タゴール国際映画祭 Outstanding Achievement Award 受賞
マドラス・インディペンデント映画祭 11月ベストアニメーション 選出
春空と秋空
2020年12月14日(月)~27日(日)、大須シネマにて上映
INTRODUCTION
ひたすら青い空が ただ胸にささる
家出を決意した少年は、寝ているおじさんの口に、そばにあった帽子を詰め込む。おじさんの激しい咳が聞こえたが、構わず逃げた。少年は何かにとりつかれたように前だけを見て、おじさんから少しでも離れようとひたすら進み続けた。
――それは突然現れた。
そこにあることが当たり前であるかのように。
タゴール国際映画祭で Outstanding Achievement Award を受賞した完全個人制作 短編アニメーション映画
美術や音楽、文学、映像制作を独学で学び、創作活動を続けている村松大翔思監督の二作目となる短編アニメーション映画『春空と秋空』が、12月14日(月)より大須シネマで上映される。
村松監督がストーリー、映像、音楽の全てを単独で制作した同作は、文学とアニメーション、水彩画とデジタルなど、相反する表現技法の共存といった実験的なアプローチなどが評価され、インドのタゴール国際映画祭で Outstanding Achievement Awardを受賞した注目作だ。村松監督が作詞・作曲・編曲を手がける主題歌は、本年度Vsingerとしてデビューして人気を博す ViANKiE が歌唱を担当、リリカルな映像世界を盛り上げている。
12月14日から~27日(12/20を除く)までの大須シネマでの上映期間中は、本作『春空と秋空』と併せて、村松監督の前作『思い出をはこぶ歌』も同時上映される。料金は700円と手頃な金額なので、名古屋周辺にお住まいの人はぜひ劇場まで足を運んでみて欲しい。
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