道に迷ったら、映画に寄り道を。
2026年1月9日(金)~1月22日(木)まで東京・キネカ大森にて開催
迷いの途中で出会う、いくつかの人生のかたち。
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』『わたしは、ダニエル・ブレイク』を含む 4 作品を一挙上映!
新しい一年の始まりに、誰もが少しだけ不安を抱える季節。家族や仕事、社会との関わりの中でしばし道に迷う瞬間があるかもしれない。そんな人生の中で立ち止まる人々の姿を、さまざまな角度から描いた4作品がキネカ大森にて2週間限定で上映される。
この度上映されるのは、複雑な社会制度により必要な援助を得ることができない貧しい状況なかでも、周囲の人々に寄り添い生きていく、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞のケン・ローチ監督作品『わたしは、ダニエル・ブレイク』(17)。時代の波に翻弄されながらも、子供たちのために必死に働く夫婦と残された子供たちの姿を描いたケン・ローチ監督作品『家族を想うとき』(19)。インチキな手紙をきっかけに、疎遠になっていた頑固な父親と中年の息子が旅に出ることでつながりを深めていくロードムービー、アカデミー賞主要6部門ノミネートの『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』(14)。人間を超えた「存在」の目線から、崩壊寸前のある家族を見つめる、映画全編が幽霊目線のスティーブン・ソダーバーグ監督作品『プレゼンス 存在』(25)、の4作品だ。
人生に迷ったとき、行き先を見失ってしまったとき、一度立ち止まり劇場へ足を運び、映画に寄り道してみてはいかがだろうか。スクリーンの中の誰かの“迷い”が、自分の背中をそっと押してくれる、そんなきっかけを与えてくれるかもしれない。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』
監督:ケン・ローチ 脚本:ポール・ラヴァティ 出演:デイヴ・ジョーンズ、ヘイリー・スクワイアース ほか
2016年/イギリス、フランス、ベルギー/英語/100分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/原題:I, Daniel Blake/日本語字幕:石田泰子
提供:バップ、ロングライド 配給・宣伝:ロングライド
©Sixteen Tyne Limited, Why Not Productions, Wild Bunch, Les Films du Fleuve,British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2016
人生は変えられる。隣の誰かを助けるだけで。
名匠ケン・ローチが<今、だからこそ>全世界に伝えたいメッセージ
イギリス北東部ニューカッスルで大工として働く59歳のダニエル・ブレイクは、心臓の病を患い医者から仕事を止められる。国の援助を受けようとするが、複雑な制度が立ちふさがり必要な援助を受けることが出来ない。悪戦苦闘するダニエルだったが、シングルマザーのケイティと二人の子供の家族を助けたことから、交流が生まれる。貧しいなかでも、寄り添い合い絆を深めていくダニエルとケイティたち。しかし、厳しい現実が彼らを次第に追いつめていく。
『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
監督:アレクサンダー・ペイン 出演:ブルース・ダーン、ウィル・フォーテ、ジューン・スキッブ
013年/アメリカ/115分/英語/シネマスコープ/B&W/ドルビー・デジタル/原題:NEBRASKA/日本語字幕:丸山垂穂 提供:東宝、ロングライド 配給:ロングライド ©2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
回り道がもたらした人生最高の当たりくじ
“モンタナ州のウッドロウ・グラント様 我々は貴殿に100万ドルをお支払い致します” 誰が見ても古典的でインチキな手紙をすっかり信じてしまったウディは、はるか遠く離れたネブラスカまで歩いてでも賞金を取りに行くと言ってきかない。大酒飲みで頑固なウディとは距離を置いていた息子のデイビッドだが、そんな父親を見兼ねて骨折り損だと分かりながらも、彼を車に乗せて4州にわたる旅へ出る。途中に立ち寄ったウディの故郷でデイビッドは想像もしなかった両親の過去と出会うのだが……。
『家族を想うとき』
監督:ケン・ローチ 脚本:ポール・ラヴァティ
出演:クリス・ヒッチェン、デビー・ハニーウッド、リス・ストーン、ケイティ・プロクター
2019年/イギリス・フランス・ベルギー/英語/100分/アメリカンビスタ/カラー/5.1ch/原題:Sorry We Missed You/日本語字幕:石田泰子
提供:バップ、ロングライド 配給:ロングライド
©Sixteen SWMY Limited, Why Not Productions, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2019
第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門作品
カンヌ国際映画祭パルムドール受賞『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督最新作
photo: Joss Barratt, Sixteen Films 20192016 年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞した『わたし は、ダニエル・ブレイク』を最後に、映画界からの引退を表明していたイギリ スを代表する名匠ケン・ローチ監督。グローバル経済が加速する中で、変わっていく“人々の働き方”。監督が引退宣言を撤回してまで、本作『家族を想うとき』で描きたかったのは、時代の波に翻弄される「現代の家族の姿」だ。
『プレゼンス 存在』
監督:スティーヴン・ソダーバーグ 脚本:デヴィッド・コープ
出演:ルーシー・リュー、クリス・サリヴァン、カリーナ・リャン、エディ・メデイ、ウェスト・マルホランド
2024 | アメリカ | 84分 | 英語 | カラー | 1.78ビスタ | 音声5.1ch | 原題 PRESENCE
字幕翻訳:中沢志乃 協力:アマイプロダクション 配給:ロングライド PG12
©2024 The Spectral Spirit Company. All Rights Reserved.
本作の全編【幽霊目線】という画期的なアイデアは「もし私がその“存在”なら何を見るだろう?」と考えた監督自身によるもの。撮影も監督本人が担当し、カメラは幽霊が自分の不安により震えながら歩き周り、家族の悲劇に驚き、苦悩する目線で動き回る。観客はいつしか「それ」に引き込まれ、幽霊と一体化してしまう!
2026年1月9日(金)~1月22日(木)まで東京・キネカ大森にて開催
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