ロシアアニメ特集3
2020年1月4日(土)~24日(金)まで、ユジク阿佐ヶ谷にて開催
2019年のGW、夏休みに開催されて大好評を博した
ロシアアニメ特集の第3弾!
チェブラーシカアニメーションシリーズ初上映から50周年を記念して、2019年のGW、夏休みに開催されて大好評を博した「ロシアアニメ特集」の第3弾が開催される。今回の特集では、第1弾の人気プログラムのアンコール上映と、チェブラーシカ1~3話の上映に加え、冬休みにぴったりの『ミトン』や『雪の女王』などソ連時代の数々の名作、そして、『フィルムフィルムフィルム』『黄金のカモシカ』など劇場初公開の作品も揃えた、とっておきのプログラムとなっている。
さらに期間中のロビーでは、アニメーション作家・イラストレーターの大桃洋祐さんによる黒板アートの展示や、阿佐ヶ谷にあるロシア雑貨店「パルク」さんによる出張販売、新潟のロシアチョコレート専門店「マツヤ」さんのチョコレート販売などが行われるとのことで、映画を観る前や観た後の気分を盛り上げてくれるはず。ロシアアニメ好きなら2020年の映画初めにいかがだろうか。
一般1,500円 学生1,300円 シニア1,100円 会員1,000円 小・中学生800円 未就学児は500円
★毎週木曜・サービスデーは1,000円!
2020年1月4日(土)~24日(金)まで、ユジク阿佐ヶ谷にて開催
上映タイトル一覧
A ロマン・カチャーノフ監督作品集 (計70分)
ユーリー・ノルシュテイン監督も慕う、人形アニメ界の父的存在
上映日:1月4日(土)、1月8日(水)、1月10日(金)、1月12日(日)、1月13日(月)、1月16日(木)、1月17日(金)、1月18日(土)、1月22日(水)
- クマとマーシェンカ(1960年/19分)
カチャーノフ作品の初期作品。おとぎ話由来の人気作。頭のいい女の子が、機転を利かせ、ピンチを乗り切る冒険の物語です。 - こねこのミーシャ(1963年/11分)
デザインが秀逸な仔猫の物語。ソ連時代の生活の断片が垣間見えるファンタジーです。乗り物の人形アニメが登場する魅力いっぱいの秀作です。 - カエルくんの旅(1964年/9分)
動物がたくさん登場する楽しい作品。デザインが最高に可愛いカエルの冒険譚です。 - ミトン(1967年/10分)
アヌシー国際映画祭グランプリを獲得した世界最高の人形アニメーションの一つと言われています。デザイン、音楽、物語、アニメーション、どれを取っても一流の短編アニメーションです。社会風刺を交え、誰もが感じる幼少期のエピソードを素敵なファンタジーに仕上げています。 - チェブラーシカ 第1話「ワニのゲーナ」(1969年/19分)
チェブラーシカ第1話。謎多きチェブラーシカがロシアのある町にやってくるはじまりの物語です。一人孤独を感じるゲーナの為に、たくさんの友達を作る元祖「友だち作戦」に奮闘するチェブラーシカの物語です。
B ロシアアニメーションの巨匠 傑作選(計70分)
世界のアニメ制作を牽引したソ連時代の珠玉の作品群!
