
100年前にエクアドルで絶滅したはずの幻のカカオ「Nacional」が、2007年に突然ペルーで発見され、その謎を追った長編ドキュメンタリー。幻のカカオの謎を解くべく、南米、アメリカ、アフリカと世界中を巡る中で、その裏に隠れていた農家の貧困という社会問題の存在が浮き彫りになっていく。チョコレート専門店「green bean to bar CHOCOLATE」の創業者で、ネイチャー・フォトグラファーでもある安達建之が、制作に4年の歳月をかけて完成させた本作『Taste of nature II 幻のカカオを探して』特別先行試写会に10組20名様をご招待します。※メールでの当選通知となります。

◆会場:二子玉川ライズ スタジオ&ホール ( 東京都世田谷区玉川1-14-1 )
◆『幻のカカオ 試写』(メールでご応募の場合は件名)と、「お名前・年齢・メールアドレス」を明記の上、こちらのアドレスか、メールフォームからご応募下さい。
◆応募締め切り:5月16日(金)応募受付分 ※応募者多数の場合は抽選となります。
註)ご提供いただいた個人情報は、本プレゼント以外の目的では一切使用いたしません。また、個人情報そのものも招待状発送後3ヶ月で破棄します。当選者の発表は招待状の発送をもってかえさせていただきます。なお、当選に関するお問合せへの回答はいたしかねます。予めご了承下さい。
Taste of nature II
幻のカカオを探して
100 年前、エクアドルで絶滅したとされていたカカオ「Nacional(ナショナル)」。
その幻のカカオが突然ペルーで発⾒される。
その謎を追い、1 ⼈の写真家が旅に出た。
南⽶、アメリカ、アフリカと世界中を巡る⻑編ドキュメンタリー。
そして、農家の貧困という社会問題に直⾯する。
これは、チョコレートの話ではない。⼈間の話だ。
2025年公開予定
信じ続けることで、偶然みたいな奇跡があった。
1800 年代後半〜1900 年代のエクアドルは、最⾼級のカカオ「Nacional」の⽣産に⼒を⼊れていた。
フローラルでフルーティーな独特のアロマをもち、希少品種であったことから、ヨーロッパのチョコレート・メーカーがこぞって使⽤し、エクアドルは世界⼀のカカオ⼤国だった。
しかし 100 年ほど前、エクアドルを襲った 2 つの⾵⼟病によって、そのカカオは絶滅する。
ところが 2007 年、 Nacional と全く同じ DNA をもつカカオが、突然ペルーの⼭奥の⼩さな村で発⾒され⼤事件となった。
「green bean to bar CHOCOLATE」代表・安達建之は、幻のカカオの謎を解くためペルーへ向かう。
Nacional を守りたい⼈、使いたい⼈、⼀儲けしたい⼈…。幻のカカオは、⼀体どこにあったのか?
南⽶からアフリカまで赴き、制作に 4 年の歳⽉をかけた⻑編ドキュメンタリーがいよいよ公開します。


