・外国語映画賞を受賞、世界的な評価を受けるポーランドのパヴリコフスキ監督が、ポーランド・ベルリン・ユーゴスラビア・そしてパリを舞台に、冷戦下で恋に落ち、⻄と東で揺れ動き、別れと再会を幾度となく繰り返しながらも時代に引き裂かれたピアニスト・ヴィクトルと歌⼿・ズーラの美しくも情熱的な愛の形を描きだす。
「結局、⼤きな疑問は、永遠に続く愛の可能性はあるのか?愛は、⼈⽣を、歴史を、この世界を超越することができるのか?」とパヴリコフスキ監督が語るように、過酷だがドラマティックでもあった時代に⾳楽で結ばれ、互いへの燃え上がる愛だけは貫こうとする2⼈を描いた本作。髪の⽑1本、草の葉1枚、そよぐ⾵と⽔⾯まで、すべてのショットが私たちの⽣きる世界はこんなに美しかったのかと教えてくれる映像で綴られる、⼼と五感を刺激する極上のラブストーリーとなっている。

『COLD WAR あの歌、2つの心』画像 『COLD WAR あの歌、2つの心』場面画像2
COMMENT
  • モノクロであるからこそより鮮明に描き出された、悲しみと情熱と、陰鬱な美しさ。民族音楽として、また切ないジャズバラードとして、劇中何度も流れる「あの歌」は、時代に翻弄された恋人たちの言葉では伝えられない想いを語り、観る者に強烈な余韻を残す。――akiko(ジャズシンガー)
  • 冷ややかに美しいモノクロの映像のなかで、ズーラの歌は、民謡、ジャズ、ロック、ラテン……と、熱く熱く燃え上がる。それはヴィクトルが捨てようとして捨てきれない祖国の魂なのだ。――町山智浩(映画評論家)
  • 新発見の民族音楽、悲劇的なラヴ・ストーリー、優れた白黒の映像など、この映画を見たくなるきっかけが色々あります。どれをとっても十分なので、ぜひ見てください!――ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
  • 悲恋な純文学と言いたいが、これはなんと!西側東側、と揉まれながらも結局、最下層から来た女はブルジョアな男より凄すぎる。過去、スターリンの抑圧の社会主義であったことをこんなに描ける、監督凄いなぁ。でもやっぱコレ、ポーランド純文学やで。――綾戸智恵(ジャズシンガー)
『COLD WAR あの歌、2つの心』場面画像3 『COLD WAR あの歌、2つの心』場面画像4
  • なんという美しい映画だろうか。言葉を超え、静かで雄弁なモノクロのフレームが、心に唯一無二の「物語」を映し出す。冷戦下、口ずさんだ「あの歌」が、出会いと別れを繰り返し、やがては「2 人」の、珠玉の「ジャズ」になる。心が震え低温やけどが続く、世界一ミニマムでパワフルなラブストーリー。
    ――大江千里(ジャズ・ピアニスト)
  • 映像の美しさ、映画全体に感じる時代の雰囲気、音楽の新鮮さが刺激的に伝わってきた。今生きている時代、生活、人間関係は遠くの次元から見てみればとても幸福で恵まれているなと感じる。そして、こんな刺激的で少し切ない愛があるから歌は生まれ続けるのだと改めて思った。
    ――yui (FLOWER FLOWER/シンガーソングライター)
  • 60年代初期の<東欧ヌーヴェルバーグ>の再現的な継承。ホン・サンス等と並ぶ、<21世紀ヌーヴェルバーグ>の、異様なまでの傑作。
    ――菊地成孔(⾳楽家/⽂筆家)
  • 素晴らしい⾳楽と美しい描写。⼀瞬たりとも⽬を離すことができませんでした。その当時の時代背景を、⾳楽でわかりやすく表現し時に⾳楽が⼆⼈を引き寄せ合い、時に⾳楽が⼆⼈を引き離す。悲しく切ないラブストーリーに、⼼打たれました。――⼋代亜紀 (歌⼿)
  • 変幻⾃在の撮影。加藤泰のローアングルならぬ、ハイアングルによる空間把握が⾒事。かと思えば主⼈公たちの魅惑的な表情にスッと迫ってみせる。最良のポーランド映画は、いつも不意打ちのように現れる。 ――濱口竜介(映画監督)
『COLD WAR あの歌、2つの心』場面画像5 『COLD WAR あの歌、2つの心』場面画像1
CREDIT
監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
脚本:パヴェウ・パヴリコフスキ、ヤヌシュ・クウォヴァツキ 脚本協力:ピヨトル・ボルコフスキ
撮影:ウカシュ・ジャル
出演:ヨアンナ・クーリク、トマシュ・コット、アガタ・クレシャ、
ボリス・シィツ、ジャンヌ・バリバール、セドリック・カーン 他
2018年/原題:ZIMNA WOJNA /ポーランド・イギリス・フランス/
ポーランド語・フランス語・ドイツ語・ロシア語 / モノクロ/スタンダード/5.1ch/88分/ DCP/ G /
日本語字幕:吉川美奈子 配給:キノフィルムズ/木下グループ 後援:ポーランド広報文化センター

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2019年6月28日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開

『COLD WAR あの歌、2つの心』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ) 『COLD WAR あの歌、2つの心』
映画前売券(一般券)
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イーダ Blu-ray イーダ Blu-ray
  • 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
  • 出演:アガタ・チュシェブホフスカ, アガタ・クレシャ, ダヴィド・オグロドニク
  • おすすめ度:おすすめ度4.0
  • Amazon で詳細を見る

2019/06/19/21:25 | トラックバック (0)
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