上映日:1月4日(土)、1月6日(月)、1月9日(木)、1月14日(火)、1月16日(木)、1月21日(火)
- ボニファッシーの夏休み(H ヒートルーク監督作/1965年/20分)
ソ連時代に最も評価された監督の一人、ヒートルーク監督の最高傑作の一つ。サーカス団の人気ライオンが長期休暇をもらい、久しぶりに故郷に帰る物語です。 - チェブラーシカ第2話「ピオネールになりたい!」(R カチャーノフ監督作 1971年/20分)
第1作「ワニのゲーナ」の続編として作られた本作で、初めて「チェブラーシカ(原題)」というタイトルが使われました。多くの児童映画祭で受賞歴があり、当時のソ連の日常が楽しく描かれています。 - おかしな名前のこねこ(L アタマーノフ監督作/1976年/10分)
名作「雪の女王(1957)」でタッグを組んだ、監督ーアタマーノフ、美術ーシュワルツマンの二人の可愛らしい人気シリーズ。現代ロシアでも大人気のキャラクターです。親友ガフとシャリクの可愛くて愉快な毎日を描いています。 - 38オウム(I ウフィムツェフ監督作/1976年/8分)
言葉遊びが巧みな児童文学作家グレゴリー・オスターの原作です。個性的過ぎる4人の動物たちが日常で感じる疑問を解決していくお話です。シュワルツマンのキャラクターデザインも相まって、一話で終わるはずが全10話まで制作されました。 - 犬が住んでいました(E ナザーロフ監督作/1982年/11分)
アヌシー国際映画祭の常連だったナザーロフ監督の愛に満ちた傑作短編です。この作品もアヌシーで審査員特別賞を受賞しています。ウクライナ民話を題材に、飼い犬と狼の不思議な友情を情感豊かに描いています。
C 知っておくべきロシアアニメ(72分)
ソ連時代の傑作短編集を集めた豪華ラインナップ
上映日:1月5日(日)、1月7日(火)、1月8日(水)、1月9日(木)、1月11日(土)、1月12日(日)、1月14日(火)、1月15日(水)、1月20日(月)、1月24日(金)
- フィルムフィルムフィルム(H ヒートルーク監督作/1968年/20分)【劇場初公開】
映画愛にあふれた風刺の効いた傑作アニメーション。ウィットに富んだ作風はアメリカ・ニューヨークアニメーション映画祭でも銀賞を受賞しました。ソ連の巨匠エイゼンシュテインがモチーフ題と言われています。 - 黄金のカモシカ(L アタマーノフ監督作/1954年/32分)【劇場初公開】
1954年製作のソ連アニメーション黎明期の傑作です。この成功が長編傑作「雪の女王」へと繋がりました。監督 アタマーノフ、助監督 カチャーノフ、美術監督 シュワルツマンという著名クリエイターが揃った作品となっています。カンヌを始め、たくさんの賞を受賞した評価の高い作品です。 - チェブラーシカ第3話「シャパクリャク」(R カチャーノフ監督作/1974年/20分)
チェブラーシカシリーズの最終話として制作された、もう一人の主人公「シャパクリャク」の名を冠した作品。可愛らしさと社会性が盛り込まれた秀作です。この10年後に第4話が制作されましたが、民主化の波が押し寄せる厳しい時代ということもあり、少し印象の違う作品になっています。
D 影響を与えたロシアアニメ「雪の女王」(65分)
豊かな芸術性と伝統を誇るソビエト・アニメの名作
上映日:1月5日(日)、1月6日(月)、1月7日(火)、1月10日(金)、1月11日(土)、1月13日(月)、1月15日(水)、1月17日(土)、1月19日(日)、1月23日(木)
- 雪の女王(L アタマーノフ監督作/1957年/65分)
ヴェネチア、カンヌ、ロンドン、モスクワと主要な映画祭で最高賞を受賞し、世界中で上映されたソ連時代の傑作長編アニメ。多くの映像クリエイターが影響を受けた映像表現は見るものに感動を与えます。
2020年1月4日(土)~24日(金)まで、ユジク阿佐ヶ谷にて開催
主なキャスト / スタッフ
特集上映情報総合トップページ
- 各シアター情報トップページ
- | ラピュタ阿佐ヶ谷
- | 新文芸坐
- | シネマヴェーラ
- | アテネ・フランセ文化センター
- | 国立映画アーカイブ(元フィルムセンター)
- | 神保町シアター
- | 池袋シネマ・ロサ
- | 上映情報 PickUp