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ミトン+こねこのミーシャ

願い続ければきっと奇跡はおこる
ロシアから届いたぎゅっと抱きしめたくなる珠玉の短編一挙公開!

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2013年12月21日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて
モーニング&レイトロードショー

INTRODUCTION

抱きしめたくなる愛らしさ

どうしても子犬が飼いたいのにママに許してもらえないアーニャ、住む家がなくなってしまったこねこのミーシャ、パパからの手紙が途絶えて心配そうなママを気遣う僕、家を飛び出してしまった孫を探してあたふたするおじいさん。登場人物はみんなちょっと悲しかったり、困ったりしています。誰でも体験する日常の出来事のちょっとした感情が小さな宇宙の中で展開していきます。思わず主人公に手をさしだしたくなる、そして心がぽかぽかしてくるあたたかいお話の数々です。

芸術性の高いロシア・アニメーション

2014年にソチ五輪を控え、注目の高まるロシア。2012年に100周年を迎えたロシア・アニメーションの歴史の中でも、日本人に最もなじみの深い作品のひとつが、愛らしいキャラクターで一躍人気者になった『チェブラーシカ』です。監督のロマン・カチャーノフ監督が没して今年で20年になるのを記念し、あらためてスクリーンで最高傑作『ミトン』に日本初公開の2作品を加え、スクリーンでロシア人形アニメーションの技術力の高さと想像力の豊かさに触れることができます。50年近く前に作られたとは思えない普遍的な物語と繊細な感情表現、キャラクターの愛くるしさは時代を超えてなおも人々をひきつけてやみません。ソ連邦時代の制約の多い時代に、現実に目をそむけることなく、豊かに生きてきた想像力の力。それは時代や国を超えてなお、大きな感動を与えてくれるのです。

独特の世界を作り出すカチャーノフ・チーム

美術監督のレオニード・シュワルツマンはカチャーノフ監督の多くの作品に参加し『チェブラーシカ」』など、ロシア絵画の伝統を踏まえた高い芸術性を持ち合わせたあたたかみのあるキャラクターを生み出しました。またロシア的哀愁にみちた音楽はカチャーノフ作品には欠かせないもので、『ミトン』ではスタジオ付きの作曲家ではなく、流行歌を多く手掛けたことで有名なガマリア・ヴァジームが担当。また『こねこのミーシャ』ではロシア映画界で活躍した、映画音楽の作曲家ミカエル・ジップが手掛けるなど多彩な顔ぶれが参加しています。

上映タイトル一覧

1967年アヌシー国際映画祭グランプリ、1968年モスクワ映画祭銀賞
1972年ヒホン国際児童映画祭グランプリ

『ミトン』『ミトン』( ソ連/1967/10分 )

監督:ロマン・カチャーノフ
脚本:ジャンナ・ヴィッテンソン
美術:レオニード・シュワルツマン
製作:ソユーズ ムルトフィルム・スタジオ

ひとりぼっちの女の子アーニャは、子犬が欲しくてたまらないのに、お母さんは飼うことを許してくれません。ひとり外に出て、手編みのまっ赤なミトンの手袋を子犬にみたてて遊んでいると、不思議なことが……。なんと手袋が本物の子犬になってしまったのです。ミトンと楽しい1日を過ごしたアーニャは、静かに降り始めた雪の中、やさしくミトンを抱きしめるのでした。雪の日に起こった、素敵な奇跡のファンタジー。

『こねこのミーシャ』( ソ連/1963/11分 ) ★日本初公開

『こねこのミーシャ』監督:ロマン・カチャーノフ
脚本:アルカージイ・チューリン
美術:アリーナ・スペーシネワ/ウラジミール・ソボレフ
製作:ソユーズ ムルトフィルム・スタジオ

ある日、かわいいこねこのミーシャが暮らしていた居心地のいい家が取り壊されてしまいます。働きもののショベルカーやローラー車がやってきて。モダンなアパートに建て替わるのです。住む家がなくなってしまったミーシャは、小鳥の兄弟などに出会いながら不安な日々を過ごします。はたしてミーシャはお家を見つけることができるのでしょうか?

『迷子のブヌーチカ』( ソ連/1966/20分 ) ★日本初公開

『迷子のブヌーチカ』監督:ロマン・カチャーノフ
脚本:アナトーリ・ミチャーエフ
美術:レオニード・シュワルツマン
製作:ソユーズ ムルトフィルム・スタジオ

お留守番を頼まれたおじいちゃんが、ちょっと目を離した隙に、いたずら好きな女の子、ブヌーチカがいなくなってしまいました! 露店のおばさん、通りすがりのお兄さん、大きな袋を持った怪しい男に、おまわりさん……いろんな人に出会って、大冒険中のブヌーチカですが、おじいちゃんは心配でたまらず警察に駆け込みます。はたして無事見つけられるでしょうか?

『レター』『レター』( ソ連/1970/10分 )

監督:ロマン・カチャーノフ
脚本:ジャンナ・ヴィッテンソン
美術:レオニード・シュワルツマン
製作:ソユーズ ムルトフィルム・スタジオ

海軍で働くパパからの手紙は、ママと僕の最高の楽しみ。郵便配達のおじさんが来るのを、毎日、今か今かと待ちわびています。でもある日パパから手紙が届かなくなって、ママはすっかり元気をなくしてしまいます。そんなママをなぐさめたくて、僕は窓のベランダを舟にみたててママと一緒に、夜の街に冒険の旅にでます。ファンタジックな表現がおりなす、愛と夢のものがたり。

C R E D I T

協力:ロシア文化フェスティバル組織委員会/ロシア連邦文化省国際アニメーションフィルム協会
配給:モブコ、ポニーキャニオン 宣伝協力:チャイルドフィルム © MITTEN+ PROJECT
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2013年12月21日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷にて
モーニング&レイトロードショー

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2013/12/14/16:55 | トラックバック (0)
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