『猫が行方不明』『スパニッシュ・アパートメント』の
セドリック・クラピッシュ監督最新作
アナ・ジラルド&フランソワ・シヴィル競演
パリのどこかで、あなたと
こんな時代だからこそ、人の温もりを感じたい。
パリに暮らす不器用な男女の出会いを描くフレンチ・ラブストーリー!
2020年12月11日(金)より、YEBISU GARDEN CINEMA、
新宿シネマカリテ、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、
kino cinéma横浜みなとみらい ほか全国順次公開!
誰かと繋がっていたい。でも、どうしたらいいのかわからない。
運命の出会いはきっとあなたのそばにある。
『スパニッシュ・アパートメント 』(01)や『おかえり、ブルゴーニュへ 』(17)など、都会や田舎を舞台にごくありふれた人々とその日常を映し出してきた現代フランス映画界を代表するセドリック・クラピッシュ監督の最新作『パリのど
こかで、あなたと』が、2020年12⽉11⽇(⾦)より全国順次公開される。
本作は、SNSでは埋められない孤独や仕事に対する不安を抱える男⼥が、葛藤しながらも過去を受け入れ前進する姿を描いた物語。都会に暮らす大人たちが抱える悩みや寂しさを、パリを舞台に不器⽤に生きる2人の男⼥を通して丁寧に映し出している。
パリの隣り合うアパートメントでひとり暮らしをしている30歳のメラニーとレミー。がんの免疫治療の研究者として働くメラニーは、元恋⼈との恋愛を引きずりながらも仕事に追われる⽇々を過ごしていた。⼀方、倉庫で働くレミーは、同僚が解雇されるも⾃分だけ昇進することへの罪悪感とストレスを抱えていた。その影響から、メラニーはいくら寝ても寝足りない過眠症に、レミーは眠れない不眠症に苦しむ⽇々が続き、2⼈はそれぞれセラピーに通い始める。
そんな中、友⼈からマッチングアプリを勧められたメラニーは、出会った男性たちと⼀夜限りの関係を繰り返していたが、過去の失恋で空いた⼼の⽳を埋められずに思い悩む。かたや、元同僚への罪悪感を抱えながら孤独な⽇々を送るレミーは、職場で出会った⼥性とデートをするも、うまく距離を縮めることができない。
都会の喧騒の中で、同じ電⾞に乗り、同じ店で買い物をして、同じように孤独を埋められない2⼈は、道ですれ違うことはあっても知り合うことはない。世界で最も美しい街・パリに住む2⼈の⼈⽣が交わることはあるのか︖ そして、その出会いは2⼈の⼈⽣を変えるものとなるのか︖
主演を務めるのは、フランスの映画・テレビ・演劇界で活躍するアナ・ジラルド。マッチングアプリで⼀夜限りの恋を繰り返すも、ありのままの⾃分をさらけ出すことができずに悩む⼥性メラニーを繊細に表現してみせた。さらに、第72回カンヌ国際映画祭で将来の活躍が期待される若⼿俳優に贈られるショパール・トロフィーを受賞し、フランスでいま⼈気急上昇中のフランソワ・シヴィルが、仕事に悩みやストレスを抱えながらも前向きに⽣きようともがく男性レミーを演じている。
- 都会には人が溢れてるのに、どうしてこんなにも孤独で、不安で、寂しいんだろう。
SNSで人と簡単に繋がれても、本当の意味で通じ合える人はほんの一握り。
多くの共通点を持ち日々すれ違いながらもなかなか出会わない二人にやきもき。
でも、勇気を持って一歩踏み出せば思いがけなく幸運な出会いが待っている。
この街のどこかに、私にとってのその人が働いている、そう思うと少し⼼が温かくなった。 ――宇垣美⾥(フリーアナウンサー) - とても良かったです。
パリに生きる、寂しさを抱えた2人の男⼥、それぞれの生活。
とても個人的で、大げさな話ではまったくないのに、なんでこんなに胸を打つのか。
現代を生きるということは、孤独と向き合うことにほかならない。
その、苦しくて逃げられない難しい命題を、この作品は、ユーモラスで、新しく、誰しも共感できる物語として⾒せてくれる。
これは素晴らしいロマンティック・コメディだと思います。しかも、その相手は、他ならぬ「自分自身」です。 ――佐久間宣⾏(テレビ東京制作局プロデューサー) - メランコリックでブルー、内省的な二人はなかなか出会えない。
でも人と人とを結びつけるのはインターネットでも、奇跡でもない。
二人が出会うまでの道筋には人生の喜びや悲しみ、成⻑がある。
クラピッシュらしいロマンスの祝福であり、人生讃歌でもある。
――山崎まどか(コラムニスト) - パリの片隅で生きる平凡な男⼥の、小さな物語が、こんなにも⼼を暖かいもので満たしてくれるとは。 人との繋がりがかつてないほど愛おしく感じられる、このコロナ禍の時代に、なおさら胸に響く映画だ。 自分を愛せない人、本当の自分を⾒せるのが怖い人、どこにいても孤独を感じてしまう人、 そんなすべての“はぐれ者たち”を、優しく癒してくれる。 ――佐藤久理子(文化ジャーナリスト)
- 自分が自分でいるために。自信を取り戻すために。
静かに寄り添ってくれるセラピーみたいな映画。
人は出会うべきタイミングで、その相手に出逢えると――。
一歩も進んでいないと思っていた人生は、静かに動いていると――。
未来が不透明で。ストレスに浸かった日常の中、2人の男⼥が糸電話みたいな親密さで伝えてくれるせいいっぱいの“大丈夫”。 不安も孤独も。今は、抱きしめていていいのかも。たとえば今が辛くても、訪れる未来を肯定してくれる人間賛歌。
――東紗友美(映画ソムリエ) - クスクス笑えて、ほろりもキュンも詰まった
大人のラブコメディに、優しい気持ちにさせてもらった。
満たされない⼼を抱え、隣り合うアパルトマンからサクレ・クール寺院を眺めているまだ他人でしかない隣人たち。
探しものは意外と近くにあるかもよ、とそっと背中を押したくなり、気付けば自分が励まされているようだった。 ――パリュスあや子(作家)
出演:アナ・ジラルド、フランソワ・シヴィル ほか
提供:⽊下グループ 配給:シネメディア
2019年/フランス/111分/原題:Deux Moi/英題:Someone, Somewhere
© 2019 / CE QUI ME MEUT MOTION PICTURE - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINEMA
2020年12月11日(金)より、YEBISU GARDEN CINEMA、
新宿シネマカリテ、kino cinéma立川髙島屋S.C.館、
kino cinéma横浜みなとみらい ほか全国順次公開!
- 監督:セドリック・クラピッシュ
- 出演:ロマン・デュリス, オドレイ・トトゥ, セシル・ドゥ・フランス, ケリー・ライリー
- 発売日:2015/6/2
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- 監督:セドリック・クラピッシュ
- 出演:ギャランス・クラヴェル, ジヌディーヌ・スアレム, オリヴィエ・ピー, ルネ・ル・カルム
- 発売日:2020/3/27
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