磯部鉄平 監督作品
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020 国内長編部門 観客賞受賞作
コーンフレーク
2023年1月21日(土)より池袋シネマ・ロサ他全国順次公開
INTRODUCTION
同棲7年目、結婚の予定……まるでなし。
それぞれの夜に見出した答えとは?
保険外交員として働く美保は、音楽の夢を捨てきれずに自堕落な生活を送る裕也との暮らしに居心地の良さを感じながらも、このままでいいのかと自問していた。職場の後輩は美保を頼るばかりでなかなか独り立ちしない。そのせいで上司からねちねちと嫌味を言われ疲弊する毎日。疲れて帰宅した美保は、裕也がバイト先の後輩・朱里と連絡をとっていたことに気が付く。口論となった末、美保は裕也を家から追い出してしまう。
行き場を失った裕也と、ひとりになった美保。 2人は、この日別々の夜を過ごすことになり……。
本作は、2016年から映像制作を始め、遅咲きながら SKIPシティ国際Dシネマ映画祭初の3年連続受賞等、国内外の映画祭で多数受賞し、注目を浴びている磯部鉄平監督の渾身のラブストーリー。
2017年の冬、監督の磯部、主演のGON、高田怜子の地元である大阪を舞台に撮影された。主演二人の他、日乃陽菜美、手島実優、木村知貴等が脇を固め、主題歌と挿入歌では、すのう・小林未奈が参加している。本作は各映画祭、イベント上映等で評価を集め続け、5 年の歳月を経て、遂に待望の単独劇場公開に至った。
COMMENTARY
- 磯部チャリ映画ぶっちぎりの面白さ。
高田怜子さん良すぎて笑っちゃうし、あんな顔で2ケツされたら涙出た。
ママチャリと磯部鉄平の組み合わせは抜群。
ダラダラと遊んでこうぜと言ってくれる磯部映画は羨ましかった。
俺なんでマウンテンバイク買っちゃったんだろ。――安楽涼(俳優・映画監督) - その輪郭を確かめたくて、恋も夢もついつい比べてしまうけれど、比べることをやめたとき、愛や仕事に変えていけるのかもしれない。朝から笑いあう二人の姿がとても眩しかったです。――佐藤快磨(映画監督)
- 夢を捨て切れずうだつの上がらない日々を過ごす駄目男、裕也。そんな裕也と長い年月同棲している自立した女性、美保。
些細な口論からすれ違った二人は各々の一夜を過ごす。
「子供染みた男の一夜」と「成熟した大人な女の一夜」。
その果てに辿り着く「花火」を、どうか劇場の大画面で、大音響で、観てほしい。
磯部監督の主人公達に対する、身近な世界に対する、優しい視点に、心を癒されて欲しい。――中濱宏介(映画監督) - 男女の想いが交錯する、美しいドラマだった。
「少女の夢」と、それを震えて待っている「男心」が健気に描かれていた。
何ともいえない幸せな気持ちにさせてくれて、風を切って歩きたくなるような、そんな気分にもさせてくれる。
やっと公開すると聞いて、でも磯部監督の良さはずっと変わらないから、大丈夫だよと思う。――中村祐太郎(映画作家) - 自分のこと、相手のこと。行き止まりを感じながら生きている時、もしものその先を考えずにいられない。ここから動けないのではなくて、自分が動かないでいるだけなのに、都合の良い言い訳を作り上げながらダラダラと日々だけが過ぎていく。この停滞は停滞なのか。
知りたいのならこの映画を見て欲しい。――根矢涼香(俳優) - どんなに長い間寄り添っても、気づけない時間はある。
どんなに長い間連れ添っても、知られたくない時間はある。
この映画はそんな時間を、磯部監督の持つユニークさと可愛さとエロさと包容力で包み込んでいる。
だから僕は全力で、ミホに恋をし裕也にやきもきした。
こんな映画、いつか撮りたいなあ。
観終わった後、後ろから磯部さんが「せやろ?」と、いつもの優しい笑顔で言ってくれそうな雰囲気もまたすごく好きです。――葉名恒星(映画監督)
CREDIT
出演:GON,高田怜子,
日乃陽菜美,手島実優,木村知貴,南羽真里,土屋翔,ひと:みちゃん,時光陸,白井宏幸,松本真依,皷美佳,
岩本守弘,五山智博,石井克典,谷口慈彦,小林未奈,すのう(特別出演)
脚本・監督:磯部鉄平
脚本:永井和男 撮影・照明:佐藤絢美 録音・整音・DIT:杉本崇志 制作:石井克典 美術:南羽真里
編集・カラーグレーディング:小林健太 音楽:kafuka(江島和臣)
挿入歌:「パンプス」(作詞・作曲:すのう/歌:小林未奈)
主題歌:すのう「コーンフレーク」(作詞・作曲・歌:すのう)
プロデューサー:谷口慈彦 製作:belly roll film
日本映画 / カラー / ステレオ / 16:9/ DCP / 95分
© belly roll film
日乃陽菜美,手島実優,木村知貴,南羽真里,土屋翔,ひと:みちゃん,時光陸,白井宏幸,松本真依,皷美佳,
岩本守弘,五山智博,石井克典,谷口慈彦,小林未奈,すのう(特別出演)
脚本・監督:磯部鉄平
脚本:永井和男 撮影・照明:佐藤絢美 録音・整音・DIT:杉本崇志 制作:石井克典 美術:南羽真里
編集・カラーグレーディング:小林健太 音楽:kafuka(江島和臣)
挿入歌:「パンプス」(作詞・作曲:すのう/歌:小林未奈)
主題歌:すのう「コーンフレーク」(作詞・作曲・歌:すのう)
プロデューサー:谷口慈彦 製作:belly roll film
日本映画 / カラー / ステレオ / 16:9/ DCP / 95分
© belly roll film