安達 建之監督 メッセージ
ペルーで、100 年前に絶滅したはずのカカオが⾒つかった。
偶然の発⾒だったけれど、そこには農村の静かな営みがあった。
最初はカカオを追っていたはずが、気づけば⼈間を追いかけていた。
出会った声、そこにある現実はすぐには変わらない。
それでも⼈はちゃんと⾒ている。
うまくいかない⽇々の中にも、偶然みたいな奇跡は確かにある。
これは、本当にあった奇跡の物語です。
安達 建之(あだち たてゆき)ネイチャー・フォトグラファー / 起業家 / 編集者
1970 年、東京⽣まれ。2001 年に株式会社ロイヤル・アーツを設⽴し、サンフランシスコと東京を拠点に、世界を⾒渡すビジネスを展開。2015 年には「green bean to bar CHOCOLATE」を創業し、クラフトチョコレートの⽂化を⽇本に根づかせた。
アフリカ・アジア・中南⽶など世界各地を訪れ、“世界で最も美しいカカオ”を求めて現地に⾶ぶ。2019 年にはボリビアに研究所を設⽴し、品種保存と発酵技術の⾰新にも取り組む。チョコレートブランドとして国際⼤会で 10 度の⾦賞を受賞。2021 年より「⼤⾃然をテーマにしたネイチャーフォトグラファー」としての活動を本格化。写真集『Into the deep forest(2021)、『Ngorongoro クレーターに⽣きる野⽣の家族』(2022)、『SERENGETI 100 万頭のヌー』(2022)、『LION NIGHT』(2023)、『LION NIGHT -満⽉のREAL-』(2025)を発表。2024 年 1 ⽉、東京⻘⼭スパイラルガーデンで初の写真展を開催し、2025 年6 ⽉にはルーヴル美術館内の装飾芸術美術館で写真展を開催。現在は、⾃らが編集⻑を務める『Uncolored Magazine』を通して、「栄養と好奇⼼があれば、世界はきっとおもしろい。」という思想のもと、⾃然、クラフト、思想、スポーツを横断する創作活動を展開している。
出演者:
クロエ・ドゥートレ・ルーセル(Chloe Doutre Roussel)
カカオの世界のガイド役として世界各国にて活躍している。例えるならば、チョコレートの全てを知り得る、歩く百科事典のような存在。ビーントゥバームーブメントの熱⼼な教育者でもあり、社会的責任を負う農業の形態やカカオ⾖の取引きにおいての活動家でもある。世界中で、カカオの調達、ローストの⽅法、カカオ売買についてのコンサルティングをしたり、ビーントゥバーのセミナーを⾏っている。
前職では、ロンドンでイギリス王室ご⽤達のフォートナムメーソンのバイヤーや、1862 年創業のパリのパティスリー ラデュレの店⻑を経験。チョコレート鑑定についての本、「The Chocolate Connoisseur 」の著作者で、「クロエショコラ」の創始者でもある。
近年では、⽣産から製造まで全てを⾏う、ボリビアのカカオ農家協同組合 El Ceibo にて活動し、彼らにとって初めての、輸出のためのグルメチョコレートを開発した。


お店の紹介
「green bean to bar CHOCOLATE」公式サイト中⽬⿊本店 〒153-0042 東京都⽬⿊区⻘葉台 2-16-11
カカオ⾖の厳選からロースト、粉砕、コンチング、そしてチョコレートに。
全⼯程を⼀貫して⾏うビーントゥバーの専⾨店。中⽬⿊本店、⽇本橋店、京都店、福岡店の 4 店舗を展開。
『The Northwest Chocolate Festival』が主催する、ビーントゥバー業界で世界⼀を決めるアワードで「GOLD」を受賞するなど、世界各国のアワードで受賞経歴を持つ。製品ができるまでのプロセスはすべて店内で、⼿作業により⾏われ、完成までにかかる時間は 45 ⽇以上。また、市場を占める製品と異なり「カカオ⾖とオーガニックシュガーのみ」を原材料に使⽤しているのも特徴。厳選した素材を掛け合わせることで、カカオ本来の⾹りや⾵味を引き⽴たせ、⼝に含んだ瞬間から余韻まで、green bean to bar CHOCOLATE ならではの“チョコレート体験”を提供している。
⽇本橋店 〒103-0022 東京都中央区⽇本橋室町 3-2-1 COREDO 室町テラス 1F
福岡店 〒810-0021 福岡県福岡市中央区今泉 1-19-22 ⻄鉄天神 CLASS 1F
京都店 〒604-8172 京都府京都市中京区烏丸通姉⼩路下ル場之町 586-2 新⾵館 1F
出演:クロエ・ドゥートレ・ルーセル ほか
Story Producer:壽福憲太 Production Manager:中村まりな
Produced by UNCOLORED
2025|⽇本|60 分予定|ドキュメンタリー
配給:UNCOLORED
2025年公開予定
![The Taste of Nature 世界で一番おいしいチョコレートの作り方 [Amazon PrimeVideo]](https://m.media-amazon.com/images/I/81WaEiXA6LL._AC_UL150_QL65_.jpg)
- 監督:長谷川友美
- 出演:安達 建之, 坂本 美雨(ナレーション)
- おすすめ度:
- Amazon PrimeVideo で観る